航空機に使用する液体窒素

質問

米軍の戦闘機などでは、液体窒素を使用すると聞いたことがありますが、本当でしょうか？
もし、本当ならば、これは、何のために使用するのでしょうか？　（ジャイロの冷却とか？）
また、民間の旅客機などでも使用するのでしょうか？　ご教示ください。

回答No.1

funflier · ベストアンサー

恐らくですが、赤外線追尾ミサイルのセンサー感度を上げるために使われる
窒素のことだと思います。これらに記述があります。
http://homepage3.nifty.com/kubota01/navigation.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/R-73
http://ja.wikipedia.org/wiki/AIM-4

ミサイルの赤外線センサー冷却用なので、戦闘機特有の装備となります。
民間機では液体窒素を搭載するというのは聞いたことはありません。
補充時には高圧窒素ボンベからなのでボンベは液体窒素が入っています
が、圧縮されたガスとしての窒素が脚のストラットに（航空機の脚の伸び側は、
自動車の様にスプリングを使わずこれをバネとしています）封入される、
タイヤを充填する（航空機では空気は使いません）、油圧装置のアキュムレーター
（蓄圧装置）に封入する、くらいです。液体としては積んでいません。

機内消火器の気体のものはＣＯ2ですし、エンジン消火はハロン系（ブロモトリフル
オロメタン、CBrF3）なので窒素ではない筈です。

お礼

ありがとうございます。　疑問が氷解しました。