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ドビッシー「月の光」の弾き方
ドビッシーの月の光をピアノで練習していますが、27小節目以降50小節目あたりの、本来であれば月が水面にキラキラゆれる感じの部分が、どうもきれいに弾けません。左手の音が立っていると思って弱く引いてもやはりきれいになりません。この部分の上手な弾き方のコツを教えて頂けませんか?
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あなたの手のサイズ、指の力、レベル、過去のレッスンの質等によって弾き方が全然違いますので、基本的にはレッスンを受けて専門の先生のアドバイスを貰うべきでしょう。その上でヒント: 1)手首を使うこと 2)27、28小節目、ト音譜表、それぞれ最後の「ド♭」を左手で弾く。これによりメロディーがスムーズに流れます。 3)31、32小節目、ヘ音譜表の「シ♭」を右手で弾く 4)35小節目、ト音譜表、最後の「ド♭」を左手で弾く 5)36小節目、ト音譜表、「シ、ナチュラル」を左手で弾く あと、この曲に関しては世界中の校訂版を比較しても、日本の物では安川加寿子先生の校訂版が最も優れている、と私は思いますので参考に見てみてはいかがでしょうか。
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- TANUHACHI
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こんばんは。これはあくまでも素人の感想?ともいえる内容ですのでお気に召さなければ読み捨てるなり削除を求めて下さい。 僕の趣味は書道で、好きな作品は王義之の「蘭亭序」であり、藤原佐理の「離洛状」です。これまで幾度となく臨書しては来ましたが、その時には良い出来映えと感じても、後で見直してみるとアラが目に着いてしまい、まだまだだなと感じつづけてここまで来てしまいました。まだこれからの道のりは遙かに続いています。 もしこの二つの作品の筆跡や筆の運動をコンピュータで完全に解析しえたとしても、オリジナルには適わないでしょう。 なぜこの様なお話しをさせていただいたかと申しますと、質問者様は「本来であれば月が水面にキラキラゆれる感じ」と仰っていますが、実際に「それが季節ならばいつの頃か」「時間ならばいつ頃か」「その月は三日月かそれとも満月か」「月がどの様な色を放っているか」などの具体的なイメージを頭の中に思い浮かべているでしょうか。春の月ならば赤みがかった淡い色、秋から冬にかけてならば青白い冷たさといった具合に異なる表情を見せます。試しに月を眺めてみればおわかりになるかと存じます。また人によっても印象は異なることも確かです。 ドビュッシーの作品が『月の光』と名付けられたのには何か理由があるはずです。それは月が水面に映っている光景でしょうか。それとも水面にキラキラと反射する光景が妖精のダンスの様に感じて作られたのか。もし妖精がダンスを踊っているならば「それを観ている人」は何処にいてそれを見ているのかなどと想像を巡らせる材料は作品に用意されてもいます。質問者様はそうしたドビュッシーからのメッセージに耳を傾けたことがありますか?。そしてこの作品は『ベルガマスク組曲』の一部ですから、作品全体を「通しで聴く」ことも大切です。 「わからなくなったら基本に戻る」これはスポーツ競技の世界で言い古されたことばですが未だに説得力を持っています。 音楽の世界それも演奏者の方々の世界での「基本」は何ですか?。僕は過去の演奏家の優れた演奏を「ひたすら聴く」ことであり、それを通じて原作者と対話する。こんな遊び心も大切です。テクニックだけを比較するならばコンピュータの自動演奏の方が「再現能力」に関しては遙かに優れていますから。
お礼
丁寧なご連絡ありがとうございます。
お礼
早々のご連絡、ありがとうございます。明日からアドバイスに従って練習してみます。