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HPLCで移動相と試料希釈溶媒について
逆相HPLCを用いて分析をこれからやりますが、移動相と試料を溶かす溶媒の間の影響がよく分かりません。試料を注入すると、移動相と一緒に流れるのは試料とその希釈溶媒ですね。それで分析に何か影響を及ぼしますか。御存知の方がいれば教えてください。ちなみに、主に使用する試料は魚油です。 よろしくお願いします。
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- tsu_chan
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回答No.1
こんにちは 極端な話からすると、移動相の極性が高い(水が非常に多い)状態に、極性が低い溶媒に溶解した試料を注入すると、場合によっては、試料が析出或いは不溶解な状態になり、カラム入り口等に詰まることがあります。(そうなると圧力が上昇します。)その後、グラジエント分析であれば、試料が溶解する極性まで移動相の極性が変化すれば溶解→カラム分離→検出されることになりますがアイソメトリックだと詰まったままとなります。 また、そこまで行かなくても、移動相の組成と試料を溶解した溶媒の組成が著しくかわると、分離の再現性が損なわれ、測定結果に影響が出たり、分離に影響が出たりします。これは注入された試料では、試料濃度に比べ溶解した溶媒の方が多く存在するため、部分的に逆相分離の溶剤組成が違ってくるためです。 できれば、移動相の組成と同じ(グラジエント分析なら初期の移動相組成)溶媒に試料を溶解して分析することをお奨めします。
お礼
tsu_chan さん 回答を有難うございました。やはり場合によって影響がありますね。私の実験で用いる移動相と溶媒の間の影響が分析結果で確認しましたが、大丈夫でした。 勉強になりました。今後もよろしくお願いします。