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HPLCのAMOUNTデータのバラツキについて
HPLCでパラベン系防腐剤を分析しています。質問は同じ濃度のパラベン標準溶液を何回連続に注入しているのに(他の分析条件も同じです。)なぜか同じAMOUNTが出ないです。例えば注入した濃度が24μg/MLでしたら、AMOUNTデータは最初は0.1μg,二回目は37μg,三回目は26μg・・・だったりします。この不具合の原因は何でしょうか?未だHPLCは半年ぐらいレベルなので、いろいろ教えていただけますでしょうか? 分析条件:逆相、ODSカラム 流速:1.5ML/MIN 波長:240nm 圧力:8.0~8.1 移動相:アセトニトリル:水=3:7
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自分は有機合成の研究室ですが、HPLCはよく使っています。 測定ごとに誤差が出るのは基本的に人的誤差です。 そうでなければ、カラムやラインに詰まりがあるとかです。 毎回の洗浄はメタノールでしょうか?それとも移動相を流してますか? 洗浄(平衡化)で測定に用いる比率の移動相を流さない場合、ループ内はややこしいことになっています。 サンプルはマイクロシリンジで打ちますが、 注入する前に、ループ内を移動相で置換します。(適当にテルモのシリンジとかで水/アセニトをループの5倍量注入する。)
- c80s3xxx
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> 毎回分析後はインジェクタシリンジの部分を洗浄しています この場合,シリンジじゃなくて,インジェクタ自体が疑わしいですね. 分解掃除が必要かもしれません.摺動部の部品の劣化もありえるでしょう. 毎回分解掃除をするというのもありえないと思うので,まず一度,そこをやってみたらどうですかね.
内部標準入れてそれとの面積比取ってみてください。
- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1634/3294)
カラムの劣化以外だと,ありそうなのはインジェクタ周りですね.#2の方の指摘にもありますが. オートサンプラーなのか,シリンジで手動打ち込みなのか知りませんが,インジェクションバルブとかの劣化も,十分にありえます.
お礼
アドバイスありがとうございました。 インジェクション手動打ち込みです。カラムだけではなく、インジェクタ周りの不具合でもこんな問題が起きますね・・・ それでこの不具合はどんな方法で避けられますか? (なぜなら毎回分析後はインジェクタシリンジの部分を洗浄していますので、なぜこんな問題がおきるか見当がつきません。) 宜しくお願いします。
- DEFS-7
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とあるメーカーのHPLCは、インジェクションのシリンジやバルブ用のリンス液が切れると、サンプルをうまく吸わなくなります。メーカーによって癖が違うと思いますので、問い合わせてください。 ベースラインは安定しているでしょうか。前よりかなり高いなら、検出器のエラーもあり得ます。 後は、少し物性の違う物質を同時に測定できませんか。挙動の違いから、カラムなのかオートサンプラーなのか検出器なのか見当がつくことがあります。まあ、新しいカラムがあるなら、つけて見た方が早いかもしれませんが。
お礼
アドバイスありがとうございます。ベースラインは安定しています。 インジェクションは手動打ち込みですので、うまく吸わなくなった原因はインジェクション周りの問題だと考えています。
- c80s3xxx
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一番ありそうなのは,分析条件が不適当だってことでしょう. カラムが不適切というオチがもっとも疑わしいですね. 逆相カラムって,世の中では気軽に使ってるようですが,結構,製品ごとの癖が違うので,ODSだから何でもいっしょとはいかないことは多々あります.
補足
ご返答ありがとうございました。 以前もこのカラムで分析しましたが、データがちゃんととれていました。 先日、いろいろ移動相を変換したりしましたが、それが原因でしょうか? でも分析する際には以前と同じ分析条件で(移動相も以前と同様)分析しましたが・・・やっぱりカラムの劣化が原因ですか?カラムの他には何か原因ございますか?
お礼
分解掃除は今までしたことがありません。この機会に一回分解掃除をして見ます。ありがとうございました。