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HPLCでの保持時間の予測

HPLCでペプチドの分離を行っています. ペプチドの組成から,保持時間を予測する方法はないでしょうか? 逆相HPLCで,pH2の溶媒を用いています. アミノ酸個々の保持係数は分かるのですが,ペプチドの長さ(主鎖)も影響するので,予測ができません.よろしくお願いします.

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  • iris78
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回答No.2

遅くなってすみません。 個々のアミノ酸とペプチドの保持係数の関係をご覧になったとき 主鎖の長さも関係すると思いますが pHはどのように考慮されましたか? イオン性物質の疎水性はpHによって大きく変わりますよね。 たとえばカルボン酸はpHが高くなると解離して疎水性が下がり アミンは低いpHでプロトンが付いて疎水性が下がります。 pH2のとき、アミノ酸ではプロトンが付加して+になっていたα-アミノ基が ペプチドではアミド結合によって中性になることで 疎水性が上がると思います。 ですから、側鎖の疎水性とペプチドの疎水性の相関を ご覧になってはいかがでしょうか? 具体的には同じアミノ酸のポリぺプチドもしくは、 ブロックした部分の疎水性による影響が出るかもしれませんが α-アミノ基とα-カルボキシル基をブロックしたアミノ酸 の保持時間との関係をみてみるとか。

takakokoreo
質問者

お礼

>遅くなってすみません とんでもないです. ありがとうございます. (以下の保持係数は,すべてpH2.1) ペプチドのN末端のアミノ基の保持係数は「-0.4」,C末端のカルボキシル基の保持係数は「6.9」 という報告があるので,これと,アミノ酸(α-アミノ基とα-カルボキシル基を省いたもの)の保持係数から, ペプチドの,主鎖の影響を除いた保持係数を計算し, この結果と実際のペプチドの保持時間から, 主鎖が位置残基増えるごとに,「3」をたしたら良いとわかりました. すなわち,主鎖1残基あたりの保持係数は「3」だと思います. 実は忙しかったので,この「3」はかなり適当な数字で,もっと考慮しなければいけません. 分かりにくい文でもうしわけありません. (寝不足で頭が回らない・・・・.←言い訳です)

その他の回答 (1)

  • iris78
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回答No.1

見返してみますと10日ほど前に >質問:疎水性度もしくはHPLC Retention coefficientについて >構造が分かっている物質について,疎水性度もしくはRetention >coefficient(保持係数と訳してよろしいのでしょうか?) >を求めるツールなどはないでしょうか? と質問されていますよね。 私は脂溶性logPを求めるのにPallasというソフトを 使っていました。 http://www.infocom.co.jp/bio/products/pallas/pallas.html Pはn-オクタノールと水との間の分配係数だったと思います。 分子のパーツごとの疎水性の和を取るような計算をしていたようですので 主鎖が長くなっても近い値が出てくるのではないかと思います。 このソフトはpKaも求めることができるので 水層が中性でないときのlogP(この場合をlogDと呼んだかもしれません) も計算してくれます。 既知のペプチドでpH=2のときのlogPと保持時間に相関があれば 予測に使えるのではないでしょうか。 logPだけなら化学構造式描画ソフトのChemDraw Ultra 7.0 http://products.cambridgesoft.com/ProdInfo.cfm?pid=235 でも計算してくれるようです。 あまりはっきりしない回答ですみません。

takakokoreo
質問者

お礼

はっきりしないなんて,とんでもありません. ずばり,Pallasのようなソフトを探していました. ありがとうございました. しかし,pallasはかなり高そうなソフトですね・・・・. やはりお金をかけなければ無理なのでしょうか・・・・. とにかく,有力な情報ありがとうございました.

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