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天動説と地動説について

天動説と地動説についての質問です。 なぜ天動説が地動説へ変更を余儀なくされたのでしょうか? また、天動説から地動説への変更が社会に与えた影響などあったら教えてください。

みんなの回答

回答No.8

>なぜ天動説が地動説へ変更を余儀なくされたのでしょうか? 地球が太陽の周りをまわっていると考えた方が,観測事実を説明できることがわかったからです.説明しやすい説は有力になるのです. >また、天動説から地動説への変更が社会に与えた影響などあったら教えてください。 地動説を理論的にも裏付けたのはニュートンの理論でした.太陽系に観測されない惑星の存在を理論計算から予言したりしました.この成功はかなり社会にインパクトを与え,ニュートン力学は絶大な権威をもって現在まで何百年も信じられ続けています.20世紀は科学技術の時代でしたが,建設,飛行機,自動車などの機械文明の基礎にあるのはこのニュートン力学です.地動説で成功したニュートン力学は機械文明でも威力を発揮しました.近代文明はニュートン力学が支えたといっていいくらい影響がありました. ニュートン力学は現在でも有効な理論ですが,太陽系を超えて,宇宙全体の力学や,宇宙の創生までかたることができるためにはニュートン力学をその近似理論として含むアインシュタインの一般相対性理論の登場(1915)が必要でした.実にニュートン力学が生まれて約300年経ってからです.学問としての理論は一般相対性理論はかなり研究されていますが,日常社会への影響となるとまだまだニュートンにかなわないでしょう.

  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.7

>なぜ天動説が地動説へ変更を余儀なくされたのでしょうか? 余儀なく・・・か、どうかは別にして、 天動説が、おかしいと言われた理由は、 ・宇宙の大きさが、とてつもなく大きいと分かったとき、そうすると、遠くの星はとんでもない速さで動いていることになる。 ・惑星の動きを観測していると(何カ月もかけてですが)地球から見てSの字型に運動することがある。これは、今のような太陽を中心とした回転運動なら簡単に説明できるが、地球を中心に運動しているとすると、奇妙な力が働いていることになる。 >天動説から地動説への変更が社会に与えた影響などあったら しいて言えば、惑星の動きが以前よりずっと正確に予想できるようになったので、星占いがしやすくなった。 ぐらいじゃないでしょうか。

  • yama_3781
  • ベストアンサー率16% (2/12)
回答No.6

地動説の方が計算しやすく 大航海時代に正確に船を運航出来たから すなわち大航海時代では天動説より地動説の方がもうかるからです。 儲かった人が教会により多くの浄財を寄進をするので教会も受け入れざるを得ません。 乱暴な言い方ではこんなとこです。

回答No.5

事実は、天動でも地動でもありません。 即ち、太陽が地球の周りを回っているのでもなければ、 地球が太陽の周りを回っているのでもありません。 2つの物体は、双方の重心の周りを互いに回っている に過ぎません。 「天動説」の本質は、太陽の方が圧倒的に大きいので、 地球が太陽の周りを回っているように見える、という 万有引力の法則の適用に過ぎません。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2125/7982)
回答No.4

 天動説から地動説への移行は現在にも通じる問題です。  天動説は非常に難解な理論で、当時の天文学者にとっては権威を見せつけるのに必要なものでした。難しい数学理論を解かなければならない学説だったからです。  それに対して地動説は誰もがわかりやすく、数学的にも比較的単純な理論で解ける学説で、権威付けを必要とする天文学者には地動説は異端でした。  わかりやすく言えば、原子核物理学など、難解な数学理論で解かなければ答えがわからない問題に対して、簡単な計算で解ける全く別の理論が登場したら、物理学者の権威が失墜するのと同じわけです。  中世封建主義時代の権力者にとっては権威が全てという時代には、天動説のような複雑な理論が必要で、それが権威主義に結び付いていたわけですが、封建主義が崩壊を始めて、産業革命や宗教革命、自由主義などの政治・宗教・経済の革命が始めると、多数派に理解しやすい学説が啓蒙に役立つようになり、一般市民に理解しやすい地動説が革命勢力に必要だったというわけでしょう。  同じような経緯は情報革命にも言えます。産業社会では難解で複雑な文章が権威付けに必要とされ、定式を守らない文章で書かれた本は異端として退けられて来ましたが、情報社会になり、インターネットが普及すると、文章が書ければホームページもブログもツイッターも自由に使えるようになり、従来の定式を守らなければ活字に出来ない出版物は衰退を始めています。科学技術のシンボル的存在だったコンピュータも、今では誰もが使える庶民的な機械になりました。  既存の権威が崩壊する変革期には、新しい理論が必要とされます。天動説から地動説へ宇宙観が変わったように、情報社会の現在では、系外惑星の探査が進んだ結果、地球の大きさや軌道が宇宙の標準的な惑星系に適合しないなど、旧来の太陽系形成理論にも疑問の声が出始めています。  現在は政治・経済に限らず、宇宙論にも新しい理論が必要とされる時代のように思えます。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.3

 「コペルニクス的転回」との言辞を先ずはお調べ下さい。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.2

先ず http://ja.wikipedia.org/wiki/地動説 をご覧下さい。さらに突っ込んだ疑問があれば、またどうぞ。

  • itaitatk
  • ベストアンサー率38% (751/1976)
回答No.1

天動説が地動説へ変更を余儀なくされたのでしょうか? ⇒いきなり変更されたわけではありません。一度地動説が定説になったのちに宗教により天動説にもどりました。これが変更されたのは天体の観察によるものです。 天動説から地動説への変更が社会に与えた影響などあったら教えてください。 ⇒これは因果関係が逆です。社会の影響により天動説から地動説への変更されたのです