- ベストアンサー
炭酸マグネシウムの強熱減量について教えてください。
炭酸マグネシウムは高熱を与えることにより減量するそうですが、損失されるのは二酸化炭素でよいのでしょうか? また、この反応を起こす為には何度の熱を与えればよいのですか? あと、加熱された炭酸マグネシウムは反応温度を超えると失われる物質は一気に放出されるのでしょうか? おそらく基礎的な質問だと思いますが、宜しければ教えて下さい。 お願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> 850℃の炉内 たったこれだけの条件では何も考察できませんよ。場合によっては炉ごと爆発するでしょうし,また場合によっては安全に熱分解できるでしょう。No.1 に書いた繰り返しになりますが,すべては条件次第です。ただ水を加熱する場合だって,突沸する場合も穏やかに沸騰する場合もあるのですよ。厳密に考えるなら,例えば試料の量(炉内の体積に対する試料体積の割合)や形状(粒径など),炉の形状や材質(比熱),加熱方式など…,その他諸々の影響を考える必要があるのではないでしょうか? ただ,炭酸マグネシウムおよび酸化マグネシウムの比熱,熱分解反応の反応エンタルピー位は,感覚として最低限知っておく必要があるでしょうね。これらの値は化学便覧(丸善)にあると思いますので,ぜひ,ご自分で調べてください。
その他の回答 (1)
- 38endoh
- ベストアンサー率53% (264/494)
理化学辞典(岩波)に「600℃で MgO と CO2 に分解する」とあります。理化学辞典は高い本ですが,一冊持っておくと色々と重宝しますよ。 > 一気に放出されるのでしょうか? 加熱のさせ方によるでしょう。「水は 100℃を超えると一気に水蒸気になりますか?」みたいな質問と同じです。
補足
色々と助けていただき有難う御座います。 熱分解される構成はわかりました。 次に加熱における不活性ガスの放出についてですが、 炭酸マグネシウムは600℃にて分解されるとの事ですよね? 当方が考えているのは、常温にて待機している試験サンプルを850℃の炉内に投入する方法です。 常温から徐々に加熱する方法とは違い、突発的な加熱になるので持ち得る文献では参考になりません。 このような試験方法にも対応できるような文献が御座いましたら教えて下さい。 お願いします。
補足
いつもご面倒をおかけして申し訳ありません。 実は私の役割上で全ての条件を提示できないのが現状なのです。 もちろん、僅かながらですが化学の知識は持ち合わせておりますので常識を超えるような実験を行うつもりは御座いません。 今回質問させていただいた趣旨は、スポット的に入手できなかった材料の特性などを伺っておりました。 質問をする者としてのマナーを欠いていることをお詫びいたします。 出来れば教えていただいた文献を入手する方向で考えたいと思います。 そのうえで、もう少し調べてみます。 色々と有難う御座いました。