- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムと硫酸マグネシウムの反応について)
炭酸ナトリウムと硫酸マグネシウムの反応について
このQ&Aのポイント
- 炭酸ナトリウムと硫酸マグネシウムの反応について調査します。
- 炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを水に溶かしたものに硫酸マグネシウム水溶液を加えると、沈殿が生じる可能性があります。
- 沈殿が生じなかった場合には加熱を行うことで反応を促進することができます。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、炭酸水素ナトリウムについては、 1) MgSO4 + NaHCO3 → MgCO3↓ + NaHSO4 2) MgSO4 + 2NaHCO3 → MgCO3↓ + Na2SO4 + H2O + CO2↑ という2つの式が書けます。 但し、NaHSO4が生じると液性は酸性になるため、未反応のまま溶けているNaHCO3の分解(NaHCO3+NaHSO4→Na2SO4+H2O+CO2↑)が起きますので、実質的には「2)」に集約されます。 沈澱が生じなかった場合の加熱は、CO2の気化を促すことで、この反応を進みやすくするためでしょう。 (また、マグネシウム塩は温度が上がると溶解度が下がるものが多いことから、沈澱を促進する効果もあると思います) 次に炭酸ナトリウムの場合ですが、この溶液は塩の加水分解によってアルカリ性(恐らくpH10以上)になっているため、 1) MgSO4 + Na2CO3 → MgCO3↓ + Na2SO4 2) MgSO4 + Na2CO3 + H2O → Mg(OH)2↓ + Na2SO4 + CO2↑ といった反応が考えられます。 つまり、この場合は炭酸マグネシウムと水酸化マグネシウムが混ざった沈澱が生じている可能性があるということです。 (すみませんが、どちらが主となるかは私にはわかりません)
お礼
なるほど、その様に反応するのですね! とてもわかり易い回答を有り難うございます!