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炭酸カルシウムの特徴
炭酸カルシウムにしかない特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。 酸性の強い水には溶けるという特徴や加熱後の水溶液が塩基性である、塩酸を加えると炎を消す物質(二酸化炭素かどうかは確認できない)がはっせいするという条件だけで炭酸カルシウムと判断(断定)してしまってよいのでしょうか。 これとこれの特徴があるのは炭酸カルシウムだけであるという、決定的な特徴はありませんか。また、一般的にどのように物質を特定していけばよいのでしょうか。該当する候補が沢山あるように思うのですが、本当にある物質が炭酸カルシウムであるという証明ができるのでしょうか。
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質問されている方がどういう方かが分かりません。どういうレベルの質問かも分かりません。 中学生、高校生、大学生、現場の技術者、・・・ 私はこういうコーナーでの質問は専門的なものを前提にする必要はないと思っています。断りがなければ高校生レベルの回答でいいのではないでしょうか。その意味では「蛍光X線分析」も「フレーム発光」も専門的すぎると思います。 高校生レベルで書きます。 (1)炭酸塩であることの確認 ・・・酸によるCO2の発生 (2)アルカリ金属元素の炭酸塩でないこと ・・・溶解度で確認する (3)Caの確認 ・・・(イ)熱分解生成物の性質の確認 (CaOは無色、強塩基) (ロ)二酸化炭素を含む水にとける(炭酸ストロンチウム、炭酸バリウムは溶けないようです。---東京化学同人「化学辞典」) (ハ)炎色反応によるCaの確認(酸に溶かした水溶液で確認する) (ニ)酸に溶かした溶液に水酸化ナトリウムを加えても沈澱を生じない(アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン以外は全て沈澱を生じる。) 炭酸マグネシウムも二酸化炭素を含む水に溶けるようですが熱分解生成物の性質(MgOは弱塩基)、炎色反応で区別が出来ます。
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フレーム発光で分析したらどうですか。
- MIYD
- ベストアンサー率44% (405/905)
元の試量の由来によりますが、 蛍光X線解析でCaしか検出さるない 燃焼実験でC:O=1:3 H、Nは検出されない あたりで、主成分がCaCO3だと言っても あまり異論は出ないと思います