- ベストアンサー
中国人と契約・取引する際の問題と解決方法
- 中国人と契約・取引する際に起こり得る問題とその解決方法について解説します。
- 日本vs中国での意見の対立や言語の違い、契約書の言語、取り分の配分、知的財産権の問題などが起こる可能性があります。
- 問題解決には相手の文化を尊重し、コミュニケーションや交渉能力の向上、専門家のアドバイスの活用などが重要です。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
十数年前に務めていた会社が中国の役所と共同で新会社を起業することになったのですが、出資率 50:50 の筈が一銭も出してくれず、結局残りの 50% は共同開発先の US 企業が払いました(汗)。 半年後に再び北京に赴いてくだんの役所に行ったところ所長が変わっていて「以前の契約は以前の所長との契約であるから無効だ。もう一度契約し直せ。」と言われて泣く泣く再契約しました・・・またもや US 企業との折半です(滝汗)。 そして中国での Debut を飾るべく 1 台 400 万円の見本用大型機材を持って行ったら今度は機材が返ってきません(爆)。 ちゃんと ATA Carnet 書類を作成して入国し、帰りは単身で帰国するから機材はちゃんと送り返してと念を押して帰国したのに機材は何処へ行ったのやら(汗)・・・。 相手の役人はちゃんと FEDEX で送り返したと言うので FEDEX 北京に国際電話をしたら担当の上司が休暇でいないからまた電話してくれとのこと・・・その後何週間も「上司が休暇」だとか「ブツはここにはない」とか煮え切らない返事ばかりで、明らかに機材は何処かの誰かが隠している様子・・・しかも FEDEX 北京もそのことを知っている様子。 結局、相手の役所に顔が効く高級役人のツテを上海経由で取り付けて 1 年後に取り返しました(笑)。・・・国内大手企業と組んで中国 Debut したこともあって大手企業に迷惑をかけたら大変と気を揉んだものですが、大手企業の機材は一週間ほどの遅れで発送され、新進中小企業であるウチの機材は使い込まれて帰ってきました(汗)。・・・ネジ山が潰れていましたので、蓋を開けられて基盤写真をたくさん撮られただろうとは思いますが、IC Chip や回路破壊には至らずに無事帰ってきました。 私は外国語は英語と僅かばかりの露語しか話せないので英語で通しましたが Boss は広東語も北京語も話せるので向こうの所長や高級官僚とは中国語で会話し、必要とあらば私やウチの会長、US 代表に英語で翻訳していましたし、契約書は中国語と英語で作成しました。・・・中国には様々な国の技術が導入されているので露語が記された電気部品なんか見つけるのが楽しかったものですが(笑)。 機材返還に助力を乞うた高級官僚とは Boss が中国語で渡りを付けてくれたのですが、その後この手の問題に古くから詳しい人と知り合って話を伺ったら「日本も戦後しばらくは US から先端技術見本製品を持ち込むと返さないことが多々あったよ。中国に限らず新興国に先進技術機材を持ち込むとそうなるものさね(笑)」と言われました(汗)。 Business の世界はムカつこうがなんだろうが結果が全てであり、契約不履行だからといって訴えても何の解決にもならないようでは Business 失敗です。・・・目的の結果を得るためには感情はあっちに置いて知恵を絞るのが Business ですので(汗)・・・。 問題解決法は国によって様々ですが、中国の場合はやはり上位の役人に話をつけるのが最も有効な方法ではないかと思います。 勿論、中国に限らず、その手の国でその手の話を付けるにはそのための実弾(汗) が要るのですが、その辺は TPO に応じてムニャムニャです(笑)。
その他の回答 (2)
- 佐藤 志緒(@g4330)
- ベストアンサー率18% (840/4653)
私は今、中国に仕事で来てますが........ 会議は中国語、英語、日本語でします。 その時の参加者によります 契約書は中国語と日本語で作成します 取り分は契約書に記載します 図面の提供範囲も契約書に記載します 紛争の時は契約書に書かれた方法で提訴します 中国で最も困るのは政府、役人です。 人治の国だから法律は行使する人(政府役人)によりどうにでもなります。 企業間の紛争は意外と常識的に解決しますよ、ただし良く監視しないと契約書に書かれてない事で紛争が起きる
取引する際は余計なことを口にしない限りは問題は起きません。問題が起きるのは契約後です。なので利口な人は彼らと契約を決して結んだりはしません。因みに話が反れちゃいますけど裏情報。スペインでは今苦境の最中だというのはご存じですよね。その首都マドリードの企業40%は中国人が経営者です。彼らは外国人を殆ど雇いません。なぜこんなにも増えたのか。それはスペインが『彼ら最初だけはペコペコします。』を知らなかったからです。コピー、いわゆる乗っ取りです。乗っ取られたら最後、手は打てません。その理由も強引に外資として母国中国の法を持ちこむからです。ただ儲かるのも事実ですけど一時的なものです。どうします冒険してみますか?私はそんな度胸はありません。では。
お礼
ありがとうございます。マドリードやばいっすね。