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酸性雨について

私は今酸性雨の調査をしています。 そこで、陽イオン成分についての分析結果から疑問を生じました。 pH別に陽イオン成分(非海塩成分として)の当量濃度の割合を調べたところ、pHが低くなるにつれてCaイオンが低くなりNH4イオンが高くなる傾向を示したのです。 どうやらpHとなんらかの関連性があるようなのですがよく分かりません。CaイオンもNH4イオンもどちらも雨水中では中和作用として働くはずであるはずだと思うのですが・・・また、なんらかの関連性があるとするならばNH4イオンが過去の調査より多くなってしまった背景等も合わせて教えていただければうれしいと思っております。 よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • Ichitsubo
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回答No.2

NH4+イオンは以下の平衡反応を持ちます。    + H+ NH3 →(←) NH4+    (- H+) pHは低いほどH+濃度が高いので反応は右側に進みNH4+イオンが高くなる傾向があるのは必然の結果でしょう。 Ca2+イオン濃度が低くなるのはH+をもたらした酸の共役塩基と反応し不溶成分を形成したのではないでしょうか

fuzita
質問者

補足

以上の平衡の関係とNH4イオンが窒素酸化物と反応しやすい事と何か関係はありますか? また、この傾向から何がわかりますか?

その他の回答 (1)

  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 データや試料採取法の詳細を見ないと何とも言えませんが、仮に何か関係があるとして以下の様な事は考えられるかもしれません。 ●近年の酸性雨は硝酸・亜硝酸根による事が多く、窒素酸化物とアンモニアは結び付きやすいので、空中の硝酸・亜硝酸根は環境中からアンモニアを集めてくる。 http://www.kobelco.co.jp/enviro/kbiz/list/k006.htm ●硝酸・亜硝酸根が沢山ある場所は人間の活動も活発なので、タンパク質分解産物、冷媒その他工業材料としてアンモニアの排出が多い。 ●資料採取時のコンタミネーション。

fuzita
質問者

補足

私が今回雨水を採取した場所としては、東京都の小平市です。 亜硝酸根というものとコンタミネ―ションというものがいまいち分かりませんでした。 また、これらの事項による影響だと断言するにはどのようなデータ(グラフ)をとってどのような傾向が見られればよいかを教えてください。確かに、酸性雨の原因物質の硫酸と硝酸の二成分の当量濃度の経年変化を調べる硝酸イオンにが高めに出ている傾向をしめしておりました。 すいませんが、よろしくお願いします。

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