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アミノ酸:双性イオン
(1)双性イオンについて質問です。 双性イオンというのは正負両方の解離基をもつものであることはわかるのですが、等電になってなくてもいいんですか?(電気的に偏りがあっても双性イオンと呼べるのですか?) (2)酸性アミノ酸と塩基性アミノ酸について質問です。 どちらもpH1付近のときは「陽イオン」、pH13付近のときは「陰イオン」。では、pH7付近のときは何イオンと呼べるのでしょうか?? 「双性イオン」? 「陽イオン」?(塩基性アミノ酸のときは) 「陰イオン」?(酸性アミノ酸のときは) どなたかお手伝い願いますm(__)m
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- nious
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#1ですが、もしかしてあなたの言っている「陽イオン」というのは、 「全体の電荷が正」という事でしょうか。そうだと話は変わってきますよ。 「あるアミノ酸のpH=7の時の全体の電荷は正負のどちらなのか」が知りたいのですか?
- nious
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(1)についてですが、あるアミノ酸の双性イオンというのは、 そのアミノ酸の持ついくつかの「-COOH」の中で、最も酸として強い(Kaが最大)ものと、 「-NH2」の中で、最も塩基として強い(Kbが最大)ものがそれぞれ、 「-COO^-」「-NH3^+」のイオンになっていると考えられるので、電気的には中性になっている筈です。 (2)については、まずどんなpHでも全てが「陽イオン」や「陰イオン」になるという事はなく、 あくまでも混合した状態になっています。pHによってその「比率」が変化する訳です。 酸性アミノ酸の等電点は通常は7より小さいのでpH7では「陰イオンの比率が大きい」という事、 塩基性アミノ酸の等電点は通常は7より大きいのでpH7では「陽イオンの比率が大きい」という事が言えると思います。 特に「何イオン」と呼べる訳ではありません。