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性ホルモンによる性行動とホメオスタシスの関係について
- 性ホルモンによる性行動はホメオスタシスに基づくのかについて、心理学の観点から質問をしています。
- 動物の場合、性行動は性ホルモンによって制御され、ホメオスタシスの働きによるものであるとされます。
- 一方、人間の場合、性行動は性ホルモンの影響だけでなく、魅力的な異性や社会的・文化的な要素にも影響を受けるため、ホメオスタシスにのみ基づくわけではないと考えられます。
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ホメオスタシス(恒常性)は、内部を一定に保とうとする機能ですよね。 マズローの欲求の五段階説で考えてみます。 一番低次の欲求は、生理的欲求です。 生理的欲求は、生きていくための最低限必要な本能的欲求になります。 これが保たれないと、体として恒常性がうまく機能しないレベルです。 人間は、性行動が無いと死ぬのか?と考えますと、それは無いと思います。 生まれた時から、死ぬ寸前まで性欲に囚われるかというと、そうではないからです。 それを考えますと「性的欲求はホメオスタシスに基づかない」になります。 かたや「生理的欲求」は生理的かつ本能的な欲求全般だとすると 性欲は本能としての欲求だからこの中に入ると思えます。 そう捉えた場合「ホメオスタシスにのみ基づくわけではない」となるでしょう。 生理的欲求の中に基本的な生理機能のため(食欲など)の欲求と 集団欲(スキンシップなど)が入ります。 集団欲は、人との何がしかのかかわりです。 性的欲求とは別物であり、人が生きる最低限に追い詰められている時に 性的欲求は必ず出てくる欲求ではありません。 生きる最低限を確保することで、恒常性が保たれる条件がそろいます。 ですから私個人としては「性的欲求はホメオスタシスに基づかない」だと考えます。
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- orrorin
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性行動がホメオスタシスに基づくという場合には、性ホルモンが分泌された状態を解消するために性行動が行われる必要がありますが、そのへんの必然性が飢餓や体温調節に比べて弱いと思われます。 動物にしたって「性行動しないと死ぬ」とか、そういうこともありませんし。 ですから、一般に性的欲求はホメオスタシスで説明されていないように思いますし、私も「基づかない」派です。
お礼
お返事ありがとうございます。 性行動を説明する際はホメオスタシスに基づかないものとするようにします。
お礼
お返事ありがとうございます。 どのように考えるか、ということで変わってきそうですね。 「ホメオスタシスに基づかない」で行こうとおもいます。