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尖閣諸島の自衛隊配備について
- 尖閣諸島の右翼的発言によって注目を浴びている石原東京都知事が、尖閣諸島に自衛隊を配備するよう提案しました。
- 質問者は右翼ではないが、国防に興味があり、自衛隊の実力について疑問を持っています。
- 中国が攻めてきた場合、自衛隊で島を守ることはできるのか不安があります。質問者は犯罪者を置く刑務所の建設を提案しています。
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質問者が選んだベストアンサー
わたしには軍事的知識がほぼないので質問者様の期待にそえませんが、それでもこういう考え方もあると知っていただければ多少ともお役に立てるのでは、と考えました。 尖閣諸島だけでいえばしょせん南の海の無人島(しかも大して広くもない)ですから、攻めること自体は難しくないでしょう。しかし、よほどせっぱ詰まらないかぎり中国は攻めてきたりしないと思いますよ。日本側の挑発に中国国内が収まらなくなりでもすれば別でしょうけど。なによりメンツを守ることに異様にこだわる人たちのようですから。 日本にとって中国は最大の輸出国で、中国にとって日本は最大の輸入国です。この両国が戦火を交えたりしたら、両国のみならず世界経済にとって大打撃です。なにしろ世界第二位と第三位の経済大国なのですから。どちらが勝つかという問題ではありません。 そういう事態は当然、中国だってなんとしても避けたいでしょう。いくらメンツが大事といってもご飯のほうがもっと大事です。国家の存亡にかかわると思えば躊躇しないでしょうが、そこまで状況が逼迫するというのも現状では考えにくいです。 中国にとって真に軍事的脅威となるのは日本の自衛隊ではなく、アメリカ軍です。ロシアでもありません。 ロシアは昔ならいざ知らず、いまは国境紛争も解決していますし、両国のあいだに深刻な対立はありません。むしろ対アメリカで共同歩調をとることも増えている現状からすると、事前の根回しさえすんでいれば中国に敵対しないでしょう。それどころか、日本とのあいだに北方領土という問題をかかえていることを思えば協力さえしかねません。 しかし、これまたよほどのことがないかぎり、ロシアは日中の軍事衝突を抑えるよう動くでしょう。ロシア経済にとっても大打撃ですから。 で、問題のアメリカです。アメリカが中国の進出を好ましく思わないのはまちがいありませんが、日中で戦争になるくらいなら日本に対して尖閣諸島はあきらめるよう圧力をかけてくるのではないでしょうか。 ただ、中国はベトナムやフィリピンとのあいだにも似たような問題をかかえていますから、彼らはこちらへの対処も同時にしなければなりません。逆にいえば、中国はそこまで大規模な攻勢をかけなければ尖閣に手を出せないはずです。 そこまで事態が拡大するなら、アメリカは尖閣だけの問題ではないとして座視するわけにはいきませんね。 ならば紛争は米中の全面的な衝突、つまり世界戦争になります。 当然のごとくアメリカはそんな事態を避けるべく必死の努力をします。戦後のアメリカは世界の各地で軍事行動をくり返してきましたが、中国ほどの強敵と正面から衝突することはありませんでした。国家の存亡がかかった戦争になりますから。 これは中国にとってもまったく同様です。というか、中国のほうが切実でしょう。 なんてことを考えると、将来的に国際環境が劇的に変わるとか、日本側がよほどひどい挑発でもしないかぎり、あるいは予測不能な突発的事件でもないかぎり、中国は当面現状の維持を望むと思われます。 じつはこの現状維持で一番得をするのはアメリカです。 アメリカは中国の軍事力を脅威に思っていますが、日本の軍事大国化も望んでいません。日本の軍事力はあくまでも米軍の補完戦力として期待しているのであって、アメリカのコントロールを外れて行動するような軍隊や政府はいらないと思っているでしょう。 アメリカは先の経済に対する影響も合わせて日中の軍事衝突は避けたいところですが、同時にこの紛争が解決して日中が仲良くなられるのも困ります。アメリカにとって日中が手をたずさえてアメリカに対抗するなど、悪夢でしかないでしょう。 ということは、現状の日本と中国が決定的に対立することはないけど仲良くもなれない状態というのは、じつにアメリカにとって都合が良いわけです。ですから、尖閣諸島をめぐる対立はエスカレーションすることもなければ解決することもなく、いまのまま続いてくれればと願っているはずです。 結局、いまの時点で尖閣諸島をめぐって軍事的に対決するのはだれにとっても得になりません。 自衛隊を置くことで対立がエスカレーションしない、と事前に中国と話がつけられるならこれは有りだと思いますが、そうでないなら挑発、嫌がらせとしか受け止められないでしょう。日本にはまさにそれを望む人たちがいますが、日本国の存亡をかけて戦うつもりがないなら、ただの子どもっぽいうっぷん晴らしにしかなりません。 中国政府は国内向けにも尖閣に対する強硬姿勢を崩せませんが、エスカレーションを望んでいないのもたしかだと思いますので、わが国としては話をつづけるしかありません。中国国内の跳ね返りを抑えられるのも中国政府しかできないことでもありますし。 目下の対立に関するかぎり、日本は主張を変えずに交渉を続けることが抑止力になるのだと思います。 わたしとしても現状維持はうんざりするし、正直頭にくることもありますが、現実の世界はそういうものだと受け入れて、この厄介な隣人とつき合っていくしかないのだと考えます。そして、両国の世論がもう少し友好的になるなら、あるいは尖閣問題を解決しよう(相手をやっつけるのではなく)という気運が高まれば、そのとき初めてまともな解決策を探れるのではないでしょうか。 長文失礼しました。
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- nishikasai
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日中戦争は起こりません。 その根拠。 1.中国はアジアの大国、そして世界の大国を目指している。戦争で得るものはなく、失うものは測り知れない。戦争というのは後進国がするものです。またはアメリカのように圧倒的に強い国がイラクのような弱者に対して行なうものです。日本はかなり強いです。大戦争になります。 2.中国人は臆病で計算高い。第二次大戦でも中国人は弱かった。ほとんど戦わず逃げました。国のために命を賭けて国土を守るという責任感がないんです。彼らは列を作ることを知りません。無秩序です。戦争になったとたんに秩序を守るようになれますか? いいえ、変わりません。 3.ただし、尖閣限定の戦闘は起こり得ます。そしてその戦闘には日本軍が勝利します。その根拠。 (1) 中国が強いのは陸軍です。海軍と空軍は大したことない。海軍は日本が上です。 (2) 士気が違う。中国は石油があると知ったとたん領有を言いだした。つまり欲得がらみです。一方、日本は実効支配をしており、固有の領土ということで、士気が高い。士気は大事です。中国軍は戦闘で一隻沈められるだけで戦意を消失して逃げ帰ります。日本軍はおぼれている中国軍将兵を救い、なるべくその後の関係を良好に保ちます。そして尖閣の問題はなくなり日本の領土が確定します。
お礼
ありがとうございました。
- wellow
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>日本は徴兵制がないですから、 >拳銃を持たされても撃てない人ばっかりじゃないですか。 試行錯誤して撃てても、残弾数は把握していないし、弾の威力も分ってないし、撃った後の基本的な整備もできないし、何より恐ろしさが分っていないので、家族友人に銃口を向けますね。 >そういう事実を考えると、 >尖閣あたりの紛争地帯には、 >一般人を置いておいた方がいいと思いました。 拳銃を与えたとしても使い方が分らないような人を置いて、見殺しにしろ、と? 外国の武装勢力に対抗するのは、まずは警察力(警察官、海保)、ついで軍事力(自衛隊)ですよ。 仮に尖閣諸島に50万人規模の民間人が居住していたとしましょう。警察官は平均で言えば1100人いります。あの面積では成立しません。ならば無理に移住させるよりは軍人を交代で駐留させる方が現実的です。 あなたが自衛隊員を大事に思う気持ちは分りましたが、自衛隊員が国民を守ることができないという状態は、特殊な職務能力を持ち、自覚のある彼らに対して可哀相なことだと思いませんか? 我々にできることは彼らに期待し、また彼らを無駄に使うことのないように政治に関与することでしょう。
もう少しお礼を書いたほうがいいと思いますよ。 何であれ貴方の質問や意見を読んでくださりそしていくら暇だからといっても時間を割いて回答を寄せてくれたのですから。 さて今回の質問はちょっとレベルが低いように思います。 ロシア軍と日本軍とどっちが強いかなんて、だったら日本軍と北朝鮮軍どっちが強いですか、北朝鮮軍はむちゃくちゃします、原発にミサイル撃ったり核ミサイルも持ってます、北朝鮮軍が強いですか?。 何を比較して強い弱いというか比較のしようがありません。 軍隊は弱くてもベトナムなんか人力でアメリカに勝ちました。 強いか弱いかはそんなに単純ではありません。国力にもよるし最も大切なのは意欲(ヤル気)だと思います。 でも強いからどうのとかいう問題ではないでしょう、だって弱肉強食ではないでしょうし、弱い国はすぐ侵略されますか? それならこぞって核武装するでしょうね。 現実問題として小競り合いはあるでしょうし、それが全面戦争には発展しません。 かっての中ソ紛争でもそうでした。 小競り合いを恐れていては相手につけこまれるだけです。 全面戦争にはならないんだからどんどんやればいいんですよ
お礼
回答者の皆さんを暇人といっちゃうのはあまりにも失礼だと思いますよ。 全面戦争にならないなら余計に危険だと思うのですよ。 あの島だけの取り合いならやっぱり中国に軍配が上がるんじゃないかと思ったんです。
- wellow
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町外れにある家の防犯のために、人感センサ付きサーチライトと、監視カメラを設置しました。ついでに警備会社と契約して、その会社のステッカーを貼りました。 これにより泥棒、空き巣、押込み強盗の類が来ないことを保障する人はいません。ただし、泥棒、空き巣、押込み強盗の類は警戒するでしょうし、第一目標に設定することもないでしょう。 でも、一向に光らないサーチライト、手作り感丸出しのダミーカメラ、パロディじゃないかとしか思えない警備会社のステッカー(例えば、「セニム」とか)が貼ってある場合はどうでしょう。時々パトカーが通りかかる程度で、不審者がいても職質しない、職質して怪しくても無条件解放するような場合はどうでしょう。襲撃対象になりやすいですよね。 ちょっと手を出すのは止めておこうかなと思わせることが大事です。 ロシア軍だろうが中国軍だろうが、東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、新潟、広島、福岡、那覇のレベルの都市に攻め入れば国連安保理は大紛糾になります。第三次世界大戦になりかねません。 でも、尖閣諸島のような僻地で紛争になっても、進め方をうまくやれば地域紛争で済ませることは可能です。時代などの背景もありますが、モンゴル自治区、ウィグル、チベットの収奪はこのような手段で行われています。 日本の軍がいる、手を出すとこっちにも軍事的にも政治的にも国際的にも被害が及ぶ、もしかしたら米軍が出てくるかもしれない、そうなれば米中戦争になるかもしれないと相手が考えるならば抑止力でしょう。 ちなみに同盟軍としても米軍は、自国、自国民を守らない国軍に政治的な建前として協力しても、それ以上に協力姿勢を示すことはありません。安保条約では即時に無制限の対応をするとは定められていません。国務省の考えもありますが、紛争時には軍の意見も大きなウェイトを持ちます。 >自衛隊を常駐させるということは、攻められたら島を死守せよ、命を賭けよ、 >ということだと思うのですが、 >本当に自衛隊で守れますか。 最悪、戦死(公用死)します。でも、戦死するために展開するのではないので、海空の連携、米海軍、米海兵隊、米空軍と連携するでしょう。 >もし中国が本気で取りに来たらどうするんですか。 >大丈夫ですか。 本気で来たら、中国の国防はあちこち穴だらけになります。そんなチャンスはロシアもベトナムもフィリピンも逃しません。 >たぶんですけど、 >大丈夫絶対中国は取りに来ない。 >とか、 軍事的、政治的には、この21世紀になっても19世紀の帝国覇権主義を持つ中国その他は、攻めて来るだろうと想定して考えます。中国、韓国、北朝鮮、ロシアは要注意でしょう。 >アメリカがいるから大丈夫。 >とか、 米国も日中紛争なんて望んでいません。でも、完全に中国に非があり、これを放置すれば第二、第三の紛争を起こすと判断すれば、日米安保をてこに行動するでしょう。 支援しないと他国との同盟にヒビが入る、放置すれば中国の覇権行動がエスカレートするという場合です。その点で、日本はうまくやる必要があります。米国の反応を見ながら自ら国防意識があることを表明するのは、最も良い方法でしょう。 >絶対に攻めてこないという根拠はなんですか。 そんな人はいません。 >自衛隊員って非常になり手の少ない貴重な人たちじゃないですか。 >そんな人たちを死地に赴かせるのはかわいそうだと思います。 近代戦ですから、徴用したってすぐに兵器が使える訳ではない。よって訓練された自衛隊員は有能で重要な人員です。ただし、侵攻されている状況で、その兵器が使える人員を後生大事に取っておいて物事を放置することは最もおろかなことです。自衛隊員だってそれは望まないでしょう。
お礼
日本は徴兵制がないですから、 拳銃を持たされても撃てない人ばっかりじゃないですか。 そういう事実を考えると、 尖閣あたりの紛争地帯には、 一般人を置いておいた方がいいと思いました。
- あずき なな(@azuki-7)
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自衛隊は軍事攻撃受けたら 戦わないといけませんよ それが たとえ本土だろうと 南鳥島だろうと 日本であればね 彼らもそれくらいの覚悟で入隊してます
お礼
やっぱり自衛隊の方々は偉いですね。 でもやっぱり自衛隊の方々の命は、 ほかの一般人より重いと思ったのです。
- あずき なな(@azuki-7)
- ベストアンサー率16% (1961/11742)
大丈夫 日本の軍事力は世界2位です 非核国ではダントツ1位です
お礼
ありがとうございます。 そこなんですよ。 いざというときに核を使えない。 これは本当に残念ですけど、致命的です。
- rikukoro2
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中国軍は敵国が(陸続きという条件なら)最強です。 ただ空軍と海軍をみてみると・・・ まず空軍 空母はあるけど肝心の艦載機が十分ではない。 (離陸は可能だが着艦には疑問) 中国の実力として作戦機約1950機。 このうち、数における主力は、中国がMiG-21を国産化したJ-7、およびこれをベースに開発した拡大改良版のJ-8II、またSu-27、さらに旧式のQ-5 自衛隊のF-15Jの対抗となると・・・ロシアのSu-27の自国生産であるJ-11もしくはたマルチロール型のSu-30MKKの合計約250機 日本のF-15Jは213機だから・・・若干日本が不利。ただ中国はVSインド圏防備の為の配備を0にはできませんのでほぼ互角 海上だと駆逐艦29隻、フリゲート45隻、弾道ミサイル搭載原子力潜水艦3隻(夏級を1隻と晋級を2隻)、攻撃型原子力潜水艦の漢級を3隻(稼働するのは2隻のみ)。 商型原子力潜水艦を2隻、通常動力型潜水艦61隻(うち30隻以上は旧式化したロメオ級、明型、宋型) ただ最新型である江凱型フリゲートなどまだ配備数は少ない、ただ数は多い。 現時点では尖閣あたりの海上戦闘なら互角じゃないでしょうか? >アメリカがへんぴな島を守るためだけに戦ってくれるんですか。 これは米国の威信がかかってます。 特に今は米国大統領選挙直前です。もし尖閣を見捨てれば大統領の支持率はがた落ちです。米国民は自国の威信をけがされるのをよしとしません
お礼
アメリカが本気になってくれる保証があるなら安心ですね。 そのために金をたくさん使ってるんですからね。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
”絶対に攻めてこないという根拠はなんですか” ↑ 絶対に、なんて根拠はないですよ。 そもそも日本にはろくな情報機関がありませんから 中国がどう出るか、なんて判りません。 米国は、まず出ないでしょう。 北方領土でも、竹島でも、米国は動きませんでした。 ”本当に攻めてこないというなら、 自衛隊じゃなくて、死んでもいいような犯罪者とかを 置いといた方がいいんじゃないですか” ↑ 自衛隊だから、中国も責めるには、それなりの 覚悟が要求されます。 犯罪者だったら、そんな覚悟は要求されませんから 本当に攻め込んでくるかも知れません。
お礼
なるほど僕の考えとは逆なんですね。 勉強になります。
- atatatstata
- ベストアンサー率8% (14/168)
素晴らしい! 貴殿にお国をお任せしたい。 次期衆院議員選挙には御出馬下さいますよう、御願い申し奉ります。
お礼
出馬したいのはやまやまですが、 この国はお金のない人は議員になれません。 本当に残念ですが、 僕はお金がないのです。 出資していただけるなら考えてみたいと思います。
お礼
ありがとうございました。