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地下鉄の寿命
東京は網の目のように地下鉄網が張り巡らされていますが、地下鉄の 構造物(駅舎やトンネル)にも寿命があるのでしょうか。丸の内線は 地上部分もあり、掘削部分も浅いので、乗っていても心配ないのですが、 大江戸線はトンネル部も狭く、もっとも深い地下鉄のひとつなので、 不安です。寿命があるのなら、原発ではないのですが、トンネル部分の 埋め立て処理とか、どうするんでしょう。
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人工的な構造物の寿命は木が虫食いと有機的な腐敗、金属が化学的な反応的変化(腐食、錆)により強度を減らすというのがほとんどだと思います。セメント材料はうまく使えば古代ローマの建築物のように何千年も持つことがわかっています。最近のインフラ構築物の寿命はコンクリートの内部の鉄骨の腐食が大きな問題であり、地下鉄ではむしろ地上での構築物(の橋脚や梁など)の更新が最初に問題になるでしょう。トンネル本体は地震などにも強いとされ、ダムの堤体などのようにそれ自身は半永久的な物なのではないでしょうか。古い廃鉄道のトンネルはそのまま遊歩道の一部として利用されています。使用されなくなった地下の空洞は旧炭鉱のようにそのまま放棄され、やがて地下水に満たされて安定した地盤の一部になるようです。
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- seble
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トンネルですから崩壊する事はあります。 鉱山などでは頻繁ですし、地下鉄でも無いと断言はできません。 たしか、ニューヨークだかロンドンの地下鉄が崩落したような事故もあった気がします。 もっとも、危険なのは新しい大江戸線より老巧化している丸の内や銀座線でしょう。 トンネル部分だって多くありますし、銀座線の高架がつぶれないという保証もありません。 見た目もかなりボロいですしね(失礼) また、かなり深いと逆に大規模な崩落は少ないように思えます。 周囲が埋まっているわけで、支えになるでしょ。(土木工学なんて全く知りませんが、) 浅いとは言っても数m以上は潜っているわけで、重量はそこそこあります。地震などでボコッと落ち込むなんて、普通にありそうじゃないですか? 数mでも数tの土砂に生き埋めになれば、まあ、あきらめるしかないかと。 ダンプ1杯だけで20t程の土砂になります。どう考えてもそれより多くの土砂につぶされるでしょう。 車体がつぶれなければ希望もありますが、それほど強固では無いと思います。 ただ、大深度だと途中の通路が埋まったりする恐れは大いにあります。出口が無いというのもちょいと怖いですね。 使わないトンネルは、普通はそのまま放置です。 そう頻繁に崩落するわけでもないですし、埋めるにはかなり費用がかかります。 適時、点検して崩落しそうなら少し補強するとか、その程度でしょう。 少し前ですが、大谷石かなにかの採掘トンネルが崩落、陥没が頻発して問題になりましたね。
お礼
ご回答ありがとうございます。がけ崩れなどで、ほんの1メートル程度 生き埋めになった事故でも、死者がでていますね。東京に住んでいて地下鉄に 乗らないわけにはいかないのですが、それにしても路線図をみていると 頭がくらくらします。銀座線も学生時代乗っていましたが、古くて混むし、 しょっちゅう停電していました。 おっしゃるとおり銀座線も丸ノ内線も、トンネル内のコンクリ壁はかなり ひび割れや地下水の浸潤が進んでおり、不気味です。 大江戸線は、私の乗り継ぎ駅なのですが、エスカレーターで底なしの地底に 飲み込まれていく感じと、ホームや社内の狭さが慣れません。 いま東京駅でも、大手町駅、霞ヶ関駅でも、地下水の上昇による水漏れが いたるところで認められ、コンクリートの腐食を進めているのではないかと 心配しています。 大震災があって、お上のいう安全性というものが信じられなくなっています。 メトロや東京都には地下鉄の寿命や安全性の検証、災害時の対策について、きちんと 情報開示をお願いしたいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。少し安心しました。