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地下室を作るために掘削中ですがかなりの水が出ています
いつもお世話になっております。 現在、新築一戸建て地下一階地上三階をSE工法で建築中です。地下部分は6坪です。 地下室ですので湿度や水の染み出しを心配し工務店に相談しておりました。しかし工務店は防水処理をせずに防水性のある止水コンクリートを 打ち込むと言っていました。ですが、こちらとしては念には念を入れたいと思い防水処理ができないか掛け合ってみましたが『隣家と近すぎるので防水処理をするスペースが無い。防水処理を行えば地下室が狭くなる。止水コンクリートで問題無い』という返答でした。 当方大阪市内在住で確かに隣家はすぐそばで隣同士の壁の間は60センチ程です。隣家のブロック塀もすぐ近くにあります。現在のプランで取れるだけ地下室を取っても狭いのに(土地が狭いために取れない)これ以上狭くなるのは困るので工務店を信じその案で行くことを決定しました。 そして着工し現段階の工事は地下部分掘削が終わりました。 掘削が完了したのは5/26(土)です。土曜の17時に現場を確認したところ約3メートル程掘って木で土留めしてありました。掘削した地下室となる部分に水は溜まっていませんでしたが翌日の5/27(日)12時に現場を見た所、透き通った水が60センチ程溜まっていました。そして夜にはさらに水位が上がっていました。 金曜は朝からきつい雨が降っていましたが夕方以降から土日と降っていませんでした。 多少の水は出てくるかも、とは思っていましたが半日少しでこんなにも水が出ていることに驚きました。 地下室は防音室にするので完全浮き構造の部屋を地下コンクリート内に作ります。防音効果を優先しドライエリアや窓はありません。なので、コンクリートと浮き構造の部屋との間にもし水が漏れてきた場合に発見できないですし対処することも出来ません。 地盤調査のときに水位は測っていません。 当方が心配していることは (1)本当に止水コンクリートで出てきている水を止められるか? (2)湿度(ある程度は仕方ないですが)が除湿等で対処可能範囲か? (3)もし水が漏れてきた場合の対処は防音室を取り壊し止水するしかないのか? (4)水が染み出している所にコンクリートは打ち込めるのか? 以上四点です。 どう思われますか? かなりお金を注ぎ込んで作る地下室ですので、作った物の水が漏れてきてどうしようもなくなってしまうのだけは避けたいと思っています。 地下室や、止水コンクリートにお詳しい方々のお知恵をどうかご教授下さい。 よろしくお願いいたします。
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- cogecoge
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型枠大工(コンクリート専門)です。 止水コンクリートとは通常生コンに止水剤を入れる(生コン車到着後、ホッパー部分から一斗缶に入った止水剤を流し込んで混ぜる)だけだと思いますが・・・ マンションの最上階スラブ部分(屋根にあたるところ)でも使用してる所もあります、が!!雨漏れする事もあり住人の苦情により補修によく行くようです。 20年以上コンクリートの型枠を組んでますが「通常のコンクリートよりは止水効果があります」程度の認識です。 耐圧部分と立ち上がり部分は同時打設でしょうか? もし別打設なら必ず「水」は入ります、同時打設なら立ち上がりのコンクリートが下から出ないようにする為にバイブレーターをあまりかけれませんので「ジャンカ(コンクリートの気泡部分)」でき、やはり「水」は入ります。他の方が書いてるようですが、打ち継ぎ部分の「止水板」セパレーターの「止水ゴム」はどれも補助的なものです、どちらも完全止水出来ません、もって1年ぐらいでしょう。 打設時の立会いは良い事だと思いますが私達が立ち会ったとしても型枠で隠れている所はわかりませんのでチェックのしようがありません、型枠解体後ならある程度は見れるでしょうけど、「時すでに遅し」ですよね・・・ まぁ止水コンクリートだけで「水」が防げるのなら「地中外面防水工事」そのものがこの世から必要なくなります、止水工事は、いかに長期に渡って「水」の浸入を食い止める事が出来るか! であって完全に止める事はコンクリートの場合ほぼ無理です(コンクリートは劣化しますし、クラックが必ず入りますので) 以上の事からわかるように止水コンクリートだけですと、はっきり言って気休めにしかなりません。 施工業者に水漏れした場合の保証などを掛け合ってみてはいかがでしょうか?、水漏れ時の補修は結構大変だと思いますので 実は私も地下に「シアタールーム」が欲しかったりします^^; 長年住む家の事でしょうから良く話合う事をお勧めします。
- mit73fu
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こんにちは。 常水面はどのくらいなのでしょうか。もし、掘削面より上なら、かなり条件は悪くなりますね。水の中にコンクリートの船を浮かべるようなものですから・・・。 防水をしない限り、竣工後の漏水は避けられないでしょう。コンクリートは防水剤を入れても、完全に水を防ぐ躯体はできません。外部の水圧によって、打ち継ぎ部や充填の不良箇所から漏水が始まります。打ち込むコンクリートの外側に防水を施しましょう。 防水処理をするスペースが無い。防水処理を行えば地下室が狭くなるということはありません。今の土留め壁に防水シートを貼れば良いのですから。常水面が掘削面より下にある場合は、防水をしなくても、水密コンクリートでも大丈夫でしょう。(水圧がかかりませんから。) いずれにしても、部屋は二重壁にし、それぞれの面に点検口をもうけてください。漏水が発見できるようにするためです。万一漏水があった場合は、専門の止水業者であれば簡単に止水できます。ただし、内側の壁は一旦はずさなくてはなりません。 質問に対する答えは下記です。 (1)止水コンクリートとは防水剤入りのコンクリートのことですか。水圧がかかった水は止められません。たまり水のような、すぐに流れる水なら止められます。 (2)湿度は対処可能と思います。 (3)前述したように、内装は撤去しなくてはなりません。ですから、二重壁で取り外し可能にしておいた方がよいです。(床も)常水面が3mより深い場合は、水圧がかからないので、そこまで必要ないと思いますが。 (4)水が染み出しているくらいなら、コンクリートの打ち込みは可能です。
- tamao-chi
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止水コンクリート・・・? 混和剤の防水剤を混ぜたコンクリートの事でしょうか? 通常、止水コンクリートは土木で使用する意味の違うものになってしまいます。 打ち継面に止水板を入れるのは当然ですが、セパレータにも止水板を使用するか確認してください。 セパレータとは型枠と型枠をつなぐ鋼製の棒で、両端にねじ切りがしてあるものです。 水の湧いている場所でのコンクリート打設は釜場(小さな穴を掘ったもの)を作りそこへ水を集めて水中ポンプで水をくみ出しながら打設します。 スプレー式の防水もあるみたいです。 金額がわかりませんし、経験もありませんが狭くても施工できそうですし、有効そうですね。
- int96s
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1)止水に限らずコンクリートを施工する場合 重要な事はコンクリート内は無論、型枠との接点などに隙間が出来ないように打説する事です。 壁面は特にそうなのですが、型枠を支持するボルトなどが存在するため 上から流し込んだだけでは隙間無く詰める事は難しいのです。 そこで、 http://www.con-pro.net/readings/vib/ に説明されているようなバイブレータを使用して、振動を与え隙間を無くし 密度を適切に施工するのが通常です。 ですが、ご心配なさらずともこれは当たり前の事なので、やらない業者は無いでしょう。 2)半地下なら開放と換気で十分だと思いますよ。可能ならサーキュレータなどを使用して、部屋を使用していない時はドアを開放している方向へ向けて床に置いておくと良いかも?#3の方も仰ってますが、湿気や結露対策は重要です。 3)打設から内装施工までの期間が2ヶ月以上あれば漏水は見極められると思います。業者側に立って考えると、これは非常に有難い期間です。ただ、今後に近所で大掛かりな工事やその他の要因により、地下水の流れに変化が生じて初めて漏水する…という事例もありますので絶対とは言い切れません。 4)コンクリート自体が砂・バラス・セメントに水を加えて攪拌しているのをご存知ですか?コンクリートは打設後、自重による圧力と水分の自然な蒸発によって徐々に乾燥していきます。この期間は相当長く(2~30年もしくはそれ以上)、しかも乾燥するにつれて硬化していくのですが、完全乾燥する頃になって初めて100%に近い強度に至るとも言われています。 ご心配の点ですが、表面が混ざってしまったところで問題はありません。 むしろ急速に乾燥することでコンクリートが収縮し、それが原因でクラック(ひび割れ)が発生する事のほうが建築屋にとっては神経を使います。 内装が浮き構造との事ですから、漏水は発見しにくいという事になりますが、 反面、壁面からの湿気を吸ってクロスが剥離したりカビたりという事が発生しにくいので良いのではないかと思います。 可能なら浮き構造になった空間の換気をしてやれば、クラックの隙間から染み出す程度の水分なら乾燥させることが可能なのではないかと思います。
- chikugouno
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地下室を計画する場合、一般的には地質を調査しますが、その中に地下水位の高さも含まれているのが常でして、それが判らないとは?疑問に思います。 止水コンクリートで地下室との事ですが、コンクリート打設を床と壁を一気に行っても、床と壁の打ち継ぎには時間を置きますので、打ち継ぎ面が出来ます。打ち継ぎ面が地下水位以下にあれば、浸水(水の滲み出し)の危険があります。叉、コンクリートは収縮等でクラック(小さなひび)が入る事もあり、それからの浸水も考えて置く必要があります。 更に、室内空気の湿気により、地中温度と同程度と考えられるコンクリート面に結露する場合があります。この結露が地下室を計画する場合、最も考えて置かねばならない項目です。 重要な地下室では、それらの水の処理の為、地下室外壁の内側にすき間を設けコンクリートブロック等で壁を作ります。水は貯め桝に集めポンプアップして排水します。勿論、地下室の換気は充分な能力が求められます。それらの対策を事前に施される事が、将来、安心して住まわれる事になりましょう。設計者とご協議されたら如何ですか。
- int96s
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#1です、すみません。 施工した経験があるのは「地下室」です。 訂正します (^^;;
- int96s
- ベストアンサー率55% (15/27)
元建築関係に勤めており、その時に何度か 個人宅に地下水を施工した経験があります。 1・止水コンクリートが正しく施工されていれば漏水してくるとは思えません。 2・換気を怠らず、除湿材などを用いれば対処可能かと…(自信なし) 3・漏れてきてしまった場合は、室内から漏水を止める施工法もあるので地下室そのものを解体する必要は無いが、内装はやり直す必要がある 4・コンクリート打設前にある程度除去すると思いますが… 打設は可能です。 それと地下室は平地に埋設され、四方とも外気に面していない? つまり、階段で上から入室する形の立方体でしょうか? その場合、浸透してきた水位について心配のご様子ですが、外面に防水処理を施しても 浸水を完全に遮断出来るのは、防水処理された素材の有効期間内のみです。 シート防水などでは経年劣化が進んだ頃に地震等で破断する危険性は高いと思います。 故に止水コンクリートは決して悪い選択では無いと思うのですが… 一応、コンクリート漏水止水技術協会というところがあるのでリンクしておきます。 施工後の漏水の止水工法について説明されています。 参考にどうぞ。
お礼
早速のご回答誠にありがとうございます。 >1・止水コンクリートが正しく施工されていれば漏水してくるとは思えません。 ↑ 正しい施工が重要...。止水コンクリートを打設するときのポイント等あるでしょうか?打設時に立ち会いたいと思っています。仕事の都合で打設後に確認することになるかもしれませんが素人でもチェックできる事があれば教えて頂けますでしょうか?工務店は床面を打設しその後壁面の立ち上がりを打設。そのときすでに打設した床面とこれから打設する壁面との間に隙間が出来やすいので止水剤をいれる。と言っていました。このポイント以外で注意点があれば教えて頂きたいです。 >2・換気を怠らず、除湿材などを用いれば対処可能かと…(自信なし) ↑ がんばります!換気は換気扇とドアを開け放つしかないですが。 >3・漏れてきてしまった場合は、室内から漏水を止める施工法もあるので地下室そのものを解体する必要は無いが、内装はやり直す必要がある ↑ やはりそうですか。浮き構造なので水が出ていることが何かの形で分かったとしても原因場所をつきとめるためには完全に解体しないと駄目になりそうですね。 >4・コンクリート打設前にある程度除去すると思いますが… 打設は可能です。 ↑ 止水コンクリートは液状時にも水と混ざらないのでしょうか?打設前に取り除いて打設すると思いますがコンクリートが固まるまでに染み出てきた水と混ざってしまわないか心配しております。短時間で大量の水が出ていたので心配しております。 >それと地下室は平地に埋設され、四方とも外気に面していない? つまり、階段で上から入室する形の立方体でしょうか? ↑ 地下室は平地に作りますが、完全地下というよりは少し地上に出ていて半地下ぐらいの立方体です。半地下になる部分は6坪でそのうち階段部分は1.5畳分です。シート防水も危険性があるのですね。 リンク見させて頂きました。止水はできるのですね。しかし防音内装をやり直すのは費用面でかなり辛いですね。 止水コンクリートを打設するのは六月半ばですがそこに防音内装を施すのは九月です。二ヵ月半あれば漏水するかを見極める事ができるでしょうか?九月の時点で漏水していなければ大丈夫でしょうか? ご回答頂いたのに追加質問が多く申し訳ありません。 大変恐縮ですがご教授頂けるでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。
お礼
地下水を施工は恐怖ですね(^^; 一文字違いで間逆ですね。 ご丁寧にありがとうございます。