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毒物カレー事件のことで
この事件の経緯に詳しい方で刑法等にあかるい方への質問です。 私の記憶が正しければ この事件、状況証拠で容疑者の女性が死刑確定していたと思います。 やはり決定的な証拠はないまま憶測で死刑となるのでしょうか？ 以前マスコミに夫が出てきて妻の無実を訴えていましたが。 余談ですが、私は当初から容疑者が犯人に仕立てられている印象を受けていました。 マスコミが流す容疑者のゴシップも過剰であったのです。 事件の周辺地区はどの家にも農薬が普通にある環境で、興味本位で子供が 農薬を入れるということも想定できます。
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あくまでもこういうネタがあると聞き流してくださいね。 和歌山のどちらかと言うと田舎地域出身の友人が以前 「ウチにも白アリ駆除用の薬（亜ヒ酸？）あるよ。 別にウチの周りではめずらしいことじゃないよ。」 って言ってました。 報道されない事実の一つなんでしょうね。 和歌山県全域、事件のあった地域では普通かどうかはわかりませんが 白アリ駆除用の薬剤が家にある事が「普通」という地域が和歌山県には存在するようです。 都会の人からすると「自宅に亜ヒ酸？ありえなーい」ことでしょうが 田舎では意外と普通だったりするのかもしれません。 話はそれますが、最近オウムの逃亡犯が捕まりました。 松本サリン事件が起こった時、警察、マスコミ、世間は 第一通報者の人を徹底的に犯人扱いしました。 その第一通報者の方の家には薬剤が置いてあり、その事を徹底的に報道。 第一通報者の方は、勇気のある方でテレビなどに出演し自分の身の潔白を訴えました。 幸か不幸か、第一通報者の方は弁の立つ方だったんですね。 おかげで「あんなにペラペラしゃべるのはおかしい」 「しらじらしくテレビで言い訳をしまくってる」と世間はそう思いました。 そしてマスコミもそのように思えるよう報道したと思います。 正直言って私も「絶対この人犯人。あやしすぎ。」と思ったもんです。 テレビでもバンバン第一通報者の家の中、特に薬品が並べてある映像を報道し 「状況証拠真っ黒」みたいな報道をしていましたから。 今振り返れば第一通報者の方のインタビューも決して公平な編集をされていたとは思えません。 結局オウムの犯行とわかりました。 あの時は会った事もない第一通報者の方に本当に申し訳なく思ったものです。 確かニュース番組でも、本人をゲストに呼んで謝罪したキャスターがいましたね。 松本サリン事件以来、私は報道のすべてを信じなくなりました。 特に状況証拠が真っ黒であっても、本人が犯行を否定している場合は。 松本サリン事件の時、途中から 「第一通報者の家にあった薬品ではサリンは作れない」と判明したにもかかわらず その事実より、第一通報者が怪しく思える報道のほうが多かったです。 和歌山カレー事件の犯人は犯人しか本当の事はわかりません。 しかしあくまでも私の予測なんですが、 「林真須美が犯人に違いない！」と言っている人の大半は松本サリン事件の時 「絶対第一通報者が犯人！」と思ったと思います。 実際あの当時、日本人の多くはそのように思っていたと思います。 ＞余談ですが、私は当初から容疑者が犯人に仕立てられている印象を受けていました。 ＞マスコミが流す容疑者のゴシップも過剰であったのです。 私は松本サリン事件の教訓として、こういう可能性はないとは言い切れないと思って 日々ニュースを見ています。 ちなみに松本サリン事件の第一通報者の方は 和歌山カレー事件の林真須美死刑囚の支援をされてるようですね。 （現在はどうかわかりませんが） http://masumi-shien.com/kaigaiyou.html
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- eroero1919
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まあ、状況証拠は真っ黒なんですけどね。 ・地域住民の間で、ヒ素を手に入れられたのは被告の一家だけだった ・被告の一家は他の地域住民と極めて折り合いが悪かった ・祭りの当日も被告はカレー作りに参加しなかった ・の割に犯行時間近辺にカレー鍋の近くにいたところを地域住民に見られている ・被告人一家は保険金詐欺を働いている（毒カレー事件後に発覚しました） ・他にも被告人に保険を掛けられて死にかかった人が何人もいた ・被告人の夫の毛髪からもヒ素が出た。どうも急性中毒を発症したこともある。 ・夫は否定したけど、実は夫も殺されかかったんでねえの？ ・だって夫には不自然なほどたっぷりの保険金がかけられていた ・祭りの当日、被告は子供たちに「あのカレーは不衛生だから絶対に口にしないように」ときつくいっていた ちなみに、犯行で使われた亜ヒ酸は現在は農薬では使われていないそうですよ。殺鼠剤などで使われているのですが、被告一家は害虫駆除業をやっていました。鑑定で、被告の家から出てきた亜ヒ酸とカレーに残っていた亜ヒ酸は同じ工場が同じ材料で同じ時期に作られたものだと出ました。 足りないのは本人の自白と犯行動機です。仮に被告が犯人だとしても、なぜあのような事件を起こしたのか、という動機がはっきりしないのは事実です。ただし、状況証拠は面白いほどに真っ黒です。 木嶋佳苗もそうだけど、ああいう女は死んでも口を割らないね～。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- hekiyu
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”決定的な証拠はないまま憶測で死刑となるのでしょうか” ↑ 誤解されているようですが、間接証拠（状況証拠）と直接証拠の 間に、証拠としての価値に違いはありません。 間接証拠でも、直接証拠でも、それによって合理的に疑いを入れない 程度の心証を得れば、判決を下すことができます。 憶測とは、根拠もなくいい加減な推測をすることですが、きちんと 証拠に基づいた判決をしていますので、憶測ではありません。 ”私は当初から容疑者が犯人に仕立てられている印象を受けていました。 マスコミが流す容疑者のゴシップも過剰であったのです。 事件の周辺地区はどの家にも農薬が普通にある環境で、興味本位で子供が 農薬を入れるということも想定できます。” ↑ こういうのを、憶測、というのです。
- norad
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従業員にも保険金を掛けており、殺害を図ったような。 この受刑者は元保険会社のプロ外交員でしたから。 多額の保険金も受け取っていましたね。
私は経緯もしらなければ、法律にあかるくない ただのボンクラです。 ご指摘の （１）亜砒酸が被告人の自宅などから発見されていること （２）被告人の頭髪からも高濃度の砒素が検出されており、 亜砒酸などを取り扱っていたと推認できること （３）yaksok様のいう状況証拠によって 合理的な疑いを差し挟む余地のない程度に証明 されていると認められる・・・ なお、犯行動機解明されていないことは、被告人が 同事件の犯人であることの認定を左右するものではない。 ですが、まずは 限られた空間の、限られた世界の事件ですから 住民220人の誰かが犯人だろうと考えます。 そうなると、主観が先行してしまい、 異端児が犯人になってしまいます。となるとこの人が犯人 でないと困る事件だったのではないでしょうか。 135gという大量のブツが混入されていたらしいですが、 致死量は耳かき一杯。ですから入れた人は十分な知識のないまま 興味本位で入れた可能性もなくな無いと感じます。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- siyuusukexxx
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この事案は裁判員裁判であれば、無罪になっている。 という専門家の人もいるようです。 動機が弱く、本人の自白も無い。 「疑わしくは被告人の利益」という裁判の原則を無視し、 状況証拠のみで、犯人にしたてあげているよーな気がします。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- kantansi
- ベストアンサー率26% (658/2438)
容疑者の手元にヒ素があり、容疑者の旦那が過去ヒ素中毒になったという事実はありますが、被害者の症状が必ずしもヒ素中毒独特のものではなく、他の毒物による可能性もあるという医学的問題が解決されないままのようです。 被害者や被害者遺族は納得できないでしょうが、自白もなく、物証もないまま死刑を執行するのは、今は結構難しい環境になっているのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- jess8255
- ベストアンサー率45% (1084/2359)
詳しい経過はもう昔の事件なので知りませんが、 ＞憶測で死刑となるのでしょうか 憶測だけで死刑判決が出るわけがありません。毒物を入れたのは状況証拠からみて彼女以外ありえない、という裁判官の判断です。それを憶測とは言いません。 ＞興味本位で子供が農薬を入れるということも想定できます。 カレーに入れられた毒物は農薬ではありません。亜ヒ酸という砒素（ひそ）です。砒素は劇物であり、どこの家にもある物ではありません。裁判では、林真須美被告の夫がシロアリ駆除業のために保管していた薬剤と同じものであると判断されたはずですよ。
- BODYCHANGE
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確か、旦那も過去にヒ素中毒だったのでは無かったでしょうか？ それならば、子供が祭りの時に毒物を混入したとしても、そちら側の説明がつかないと思うのですが…。
お礼
ご回答頂きまして誠にありがとうございました。