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自発的対称性の破れについて。

 ずっと思ってたんですけど『自発的対称性の破れ』って日本語的の文法的におかしいですよね。  これを直訳したら〝自発的対称性が破れた〟って意味になってしまいますけど、実際には〝自発的に対称性が破れた〟わけですよね?  何でこんな書き方なんですか? 〝自発的対称性破れ〟ならまだ分かるんですけど……。  まさか英語をそのまま直訳したらこうなった――とか我らがゆとり世代みたいな理由のはずはないだろうし……。  詳しい方がおられましたら、ぜひ教えて下さい。よろしくお願いします!    

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noname#221368
noname#221368
回答No.4

 すいません・・・、読んでみたら、すごく面白かったです。  自分は#3さんと同意見なんですが、「自発的対称性の破れ」を、定義を曖昧にして広く考えてみると、じつは降雨や降雪もそうなんですよ。  雨雲や雪雲は、水蒸気が凝結した水滴の粒つぶや、水滴が氷結した雪結晶の粒つぶが、互いの微妙な分子間力のバランスで散在しながら、上昇気流の圧力も受けて、微妙にバランスを保ちながらフワフワと浮いている状態です。この「微妙にバランスを保ちながら」が、対称性です。  ところが雨雲や雪雲の中に、塵芥の類が一粒でもあると(自動車の排気ガスの欠片?)、欠片に水滴や雪結晶は「吸着されて重くなりバランスが崩れて」、雨や雪となって地上に降り注ぎます。これを「自発的な、対称性の破れ」といい、別名「相転移」とも言います(←ほんとか?・・・(^^;))。  自発的というのは、「人間が手を加えてないよ」という意味です。 >確かにこういう呼び方もありますよね。でも主流は自発的対称性の破れなんですよねぇ……結局は格好良いからからかな?  ・・・激しく同意します!(^^)。 >それとも語感がいいからなのですかね……  ・・・激しく激しく同意します!(^^)。  結局、物理屋も数学屋も工学屋も(理数系は)、あんまり国語の事など考慮してないんですよ・・・(^^;)。  どうか、怒られませんように・・・(^^;)。

chitaniumu
質問者

お礼

 回答有り難うございます。  たしかにそうですね。  ってことは、広く考えたら麻生元首相の顔の歪みも自発的対称性の破れといえるでしょうか(笑)  >・・・激しく激しく同意します!(^^)。  やっぱりそういうきらいがありますよね。きっとあんまり良く考えていないんでしょうね(笑)

その他の回答 (6)

  • asgas
  • ベストアンサー率38% (114/300)
回答No.7

他カテゴリーで見かけてこちらに来たぜ。向こうは締切済みだったもんでよ。出張ってきてわりーな。物理のことはよく知らねーけど、こんなところじゃねーかっつーことくらいは言えるからよ、よかったら読んでみてくれ。 そいつは特におかしかないはずだ。 日本語一般の話から始めるぜ。「的の」のの落ち、「的な」のな落ちは広く使われているだろ?相対的評価みたいによ。そうすると言葉のリズムがよくなると思わねーかい。専門用語に限らず広く見られる現象だ。の落ちな落ち自体は日本語として間違っちゃいねー。 加えて専門用語としての需要もあるしな。専門用語ってな、概念のおよそ確立している言葉はどんなに長ったらしくてもいっこの単語みてーに扱うだろ。とはいえ、ただでさえ冗長な言葉はできるだけひと目で把握できるのがいい。流し読みをしてもサッと頭に入るのがいい。のやなを落としちまえって発想になりがちだ。 専門用語は素人向けの言葉ではないから素人を相手にする必要はねーし、専門家どうしなら言葉の意味を誤るのはそいつの勉強不足で馬鹿にされておしめーだ。のやなを落としても概念が確立してんだから分かるじゃねーか、リズムよくいこうぜおめーら、つーこった。(笑) ここまでは一般論で、物理をよく知らねー俺でも言えるこった。 それでネットでちょいと見てみたらよ、自発的対称性の破れってのは、対称性の破れって概念がまずあってその自発的なものっつーことだよな?専門用語としてのまとまりを意識すれば「自発的な『対称性の破れ』」って表現は日本語として正しいといえるだろ。これは納得してもらえっかね?そこからなを落としたんだから、自発的対称性の破れも文法としておかしかない。 あんたの言いたいこたぁ分かるぜ。「『自発的対称性』の破れ」とも読めてしまうし、実際にそう読んで勘違いしちまうんじゃねーかっつー懸念があったんだよな?ここで質問したらば懸念が現実化しちまったし。(笑)それは分かるんだけど、どうしたって、日本語の文法としちゃー別におかしかないって結論になっちまうんだ。専門家のくせに間違う奴ぁ、半可通と馬鹿にすりゃいい。 文法が真の問題点ではねーんだよな。そう思わねーかい?専門用語が素人に分かりづらい言葉になりうるのはやむを得ない。素人に勘違いさせることなく分かりやすく説明するのは、専門用語を一般用語に翻訳する知見のある専門家の努めであって、専門用語が担うものではねーっつーことよ。素人相手に専門用語を駆使する奴ぁ、専門馬鹿と素人から馬鹿にされておしめーよ。 ろくに勉強してねー専門家が他の専門家から馬鹿にされ、えらそーにふんぞり返ってる専門家が素人から馬鹿にされる。それで世の中がまーるく収まるってこった。(笑) それと他カテゴリーでの話だけどよ、知ったかぶりっつーよか、そいつ(ら)も日本語一般の話からアプローチしてると読めねーかい。内容が正しいかどうかは別にしてよ。(笑)

chitaniumu
質問者

お礼

 貴重な意見ありがとう御座います。

  • leo-ultra
  • ベストアンサー率45% (230/504)
回答No.6

日本語的にわかりやすく書けば「対称性の自発的破れ」なのですかね? 実際、「対称性の自発的破れ」という訳語を使っている文を見たことがあるような記憶があります。 でも「自発的対称性」という一見、意味不明なことが書かれている方が 高尚なことに聞こえるので、「自発的対称性の破れ」という言葉を使うのですかね?

chitaniumu
質問者

お礼

 回答有り難うございます。  そのとおりです。対称性の自発的破れという書き方が日本語的に正しい文章だと思いますし、実際そういう書き方をしている文書もあります。  そうですね、高尚な感じがしますもんね。やっぱり理由はそこら辺なんでしょうかねぇ……。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.5

「自発的対称性破れ」を「自発的な『対称性の破れ』」と解釈できるなら「自発的対称性の破れ」もそう解釈できると考えられるし, 逆に「自発的対称性の破れ」が「『自発的対称性』の破れ」としか解釈できないというなら「自発的対称性破れ」を「自発的な『対称性の破れ』」と解釈できる理由がさっぱりわからん. 「対称性の破れ」に「自発的」を付けたら造語法からして「自発的対称性の破れ」にしかならない. んで, 「対称性破れ」は不自然, と.

chitaniumu
質問者

お礼

 ……?  僕からすれば何故分からないのかが分からないです(´・ω・`)  貴方が造語法とおっしゃったように、造語法で言うならば、助詞などを抜いて単語の連結(一部短縮などして)で作る場合が一般的です。  つまり、造語法に則るのなら『自発的対称性破れ』になるわけですね。  連結造語において何故助詞を全部抜くかというと、主語と述語の関係がわかりやすいからです。  日本語は単語単語の間に助詞などが入りますから、全く助詞などが入っていない文章を見ると、無意識に助詞を補完してしまいます。中国語が漢字だけなのに何となく意味が理解できるのはそのためです。  上記したように、単語連結の文章は助詞を補完して読むわけですが、そこに助詞が入ってくると、その文章は〝補完の必要のない普通の文章〟になってしまうので人間は補完をやめてしまうのです。  さて『自発的対称性の破れ』という書き方を思い出して下さい。  この文の意味を知らない初見の人なら、普通は『自発的対称性の破れ』の自発的の後に〝な〟は入れませんよね。  なぜなら、『自発的対称性』が主語、『破れ』が述語として文が成り立っているからです。  実際には『自発的』が修飾語、『対称性』が主語、『破れ』が述語の文ですが、『自発的対称性の破れ』ではそうは思わないでしょう?  だからNo,1のように『自発的対称性〝が〟破れた』と勘違いしてしまうんですね。  自発的対称性という言葉が尤もそうな言葉なので、余計そう思ってしまうんです。  とはいえ、単語の連結の場合――つまり『自発的対称性破れ』という言葉でも勘違いしてしまう可能性はあります。  ですがこれは連結単語文の宿命みたいなもんです。  ただ、日本語の文法的にはこちらのほうが正しいですよ、と。  中途半端に助詞を残すと補完をしなくなるので、前述したように主語述語の関係がおかしくなりますよ、って話です。  だから僕も質問で『自発的対称性破れ、なら〝まだ〟わかります』と言っています。  理解できましたか?

回答No.3

「自発的」が「対称性の破れ」全体にかかっているからだと思います。 対称性の自発的破れ ともいうみたいですね。これだとすっきり。 国語的な答えは「国語」カテがよいかも。 英語だと spontaneous symmetry violation とかspontaneous symmetry breaking とかいうらしいですが、やっぱりspontaneousがかかる範囲が不明瞭です。 でも言葉なんてそんなもので、どう解釈するかは長年の習慣によります。

chitaniumu
質問者

お礼

 回答有り難うございます。  国語カテゴリーも考えたのですが、そうすると自発的対称性の破れ自体を知らないかもと思ったので……。  >対称性の自発的破れ  確かにこういう呼び方もありますよね。でも主流は自発的対称性の破れなんですよねぇ……結局は格好良いからからかな?  それとも語感がいいからなのですかね……よくわかりません。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

結果的に「英語をそのまま直訳」になってるけど, 本質はおそらく「『対称性の破れ』に『自発的』がついた」ということでしょう. 「〝自発的対称性破れ〟ならまだ分かる」という理由が分からんということについては #1 に同意. むしろ, かえってわからなくしているような気がする. 「日本語的の文法的におかしい」って表現も「日本語的の文法的におかしい (ぉ)」けどねぇ....

chitaniumu
質問者

お礼

 回答有り難うございます。

chitaniumu
質問者

補足

 自発的対称性破れなら、自発的という言葉が掛かる場所が『対称性破れ』なので、考えようによっては対称性の自発的な破れという意味にも取れるという意味です。  それと『日本語的の文法』ってのはただのミスですよ。  察して下さい。

回答No.1

>実際には〝自発的に対称性が破れた〟わけですよね? ちがいますね「自発的に」では意志をもって破ったことになりますが当然ながら意志を持っているものでは有りません。 またある時から破れたのでも有りませんから「が」ではおかしいですね。 なぜ「自発的対称性破れ」なら分かるのか理解出来ません。 「自発的対称性」という概念にたいしてそれが成り立たないという概念が「自発的対称性の破れ」です。 学術用語であれば表層的な言い回しの不自然さより概念を正確に表現する事を優先するのは当然でしょう。

chitaniumu
質問者

お礼

 えっと……尋ねたいことが。  辞書には『もともとの真空にあったはずの対称性が自発的に破れたものと考えられている』と書かれてるんですが(´・ω・`)  それに、他の文書にはこうも書かれています。 『さて、南部博士はこの矛盾をクーパー対の位相対称性が自発的に破れたものとして解かれたのです』  どちらも〝自発的に破れた〟――と書かれていますが? 勿論他のところでもそう解説されていますよ?  ってことはそう書いている方たちのほうが間違っているのですかね?  そもそも〝自発的対称性〟なんていう概念があるのを初めて知りましたよ。  自発的対称性ってどういう対称性なんですか?  うーむ……自発的なんですから自ら対称性になるということ?   あれ? でもそれでは回答者様がおっしゃる『意思を持って』というくだりと矛盾します……(´・ω・`)  不思議な対称性ですねぇ……。  自発的対称性について説明されてるサイトがあったらぜひ貼って下さい。勉強しておきます。  では、解答お待ちしております。

chitaniumu
質問者

補足

 二度と知ったかぶりは止めててくださいね。

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