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経理の税務の知識を身につける方法として「租税法」
学校卒業後やや大手企業の経理の税務を担当することになりました。担当するに当たり卒業前までに税務の基礎知識等の習得を考えています。考えた方法としては (1)公認会計士の試験科目「租税法」の資格専門学校テキストと講義DVDで学習 (2)市販テキストでの学習 があると思いますが、私の考えでは、講義を聞けて覚えられるので覚えやすい気がするのですが、(1)は学習方法としては有用でしょうか? それともマニアックでしょうか? そこまで不要ですか? 市販のテキストの学習の方が有用でしょうか?
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あなたは簿記や会計学は受講されているのでしょうか。 一番のお勧めは入社までに簿記の基礎を復習されるか、基礎からやり直すことです。 税務の部門に配属(本当にそれは確実なのでしょうか)としても最初から税務の中心業務をさせるわけがありません。実際に入社されてから担当が決まった後でそれにあった勉強を始めても遅いことはありません。 それよりは簿記、会計はすべての経理の基礎です。 税法もその基本は「公正妥当なる会計慣習」の上に成り立っています。 「公正妥当なる会計慣習」の中心は企業会計原則です。 この基礎理論を身につけておけば、どんな経理の仕事にもその応用で通じます。 私は経理を長年やってきましたが、以外にこの基礎理論をきちんと身につけた人が少ないという印象でした。 もし入社前の時間的余裕を有効活用ということであれば、入社後はまず勉強することが難しい基礎理論を学習されることをお勧めします。 ちなみにこの勉強は、簿記1級の試験範囲であり、また会計学入門等のテキストがいろいろあると思います。 税法等の勉強は応用的な知識で、必要なときに十分間に合います。 こういう基礎理論は2ー30年後にあなたが経理のマネージャーにでもなるときに必ず役に立ちます。 以上は上場企業で申告作業を含む経理部門の責任者を勤めたものの意見です。
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- ben0514
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大手企業の経理の税務と漠然と言っても、必要な知識はわかりません。 公認会計士の租税法をよく知りませんが、公認会計士の業務に税務は含まれません。あくまでも監査業務をするうえで必要な税務知識を学ぶ試験でしょう。税理士試験の学習であっても、実務に即した試験ではありません。資質を問う高度な試験ではありますがね。 税務といっても、税法はものすごい数があります。その中で大きい税目・中心となる税目は、法人税法・消費税法・所得税法でしょう。そして、細かい税目として地方税法や国税の印紙税なども知識が必要かもしれません。 私は税理士を目指し挫折し、税理士事務所での経験もあります。 現在は自分で起業した法人の税務のすべてを行っていますが、多くの中小零細企業でも顧問税理士に頼むことがほとんどであり、深い知識を事務担当職員に求められることはありません。大企業であれば、担当が区分されますし、社内に税理士がいたり、顧問の税理士や会計士(税理士登録済み)などの指導や監査があることでしょう。 私であれば、税務の部分は全経の税務会計検定で基礎を学びますね。ビジネス法務関係の知識も余裕があれば学習するでしょうね。
- tamiemon96
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税務・会計ソフトのメーカーや税務研究会などが、さまざまな研修会を開催しています。 その中には「法人税申告書の基礎」や「経理の基礎」的なものも結構あります。 「租税法」そのものは、むしろ概論的で実務にはあまり直接は役立たないと思います。 法人税 消費税 税制改正 決算整理 連結会計 など、的を絞った研修が有効と思いますよ。 <参考> http://seminar.zeiken.co.jp/?tabaction=box03 http://www.mjs.co.jp/seminar/
お礼
皆さん参考になりました。ありがとうございました。