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物理1
鉛直な壁面上の蝶番Oの周りに自由に回転できる質量mで長さlの棒がある 棒は60゜傾き先端を水平な糸で壁と結ばれている 糸の張力Tと、棒がOから受ける力の大きさFと向きを求めよ 向きはFと壁の間の角をθとしてtanθになる モーメントの釣り合いが lcos60゜T=lsin60度mg/2 となるらしいのですがこれは何故でしょうか?教えてください!
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この手の問題は、図を共有しないと、話がちぐはぐになりますから注意しましょう。 添付図を見て考えましょう。 壁面から棒が受ける力Fは、垂直抗力Nと、壁面に平行で上向きのfとの合力と考えられます。 (Fを、Nとfとに分解した言っても同じです) 水平方向の力の釣り合いの関係から N=T 鉛直方向の力の釣り合いの関係から mg=f という関係が認められます。 次に、モーメントの釣り合いの関係を考えます。 O点を回転軸と見なして 重力mgのモーメントを考える際 腕の長さ=OC=(L/2)・sinδ Tのモーメントを考える際 腕の長さ=OB=L・cosδ ですから モーメントの釣り合いの関係式は mg・(L/2)・sinδ=T・L・cosδ で正しいのです。 これら3式から N=T=(mg/2)・tanδ f=mg ∴F=mg・√{1+((1/2)・tanδ)^2)} Fと壁面とのなす角をθとすると、成分分力間の関係から tanθ=N/f ですから tanθ=(1/2)・tanδ となります。
補足
cosδとは今回の場合60゜ということでよろしいでしょうか? また、 重力mgのモーメントを考える際 腕の長さ=OC=(L/2)・sinδ Tのモーメントを考える際 腕の長さ=OB=L・cosδ というのはどういうことですか? 例えば重力のモーメントなら、lcos(90゜-60゜)/2な気がするのですが