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弥勒如来について
弥勒如来は56億7千万年後に この世に現われるそうですが、太陽系が出来てまだ40数億年の筈です。また、56億年後は 太陽系は無くなっているかもしれません。一方で 東大寺の お水取りの行事の中で 仏の世界での1日が現世での400年に相当するということが言われているそうです。 この二つ(400年と56億年)には関連がありますか?
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- 18OSX
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ANo.1です。 もともと日本の仏像は事象を抽象化したものですから 如来見習い(笑)の菩薩がいてもいいのでしょう。 それは「修行をすれば上の位に行ける」という可能性を示すものですから。 そうしたことは「千手観音」とか「十一面観音」などの在り方と同じだと思います。 が、それでも菩薩であることには違いありませんから「呼び名」はどうなんでしょう。 あれほど歴然とした階層がある社会も珍しいですし、逆の見方をすれば、 所詮ヒトが作ったものですからどう呼ぼうとヒトの自由だとも言えます。 もしかしたら「弥勒如来」は階層社会に疑問を持つ仏師の遊び心が作ったものかもしれません。 --- 私は、年齢はともかくとして 秋篠寺の伎芸天立像に刺激されて仏師を目指していたものが、様々な事情で挫折して 芸大中退という肩書きだけでいつの間にかデザインの道に入ってしまいました。 もし私が仏師になっていたら、同じようなものを作ったかもしれません。 --- 以上、本来のご質問とは違う方向に行ってしましますので、この話はこれまでに。
- mtnlnd
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弥勒菩薩は56億7千万年後に~ は 「仏説 弥勒菩薩」 からですね? 仏教では そのまま数と解釈すると間違えます 例えば十一面観音 顔が11相あると解釈され 頭部の周りに11の顔が描かれております 十一はとういつ 統一する仏 つまり最高位の仏を意味します でも秘仏となっているらしいです 聖書では主の名をみだりに唱えてはいけないのと似ております ハッキリさせたくないのでしょう 年数は関係無くて数字の並びに意味が隠されていると見た方が良いでしょう 567 つまり順序良く並んだ数字ですから 順序正しい正法の世 正法→像法→末法→正法に帰る(弥勒が下生し正法に帰す) (弥勒下生=メシア降臨=人として生まれ現れる事です キリストも予言しております) 預言書 弥勒下生経というのがありますが門外不出で目にする事は出来ません 改ざんされたものが幾つもあるそうです 読みたいのですが~ 中身は聞いて知ってますけれど日蓮遺文 三沢抄 がそれの部分解説になってます 別の預言書 法滅盡経に出てくる「五風十雨の嵐」 も同様で数字では意味が解りそうで解りません (これは公になっておりますが改ざんの跡があります) 五の数字は他にも沢山出てきますが 数の意 以外に深い意味があります 説明は控えます <仏世界での1日が現世で400年に相当 は単なる数合わせではないでしょうか? 仏教は原文を読まないと本意不明になります とは言え漢文の日本語翻訳文になりますが 歴史学、考古学等 学問はどれも現在解っているのは此処までよ!という事に過ぎません これから先どのように発展するか解りません 恐らく億年は遡ると思います(カブレラストーン)。
- born1960
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NO2です。 精神的なもの(仏教)の宇宙観の話、ここでは弥勒菩薩の56億7千万年の質問をなさいましたが、それを科学的な太陽系の寿命の話をしてもしかたがないと思うんです。 もちろんブッダは今の我々の精神的な宇宙観を作ったと思うんですね。 それが後世に伝わりいろいろな形のヒエラルキーを作り、本来トップのはずのブッダ(釈迦如来)よりも毘盧遮那仏だとか大日如来だとか、その時その時の仏教の世界の為政者によって、より値打ち付けをしていったように思えます。 釈迦自身が悟りを開くために教えを請うた神様ってのがいるはずだよね?なんて乗りで作ったのかもしれません。 キリスト教でも主があって子(キリストですね)がいて聖霊がいるわけなので、釈迦の教えを後世に伝えていった人たちが最高の位である如来にもヒエラルキーがあるとしたのかもしれませんね。 弥勒菩薩については、確かに多くの仏像が弥勒菩薩とされていますが、たとえば興福寺北円堂の本尊は弥勒如来という名前もついています。如来と成るために修行をしている数多くいる菩薩の中でも必ず如来に成ると約束されている菩薩界のトップなのでしょうね(笑)
- born1960
- ベストアンサー率27% (1223/4397)
弥勒菩薩。。。というか、仏教というものが作られ、それが発展し、日本に伝来したのが6世紀半ばと言われています。 さて、その頃に太陽系などという概念があったでしょうか? そもそも我々が住むこの地球が宇宙の中の星であるなんて概念はなかったでしょうね。 世界の中心は須弥山であり・・・なんて話はまたご自分で調べてください。 ウィキペデイアからのコピペですが 弥勒の下生は56億7千万年後とされているが、この気の遠くなる年数は、弥勒の兜卒天での寿命が4000年であり、兜卒天の1日は地上の400年に匹敵するという説から、下生までに4000×400×360=5億7600万年かかるという計算に由来する。そして、後代になって5億7600万年が56億7000万年に入れ替わったと考えられている。 ってことらしいです。
お礼
ありがとうございます。世の中には あなた様のような博学な方がおられるのですね。私の質問に間髪を入れずご回答下さった。1960年 生まれの お若い方ですか?老若は関係ないですね。また、機会があれば助けて下さい。でも、最後にひとつ、お釈迦様は悟りを開かれた方ですから 宇宙と云う概念くらいは持っていたのではと思います【思いたいです!】。毘盧遮那仏は お釈迦様より 上位者であるようですから。非常に 現代の宇宙観に近い考えです。
- 18OSX
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弥勒が現れた時に存在している「世」が、彼らの言う「この世」です。 それは現太陽系とは限りません。 それと、弥勒は「如来」ではなく「菩薩」です。位でいえばひとつ下。
お礼
ありがとうございます。出足部分であなたの仰っていることは尤もなことです。友人に知らせておきます。 弥勒が 釈迦の 後継者となるまでは 菩薩ですが 如来と呼ぶことは 許容されていると 聞いています。 文章のトーンから 察するに 貴殿は 45~55歳くらい?すみません 余計なことでした。
お礼
ありがとうございます。なかなか興味深い ご意見で 楽しく拝読しました。処で 仏師が 勝手に 仏増に命名が出来るものなのでしょうか?お経とかいう 冗長な 文字の羅列の中に 書かれているのが 弥勒菩薩の 由来でなのではないですか? そもそも 印度人なんて 喋り始めたら 止まるところを知らない暇人ではないですか?もうひとつ 私の 思い違いか 伎芸天は 「ギゲイテ」と発音し 「ギゲイテン」と 云わないんだと 憶えていました。この点について 何かご存知ですか ?