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日本の昔話における狐
日本には狐が出てくる昔話がたくさんありますよね? 狐のイメージとして狡猾というものがあるせいか、狐は昔話において悪役になることが多いですが 狐がかわいそうな役回りになっている昔話はありますか? またなぜ狐には狡猾なイメージがついたのでしょうか。
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「なぜ狐には狡猾なイメージがついたのか」はわかりませんが、「悪役ではなくて、ちょっと可哀想」な昔話なら知っています。 かのアニメ「日本むかし話」で「きつねがわらった」という話があります。 数年前に思い出したようにゴールデンで再放送された際に初めて観たのですが、大変素朴(地味?)な話ながらもすっかりこの話に魅了されてしまいました。 「相手に悪かった気にさせないよう、終わらせる」といった礼儀・気配りの精神や、「人を憎まない(他人のせいしない)」「与えられた運命を受け入れる」・・といった、日本ならではの「慎ましさ」の美徳がそこにあると思いました。(日本では当たり前に尊ばれているそういった考え方も、日本を一歩出ると案外当たり前でもなかったりしますね。) でも、狐にとってはそれが「美徳」でありベストな生き様であったのですから、「可哀想」等と言ってはいけないのかもしれませんけどね。
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- foomufoomu
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四国には「お稲荷さん」はなくて「お狸さん」がその代わりになっています。 これは、昔、狐が弘法大師にいたずらをして、四国を追放になったためです。 しかしその時、弘法大師は「本州と四国が鉄(かね)の橋でつながったら、戻ってきてもよい」と言ったそうです。 四国では、けっこう有名な話です。 http://higashimiyoshi.weblogs.jp/photo/2011/07/post-6773.html
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回答ありがとうございます。 四国では「お狸さん」なんですか! 初めて知ることができて良かったです。
- tiltilmitil
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「ごんぎつね」は新しすぎますか。「手袋を買いに」なんかも。
お礼
回答ありがとうございます。 「ごんぎつね」は少し探しているものより新しいですね・・・ でも「ごんぎつね」も「手袋を買いに」も好きな作品です
- ShowMeHow
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松谷みよ子さんの 「ばけくらべ」 赤ちゃん絵本じゃない方。 たしか、キツネの方が損な役回りだったと思う。 キツネは狸よりは用心深い生き物で、つかまりにくいからじゃないかな。
お礼
回答ありがとうございます つかまりにくいから、そのイライラを悪役にしてぶつけるってことなんでしょうかね
- gldfish
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No.2ですが、ちょっと気になった点を。 古くから穀物中心の文化であり、多くの国民が農耕に携わっていたような国ですから、肉食動物である狐が真っ先に「有害動物」とみなされるというのは考えにくいですよ。 仮定として、畜産を生業としている家が農耕と同数くらいあったとしても、おそらく肉食動物の害というのは、小鳥や虫や猿、猪・・・なんかの農産物の害に比べれば、比較にならないくらい少ないでしょうね。 園芸や農業に少しでも関わった経験がある方はおわかりでしょうが、(肉食ではないからということで)一般に好意的に受け取られがちな虫であるバッタなんかは、農作物や植物にとって大変恐ろしい虫ですが、カマキリやクモといった肉食の虫は、そういった草食の害虫を食欲旺盛に食べてくれるということで、園芸・農業ではむしろあり難がられたりします。 そういった点をふまえると、少なくとも古き日本において肉食動物が「食物を食い荒らす有害動物」とみなされるというのは非常に考えにくいです。 むしろ駆除役としてあり難がられるか、その風貌から「神秘的」なものとして見られるか、「人間にとって、害の無い(怖くない)もの」ということで逆に笑い者にされるか・・・なら、考えられますけどね。
- nekonynan
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狸は、食物 を食い荒らす有害鳥獣動物なので人間の敵なのです。いまで昔でも狸は天敵ですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 農業する人から見たら食物を荒らされたら困りますものね・・・
お礼
みなさんありがとうございました。 狐にたいする考察になるほどと思えたのでgldfishさんの回答をベストアンサーとさせていただきます。