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どうせだめだと思っていたのに
こんばんは。 どうせだめだと思っていたのに、合格できて夢のようだ。 上の文が正しいですね。 どうせだめだと思っていたので、合格できて夢のようだ。 上の文はいけないですか。なぜでしょうか。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
前半部分がどこに掛かるのか、という解釈の問題でしょう。 「どうせだめだと思っていたのに」は「合格できて」に掛かっています。 「どうせだめだと思っていたので」は「夢のようだ」に掛かっています。 ・どうせだめだと思っていたのに合格できて / 夢のようだ。 ・どうせだめだと思っていたので(合格できて)夢のようだ。 というニュアンス。 「どうせだめだと思っていたのに合格できた」 「どうせだめだと思っていたので夢のようだ」 どちらも自然な表現です。 掛かる先を間違って解釈すると、 「どうせだめだと思っていたのに夢のようだ」は(「合格できて」「受かって」などが省略された)不完全な文となり、 「どうせだめだと思っていたので合格できた」は誤った文となります。
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- hakobulu
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#6です。 >掛かる部分の違いによって二通り説明できますね。 : はい、それが理解できれば大丈夫でしょう。 「どうせだめだと思っていたので、合格できて夢のようだ。」という表現は間違いではありません。 おっしゃるように、練習問題としては好ましくないですね。 ただ、書き言葉として厳密に言えば、 「どうせだめだと思っていたので、合格できて、夢のようだ」 と読点を追加すると理想的かもしれません。 通常の会話においては、どちらも正しい日本語であることに違いはありません。
- kine-ore
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「合格できて夢のようだ。」という表現が不完全構文となっているのが原因でしょう。 接続助詞「て」には二つの機能があります。 a)順接…「合格できた。(そしてそれは)夢のようだ。」 b)逆接…「合格できた。(しかしそれは)夢のようだ。」 1.「(それな)のに」…順接 どうせだめだと思っていたのに、合格できて夢のようだ。 ↓ 「どうせだめだと思っていた。(それなのに)合格できた。(そしてそれは)夢のようだ。」 修正を最小限にするには読点の位置をずらすだけでも可です。 「どうせだめだと思っていたのに合格できて、夢のようだ。」 2.「(それな)ので」…逆接 どうせだめだと思っていたので、合格できて夢のようだ。 ↓ 「どうせだめだと思っていた。(それなので)夢のようだ。(まさか)合格できた(なんて)。」 「どうせだめだと思っていた。(それなので)合格できた(なんて)、(まるでそれは)夢のようだ。」 修正は主文の複文節を前後逆転させるか、接続を合わせるため一部の語句を加えると明快になりますが、ほんの少し原文に追加しても何とか納まるでしょう。。 「どうせだめだと思っていたので、(まさか/みごと)合格でき(るなん)て夢のようだ。」 要はまず、口語や俗語的な簡略表現に走る前に、誰にも分かりやすい日本語の記述表現を心がけることでしょう。それがひいては接続助詞「のに」「ので」「て/で」の働きの違いや、特にテヲニハの用法に馴染むことに通じることになりますから。
お礼
ご回答、ありがとうございました!なんとなく分かったような気がします。教科書から出た練習問題で、一見「のに」は正解のようですが、なぜ「ので」がだめなのか聞かれたら、答えられなくなりました。やはり自然な文として「のに」のほうがいいですね。
- cxe28284
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質問者さんの補足読ませていただきました。 この文章の場合2番目の文章がそれほど不自然だとは思いません。 これを丁寧な言い方に変えてみましょう。 どうせだめだと思っていたので、合格できて夢のようです。 合格できて夢のようだという言葉の理由 原因が「どうせだ駄目だと思っていたので」 このばあいの「ので」は「から」とよく似た用法です。 この文章は成り立つと思います。 意外であることを説明強調したい場合は逆説の接続詞「のに、」 事の成り行きを説明したい場合は「ので」でいいと思います。
お礼
ご回答、ありがとうございました。教科書から出た練習問題で、一見「のに」は正解のようですが、なぜ「ので」がだめなのか聞かれたら、答えられなくなりました。掛かる部分の違いによって二通り説明できますね。
- etranger-t
- ベストアンサー率44% (766/1736)
ANo.1です。補足読ませて頂きました。 少し説明不足だったかも知れません。上の文と下の文の違いは、前半と後半を繋げている「のに」と「ので」の違いだけです。この違いは全く違うもので、理由を申し上げますと、 まず、「のに」の場合は、前半と後半が相反する、あるいは矛盾している場合に用います。この場合であれば、前半の「どうせダメだと思っていた」と「合格できた」ということは矛盾していますので、言葉としては成り立っているのです。 それに対して、「ので」の場合は、先の回答でも述べましたが、後半が前半の理由や根拠になっていなければいけないので、矛盾していてはいけないのです。この場合ですと、「どうせダメだと思っていた」と「合格できた」は矛盾していますので、言葉として成り立たないということです。 少しの違いですが、日本語としてはまったくおかしな表現となってしまう例だと思います。
お礼
二度もご回答くださって、まことにありがとうございました。教科書から出た練習問題で、一見「のに」は正解のようですが、なぜ「ので」がだめなのか聞かれたら、答えられなくなりました。やはり掛かる部分の違いによって二通り説明できるような気がしますが、母語話者にある語感がなくて、「のに」のほうがより自然な日本語のようですね。日本語って難しいですね。ありがとうございました。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
(1)「どうせだめだと思っていたのに、合格できて夢のようだ。」と (2)「どうせだめだと思っていたので、合格できて夢のようだ。」の違いですが、(1)では「予想とは逆の結果が出て意外だ」との意味を明確に示しています。 これに対し(2)でも一つの単語を加えることで同様の文意を示すことに変化します。「合格できて夢のようだ」のの前に「まさか」或いは「意外にも」「予想に反して」を加えたならば「どうせだめだと思っていたので、まさか合格できて夢のようだ」となり前半の文節内容を否定する形になります。文意は通じます。 もし(2)のままですと、それは前半の部分が既に決定している事実を示しそれを理由とする文言で終わっていることになります。本来は「だめだと思っていた」その結果として「本当は不合格だったはず」となります。けれども現実として「合格できた」のですから、そこには「意外にも」をつけなければならないこととなります。 読み手によっては書き手の意図として理解してくれることもありますが、書き手としての意図を明確に示す表記をしなければ読み取ってはくれません。それには工夫することが大切です。
お礼
ご解答ありがとうございました。教科書から出た練習問題で、一見「のに」は正解のようですが、なぜ「ので」がだめなのか聞かれたら、答えられなくなりました。やはり掛かる部分の違いによって二通り説明できるような気がしますが、母語話者にある語感がなくて、「のに」のほうがより自然な日本語のようですね。日本語って難しいですね。ありがとうございました。
- etranger-t
- ベストアンサー率44% (766/1736)
何故、下の文がおかしいかですが、「~ので」というのは、あとの文が理由や根拠を示すための言葉になります。つまり、「ので」までの前半の文の理由や根拠が後半の文に表現されることとなりますので、「合格できて夢のようだ」の理由や根拠が「どうせダメだと思っていた」では矛盾してしまうからです。 このような理由で、下の文はおかしな日本語になってしまっているということです。
補足
こんばんは。さっそく教えてくださって、ありがとうございます。 自分の考えでは、もともと「どうせだめだと思っていた」、だから、「合格できて夢のように思えた」のです。予想とは違うから喜びもそれだけ多く感じました。そう理解してだめでしょうか?変な考え方ですが、よろしくお願いします。
お礼
ご回答、ありがとうございました。教科書から出た練習問題で、一見「のに」は正解のようですが、なぜ「ので」がだめなのか聞かれたら、答えられなくなりました。掛かる部分の違いによって二通り説明できますね。
補足
私も同じように思っていましたが、正解は「のに」です。もともと練習問題として出すのが適切でないようでしょうね。