ダイヤフラムへの張力の加え方
試作で3点困っています。
センサ理解は浅いです。
ステンレスの薄板(駆動部径Φ30,t0.2)を用いて静電容量式のダイヤフラム式差圧センサを作ったのですが、張力を掛けて固定しないためなのか、ゼロ点の戻りが悪いです。じわ~っと時間を掛けて元の値とは違うところに落ち着きます。張力を加えるうまい方法はありませんか?
ジグを用いて張力を加えつつダイヤフラムを他の部材に固定しなければいけませんが、?溶接する?強い力で挟みつける?接着剤でくっつけるなどの方法が挙がりました。まず?でやってみろとの指示があったのですが、しっかり固定できるとは思えないのです。そんないい接着剤はありますか?
また、どんな固定方法がいいのでしょうか?(溶接機を買う予算はありません)
温度特性上、ダイヤフラムとそれを固定する部材は同じ材質を用いるのがよいですか?
ゼロ点の戻りが悪い試作1号は?の方法で固定しました。
ゼロ点戻り以外は良好でした。差圧は最大で30MPaです。
数はでないので最終的に手作業です。
お知恵をお貸し下さい。お願いします。
回答ありがとうございます。
凹凸を利用して張力を加えるのは良い方法ですね。
後はその状態を保ったまま固定できれば
仕様をもう少し書きますと
過大差圧は最大で30MPa(ゲージ圧30MPaと大気圧時)
センサレンジはFS±2000Pa(間違いではありません)
直線性精度は±0.5%FS、温度特性は±0.3%/℃
ゼロ点シフトを±0.2%FSが当面の目標
材料費は2万円以下で、ジグ代は50万円まで
年10個生産。
ちなみに学生ではありません。
よろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 結局、なんとか送液できるようになりました。この質問をする前は、HPLCポンプの構造もよく分かっていなかったので、とても参考になりました。 他の種類のポンプでも構造は似ているのですね。大変勉強になりました。また迅速なご回答で大変たすかりました。 ほんとうにありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 漏れが全くないと動作しない、、、すごく重要なご助言です。英語ページも含めて説明を探していましたが、どうやらダイヤフラムポンプと思っていたのが間違いのようです。ダイヤフラムではなく、シールなのですね。説明書にダイヤフラムと書かれていたので、固定概念ができていたようです。 ダイヤフラムポンプにしてしまえばいいようですが、、、とおっしゃていただいたのも大変勉強になりました。吐出の量の制度を上げるために、硬いプランジャーがその役割を直接担っているのですね。 ほんとうに助かります。