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太宰治の「グッド・バイ」について(2)
内容が、異常に明るいのは、「人間失格」を書いたために重荷を降ろす事が出来、身軽な新しい境地への第一歩だと、奥野健男氏は書いていたように思います。そして、もし完結していたら、日本にかつてないユーモア風刺小説が生まれていたのに残念だとも言っています。 この永井キヌ子と田島周二は、この後どうなったと思いますか。 あなたのご自由な意見をお聞かせ下さい。
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- boyeagle
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回答No.1
どうもなってないと思います。太宰は現代の紳士淑女の別離百態を描きたかっただけだから、愛人との別離が終われば二人の関係も終わりにしなければ、太宰の最初の主旨に反します。
お礼
ありがとうございます。そうでしょうか、それでは余りに味気ない気がしますね・・・