ご回答ありがとうございます。
a, b に関する対称式の例としては
a^2+b^2
が簡単な例です。a と b を入れ替えても(注意:a^2とb^2 を入れ替えるのではありません)、
a^2+b^2=b^2+a^2
で等式が成立するから、a^2+b^2 は対称式です。これとは別に、
2a^2+b^2 は対称式ではありません。a と b を入れ替えると、この場合は
2b^2+a^2
という数式が出来上がります。当然ですけど、
2a^2+b^2≠2b^2+a^2
ですから、2a^2+b^2 は対称式ではありません。文字の種類が増えても同じです。
a^2+b^2+c^2 …(A)
は、a,b,c の対称式です。文字の入れ替えをすると、
a と b を入れ替える→ b^2+a^2+c^2…(B)
b と c を入れ替える→ a^2+c^2+b^2…(C)
c と a を入れ替える→ c^2+b^2+a^2…(D)
という、(B), (C), (D) の3本の式ができますが、(A)=(B)=(C)=(D) となるので、(A) は対称式です。一方、
a^2+b^2-c^2 …(E)
は対称式ではありません。文字の入れ替えをすると、
a と b を入れ替える→ b^2+a^2-c^2…(F)
b と c を入れ替える→ a^2+c^2-b^2…(G)
c と a を入れ替える→ c^2+b^2-a^2…(H)
という、(F), (G), (H) の3本の式ができますが、(E)=(F)は成立しますけど、(E)≠(G) 、(E)≠(H) となるので、(E) は対称式ではありません。
というような具体例を知りたかったわけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 a, b に関する対称式の例としては a^2+b^2 が簡単な例です。a と b を入れ替えても(注意:a^2とb^2 を入れ替えるのではありません)、 a^2+b^2=b^2+a^2 で等式が成立するから、a^2+b^2 は対称式です。これとは別に、 2a^2+b^2 は対称式ではありません。a と b を入れ替えると、この場合は 2b^2+a^2 という数式が出来上がります。当然ですけど、 2a^2+b^2≠2b^2+a^2 ですから、2a^2+b^2 は対称式ではありません。文字の種類が増えても同じです。 a^2+b^2+c^2 …(A) は、a,b,c の対称式です。文字の入れ替えをすると、 a と b を入れ替える→ b^2+a^2+c^2…(B) b と c を入れ替える→ a^2+c^2+b^2…(C) c と a を入れ替える→ c^2+b^2+a^2…(D) という、(B), (C), (D) の3本の式ができますが、(A)=(B)=(C)=(D) となるので、(A) は対称式です。一方、 a^2+b^2-c^2 …(E) は対称式ではありません。文字の入れ替えをすると、 a と b を入れ替える→ b^2+a^2-c^2…(F) b と c を入れ替える→ a^2+c^2-b^2…(G) c と a を入れ替える→ c^2+b^2-a^2…(H) という、(F), (G), (H) の3本の式ができますが、(E)=(F)は成立しますけど、(E)≠(G) 、(E)≠(H) となるので、(E) は対称式ではありません。 というような具体例を知りたかったわけです。