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理学博士の就職
埼玉大学または千葉大学の大学院で応用化学を専攻したとして、 博士後期課程修了後、講師になり、助教授や教授へ進んでいく場合を考えています。 ポスドクから仕事が見つかる確率はどの程度でしょうか? 他の大学の教養講座の講師としてならいくらでも仕事がありそうな気がしますがその辺はどうなのでしょうか。 よろしくお願いします。
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埼玉大、千葉大などあるいは化学系の具体的なことはわかりませんが、今一般に職探しで甘い話はどこにもありません。理系であれば修士は会社就職には有利ですが、博士課程で博士が取れる確率は百%ではありませんし、取れても会社は博士をあまり積極的には取りたがりません。 博士課程の場合、多くの人はポスドク、助手を経て講師に向かう訳ですが、化学系は環境問題もあるし研究設備にお金がかかるので、一部の大学にしか学科がないだろうと思います。一般教養の先生ならどうかというと化学系の専門学科がなければ教養としての化学系の実験設備もないでしょうし、授業のコマ数も減らした上で非常勤講師でまかなうという手があったりします (一流大学に依頼)。大学のポストはいったん確保すれば失職の可能性は低いかわりにポストが空く確率は低く、助手・講師の競争率は存外高く、ポスドクの期間が長引くということになります。まあそれでも指導の先生はあちこち押し込もうとしてくれるとは思うのですが.... 私学は学生数に比例した学費収入を主な収入源として経営していますが、少子化の影響で定員割れが多くなっており、文科省も整理統合を目指そうとしています。その意味でも厳しい世界になりつつあると思われます。 それでも皆どうにか生活している訳で、上のようなことは頭に入れた上で良い研究室を選び、やりたい道に進まれたらいかがかと思います。優秀は人にはそれなりに道が開けると思います。 ご参考までに。
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- Willyt
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正直に言って、なかなか難しいのですが、頑張っているポスドクの研究者を観察していると結構ナントカなってしまうから不思議です。初志貫徹、まっしぐらというのは案外効果があるようですよ。民間の研究所などからお呼びがかかって高給でで迎えられるということもありましたね。お呼びがかかる原因はやはり業績です。つまらない論文を沢山ということではなく、キラリと光る論文はおのずと注目を浴びることになります。やはり研究に没頭することが道を開く一番の武器になりますね。どうぞ初志貫徹、一心不乱で頑張ってください。 なお、非常勤講師の口はそんなに甘いものではありませんよ。外部へ委託するのは一時的な繋ぎである場合が多いのです。
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