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博士後期課程の女性
私は、生命科学を専攻している博士後期課程1年の女性です。 私は、今まで自分の研究分野が好きで、その事が陰ながらも人の役に立つと信じて研究を続けてきました。しかし、大学院を修了した後の自分自身を考えた時に、不安になりました。 同じ専攻の先輩方(男性)の多くは、ポスドクとして数年の契約で就職をしています。しかし、女性の場合に、このような数年の契約期間中で、結婚やまして出産をできるでしょうか? 生命科学の分野で生きていきたい、そして、人の役に立つ仕事をしたい。結婚や出産をしても、社会に出て働きたいと強く思っています。 その事を優先すると、資格(薬剤師、看護師)を取り、その道で働くことが良いのか?とも考えるようになりました。(勿論、資格を得るために大学に通わなければなりませんが。) 特に、女性のポスドク、研究者の方に、どのようにこのような問題を解決したかを教えて頂ければ幸いです。 宜しくお願いします。
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男性博士ですが、博士卒の女性を何人か知っています。 ひとそれぞれです。 助手になって、産休を二回もとってもバリバリ活躍したり、 だんなや子供を日本に残して在外研究をしたり、という方もいれば、 しばらくはゆっくり子育てを楽しむ、といって一時的に専業主婦になった方もいます。 いずれの場合も、だんなとなる方の理解が大変重要になります。 お互い譲り合う姿勢で歩み寄れば、 意外とうまくいくんですよ。 100%の自己主張を通そうとすると、うまくいきません。 結婚してからのことは、だんなになる方とよく相談して、よい進路を探ればよいのです。 むしろ、高学歴の方のほうが、男女差別なく、働く機会は多いのでは?と思えます。 ポスドクになる博士修了者は最近非常におおいです。 が、将来の保証がない短期の職ですから、むしろ、男のほうが不安は多いです。 旦那が固定の職をもっていて、ポスドクや非常勤兼主婦なんていう女性ドクターも結構います。 こういう場合は、むしろポスドクのような期限付きのほうが、ちょうどいいらしいです。 もちろん、ポスドクの期間中に出産を、というのはちょっとやめたほうがいいです。 それは、いかに個人の自由とはいえ、周りに迷惑がかかります。 博士が活躍できる短期の職は意外と多いので、 たとえば、それを渡り歩いて、その合間に出産とか。 常勤職につく場合でも、外国留学をいつにするとか、その研究の区切りがいつになりそうとか、 ある程度の先のプランと子育てとをうまくリンクさせて考える必要はあります。 私の知っている人は、比較的それを上手にやっていました。 ドクターをとるということは、資格とはちょっとちがいますが、 立派な社会的ステータスがあるのです。 あなたがその気なら、社会に役立つことはいくらでもできるはずですし、 むしろ、あなたが、主婦業・子育てとうまく両立しようとする意思と人生設計が重要です。 それさえクリアすれば、あなたの活躍できるところはきっとあるはずです。
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この3月に理系学部の博士後期課程を修了見込みの女性(30才前後)です。 気持ちよくわかります。 私自身修士課程を修了後、一般企業で数年間働いて博士課程に戻りました。 もどる時も結婚、出産は考えました。 ですが、”やりたいことをやりたい”の思いの方が強くて・・・。 仕事も希望どおりのところが見つかるかどうか分かりませんし、 結婚はできても、出産となるとなかなか大変かとは思います。 でも、今は学位を取ることのほうを考えてください。 せっかく専門の方に進まれることを選んだのですから。 私もよくこれでいいのかなあとおもいますが、もうこの道を選んでしまったのだし、元には戻れない、 結婚出産は博士課程を修了してからでも何とかなる。 (最近は晩婚も多いから) それよりも途中で投げ出すのもいやだと思ってきました。 つらいことも多いと思いますが、好きなことを見つけることができたのですから。 その時その時に自分にとってベストな選択をしてきたのだと思います。 なんだか回答になっていなくてごめんなさい。
お礼
回答をありがとうございます。 >つらいことも多いと思いますが、好きなことを見つけることができたのですから。 >その時その時に自分にとってベストな選択をしてきたのだと思います。 そうですね。後ろや、周りばかりに目を向けず、しっかり前を向いて歩こうと思います。 今、研究が出来る環境にいる事を感謝して(指導教官、両親、友人、彼氏に対して)、この道でやりぬきたいです。 私も修了できるようにがんばります。 エールをありがとうございます。 最後に、博士後期課程修了、おめでとうございます。
- cueda
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再度cuedaです。 先の見えないトンネル・・・ 確かにそうですよね。 特に友人のプライベートの幸せを結婚式や出産などで見ると、余計に自分の今の立場を考え込んでしまいますね。 私はそういうことを「結婚式出席後症候群」と勝手に呼んで、「自分は自分だよなあ」と思えるまで、ぐだぐだと思い悩んいます。 でも、友人が子育てノイローゼになったときに「あなたは自分のやりたい研究ができて幸せよねえ」と言われたことがあります。 私から見たら彼女のほうが幸せだよなあ・・・と苦笑いしてしまいました。 他人の芝生はよく見えるというように、自分の幸せなんて自分で感じながら過ごせる時のほうが少ないような気がします。逆に言えば常に幸せと隣り合わせ、不幸せとも隣り合わせ・・・ということではないでしょうか。 私も暗闇の中をぶつかりながら、転びながら、立ち止まりながら歩いているような毎日です。それでも、引き返すよりはよいと勝手に思いこんでいます。トンネルだったらいつかは出口もくるさと楽観的です。 そもそも、私は自分が幸せか否かというのは、その時に感じるより、思い返せば幸せだったなあと思うことが多いので、それを感じる日がくるように十分思い悩んで、長生きしたいものです。 お互い、健康に気をつけて有意義な研究生活を送り、できたら成果をだしましょう。 2回目の上、長くなりました、ごめんなさい。
お礼
二度も回答していただき、ありがとうございます。 私も早く「結婚式出席後症候群」から抜け出したいです。 >他人の芝生はよく見えるというように、自分の幸せなんて自分で感じながら過ごせる時のほうが少ないような気がします。逆に言えば常に幸せと隣り合わせ、不幸せとも隣り合わ>せ・・・ということではないでしょうか。 そうですね。 結局は、自分が死ぬ時に人生を振り返って見て「ああ、こんな私で良かった。」と思えられるように、今を一生懸命行きたいです。 アドバイスとエールをありがとうございます。
- ice_rif
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正面突破あるのみ!グダグダ言う奴は実績で 蹴散らしましょう。なんとかなります。
お礼
回答をありがとうございます。 まず、他人ではなく、グダグダ言ってしまう自分自身を蹴散らさないといけません。 実績(より多くの人、研究者に刺激を与える論文、学会発表、テクニック)を積んで、自信をつけることが、解決の糸口のように感じました。 喝を入れていただき、ありがとうございます。
- cueda
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rody77rodyさん、こんばんは。 まさに私と同じ立場です。(D1、女です) 研究内容は大雑把に医療系なのですが、不安を感じるところは同じです。 ポスドク中の結婚はありえるかもしれませんが、出産は恐らく無理だと思います。 任期がある上、研究上必要なスキルやテクニックを持った人間が2~3ヶ月離職することは雇い研究者側に不利になるし、成果が出なかった場合の次の職が・・・と聞いたことがあります。 これを乗り越えるには相当の心身の強さと両親の協力がないと出産は無理でしょう。 ただ下の方も仰っているように人それぞれの考え方だと思います。 就職のことや、結婚、出産といろいろ考えますが、考えても状況は同じなので就職先などの流れにまかせ、その流れ着いたところで世のため人のためになるように、自分の持てる力を精一杯だそうと思うようにしています。 資格を取りに行き薬剤師や看護師となったとしても、同じ様なことで悩んでしまうと思うのです。でしたら、今自分が取り組んでいる研究で、何ができるかを必死に考える方が賢明だと思います。 ただ、どこであっても、自分が出来うる力で勉強だけは続けようと思っています。そのために今はしっかりと知識と人脈を広げようと思っています。 私は器用ではないため、学位を取得するまでは子育てが出来そうにないのできっちり避妊はしています。 参考までに。
お礼
同じ立場の方からの回答、うれしい限りです。 >就職のことや、結婚、出産といろいろ考えますが、考えても状況は同じなので就職先などの流れにまかせ、その流れ着いたところで世のため人>のためになるように、自分の持てる力を精一杯だそうと思うようにしています。 つらいほどよく分かります。 そうですね、強くならないといけませんね。 質問して良かったです。 本当に心温まるアドバイスを、ありがとうございます。
補足
最近、同級生の結婚式によばれることが多くなり、つい自分自身の事を考え込んでしまいました。(比較しては、いけない事を分かっていますが。) 好きな研究をしながらも、実は先の見えない真っ暗なトンネルを一人ずっと歩いているのでは?という恐怖感です。 これでは、悲観的過ぎですね。
- firevalkyries
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まず、もしrody77rodyさんにとって屈辱的な回答であったら申し訳ありませんと言うことから始めますね。 rody77rodyさんは、「弁理士」という資格をご存知でしょうか?簡単に説明してしまうと特許の代書屋ですが、特許はその分野そ最先端中の最先端ですので、単なる法律家では手に負えません。当然「法律家のマインドを持った」技術系スペシャリストであることが求められます。rody77rodyさんの場合博士号を取得されれば一応生命科学のスペシャリストと渡り合える専門知識はあると看做されますので、知的財産関連の法律の勉強だけで弁理士の資格を取得することができますし、弁理士資格を取得してすぐに生命科学関連という専門分野ができます。 白衣を脱いでスーツせする仕事になりますが、生命科学関連の知的財産保護という高い社会的使命を持ったやりがいのある仕事ですし、結婚・出産を経ても資格そのものは有効ですので一生続けられる仕事ではないでしょうか?
お礼
早々の回答をありがとうございます。 「弁理士」は、最先端の生命科学に常に触れることができ、今求められる職業だと思います。 私の研究室内でも、特許の絡む研究を行っているので、その重要性を感じています。 多彩な視点からのアドバイス、本当にありがとうございます。
お礼
早々の回答をありがとうございます。 >ポスドクになる博士修了者は最近非常におおいです。 >が、将来の保証がない短期の職ですから、むしろ、男のほうが不安は多いです。 私も「将来の保証がない短期の職」という点ばかりに目がいってしまい、悲観的になってしまいました。 生命科学の分野は、実力主義の世界です。 このような道を選んだのも自分自身ですし、悲観してばかりでは何も始まりません。 強い意志を持つ事。それには、それ相当の研究に対する努力や自信が必要だと思います。今はそれを身につける時期ですね。 知り合いの方の貴重なお話と、アドバイスをありがとうございます。