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質問者が選んだベストアンサー
内容から見て、中学校の理科の問題のようですので、そのレベルで考えます。 その場合、必要なことは、力学的エネルギー保存の法則と、「摩擦のない斜面を物体が滑り落ちるとき、斜面の傾きが大きいほど早く落ちる」という経験的考察だけです。 実験4の結果のグラフから、小球が板(斜面)を上昇する時間と下降する時間が同じことが読み取れます。 板の傾きを大きくしても、「上昇の時間=下降の時間」の関係は変わらないと考えられ、 上昇(下降)の時間そのものは、傾きが大きいほうが短くなると考えられるますので、 「ア」のグラフになります。
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- gohtraw
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回答No.1
摩擦や空気抵抗が無視できる前提で。 物体が斜面を登り降りするとき、重力の斜面に平行な成分が物体に加速度を与えます。その値は 斜面を登るとき:-g・sinΘ (Θは斜面が水平面となす角)・・・(1) 斜面を下りるとき:g・sinΘ (同上) ・・・(2) となり、これらの値は時間を横軸、速度を縦軸にとってグラフ化した時の傾きに相当します。その理由は、 初速度をv0、速度をv、時間をt、重力加速度をgとすると v=v0-gt・sinΘ (斜面を登るとき) v=gt・sinΘ とあらわされるからです。 0<=Θ<=π/2 の範囲においてΘが大きいほどsinΘは大きくなるので、斜面が急になるほど(1)の値は小さく、(2)の値は大きく、両者の絶対値は等しい(符号は逆)ということになります。 以上のことから、正しい選択肢はどれか、考えて下さい。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。分かりました。
お礼
中学レベルに合わせてくれてありがとうございます。 とても参考になりました。