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「同掲書」の読み方
論文などを書いていると「同掲書,55頁」などという記載をよくするのですが、この「同掲書」を一発変換したいのですが、恥ずかしながら読み方がわからず、一発変換できません。 「どうけいしょ」なのではないか、と思っていたのですが、変換できないので、「同じ」+「掲げる」+「書」と打ってから、文字を削っております。 ご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。
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たぶんラテン語の op. cit. のことだと思いますが、これは英語で言えば in the work cited つまり、 「(先ほど)引用した本の中に」 というほどの意味です。 辞書を引いていただければおわかりのように、「前掲書」「同書」「引用書」と訳されるのが普通です。 おそらく「同掲書」というのは「前掲書」と「同書」が混交してできたことばだと思われます。 したがって、辞書にない、あるいは変換されない、というのは、ある意味、当然のことと言えます。 ただこれだけ広まってしまいますと、今更どうしようもないという気もするのですが、それはともかく、変換できない、というのはIMEに単語登録するしかないのではないでしょうか? (単語登録の仕方については、「MS IME 単語登録」とか「ATOK 単語登録」などで検索してください。)
お礼
「前掲書」「上掲書」は変換されるので、どうしてだろうなぁ…と思っていたのですが、やはりそういうことなんですね。ありがとうございます。たいへん勉強になりました! ちなみに、去年までATOKユーザーだったのですが、最近はGoogle IMEで満足しておりました。GoogleIMEの場合、多少まちがった言葉遣いでも、変換してくれることも多かったので、そこも含めて少し不思議な気がしておりました。 これからは、「前掲書」となるべく書くようにしたいと思いました。