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テトラエチルアンモニウム塩のスピン結合について(NMR)
1H-NMR(400MHz、溶媒CDCN)でテトラエチルアンモニウム塩を測定したところ、 末端のメチルプロトンがδ=1.2付近でトリプレット・トリプレット と9個に分かれて検出されました。J値は1.9Hzと7.2Hzです。 測定する以前の予想は単純にトリプレットだと思っていたのですが、 さらに細かくトリプレットに分裂する理由がわかりません。 立体模型を組んでみたところかなり嵩高いことがわかったので、 もしかしたら末端のメチルプロトンが自由回転出来ないために非等価で、 ジェミナルプロトンでスピン結合をしているのではないかと 思うのですが、勉強不足で確信が持てません。 答え、もしくはヒントになるようなこと何でもよいので どなたかお答えくださるようお願いします。
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回答No.1
お礼
回答ありがとうございます。 確認法1と確認法2が今出来ないので、 確認法3をCDCl3(300MHz)で行ってみましたが、 結果はCD3CN(400MHz)の時と同じでした。 また、AldrichのNMRデータライブラリをあたってみた所、 テトラエチルアンモニウム塩のメチルプロトンは カウンターアニオンによらず今回と類似の ピーク形を示すことがわかりました。 ところが、これがテトラメチルだったり、 テトラプロピルだと比較的綺麗なトリプレットに成るようです。 つまり、アルキル鎖の炭素数が2(エチル)の時だけ 非等価なプロトンが存在すると言うことなのでしょうか?