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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「日本は植民地にされる恐れがあった」 の根拠)

日本は植民地にされる恐れがあったのか?

このQ&Aのポイント
  • 日本は植民地にされるという恐れがあったのか、その根拠について考察します。
  • 日本が植民地にされる可能性があった根拠として、西洋諸国の目的やコストについて調査します。
  • また、幕末の軍事力や治安状況についても考察し、日本が植民地にされる恐れがあったのかを検証します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • k16399638
  • ベストアンサー率33% (342/1035)
回答No.6

日本が植民地になる可能性は、極めて低いと思います。 1 国民全般に教育が広く行き届いていました。インドのように支配層が納得して英国の軍門に下り、下の階層が自動的に盲従するようなことが考えられません。支配層が納得しても必ず抵抗運動を思想的に指導する層、人物がでるでしょう。 また、下層階級の教育レベルが高いということは、彼らを思想的・軍事的に指導することが容易であることを意味します。武器より恐ろしいのは士気とそれを裏付ける思想です。日本はそれを用意することが可能な国でした。 2 日本は島国であり、当時のロジスティックス能力では、日本を軍事的支配下に置くだけの兵力を送り込み、それを維持することは不可能です。特に、内陸の地形が険しい、そして天候の影響が四季を通じて大きい、という特徴があり、当時の西欧諸国の装備では攻め亡ぼすことはまず不可能でしょう。 英国は当時アフガニスタン制圧に失敗しています。インドを索源にして作戦できるアフガニスタン攻略すらこの体たらくですから、日本攻略など不可能です。 3 天皇の存在があります。幕府も結局は天皇の臣下にすぎません。ということは、幕府がつぶれても他の組織が天皇を象徴にして、日本国防衛を組織できます。これは1に結びつけることが容易であることも重要となります。植民地支配の手段である「傀儡政権樹立」が、困難なわけです。 4 シベリア鉄道の建設が始まるのは1891年なので、日本侵略のためのロジスティックス機関としての存在意義は、幕末を中心に考えるとしたら論外だと思います。またヴラーディボストークは1890年代ですら人口2万5千の集落にすぎないので、同じく幕末に日本攻撃に使う索源としては、論外でありましょう。 5 日本は南北戦争終結(1865年)で武器装備過剰となるアメリカから、装備を購入することが幕末だと容易になります。史実でも装甲艦まで(甲鉄は、CSS ストーン・ウォールです)購入しており、日本側の装備が充足するのに時間はかからないでしょう。 6 中国大陸で太平天国騒乱がおきており欧米は日本どころではありません。列強は清朝に肩入れすることで利権を手にすることを極東アジア政策の最重要課題にしている真っ最中です。 また、正統政府に反乱した太平天国がキリスト教の国だと日本にも伝わっており、キリスト教にまだ反感の強かった日本で太平天国に対する評価が低く、ひいてはキリスト教列強に対する警戒感と一種の軽蔑が、支配層から庶民に至るまで広まります。宗教で侵略することも不可能なわけです。 以上を鑑みると、軍事・政治的に征服し植民地経営するのはペイしません。戦争しても割に合わないのがわかっているのなら、当然ながら交易です。また、どこかが日本と戦争し始めたら、だれかが日本の方について、自国の友好国として取り込むでしょう。 ただ、中国のように租界を作られる可能性までは否定できませんが、租界の治安を維持するのが難しいと思います。日本人個人、武士の戦闘能力が高いので、テロが頻発するのが目に見えています(それを支援する国も出ると思います)。 オチ そもそも、極東というのは東の果てです。欧州列強にとっても、アメリカにとっても遠すぎる地域なので、列強指導部は「あの辺にあるニホンってなんだ?」というのが実態ですから、自国民の血で征服して利益が出るところとは、考えていなかったでしょう。 私はこれこそ、日本が植民地化されない最大の理由だと思います。

kobatetu01
質問者

お礼

大変充実した回答をありがとうございました。

kobatetu01
質問者

補足

これほど完璧な列挙は見たことがありません。 感服しました。 このすごい知識をもう少し知りたい気がします。 遠慮なく連打お願いします。

その他の回答 (11)

  • misawajp
  • ベストアンサー率24% (918/3743)
回答No.1

>幕末の軍事程度ではだめだったのか? せっかく調べながら、自分に都合の悪いことは故意に無視しています 長州藩の異国船打ち払いの実力行使の結果が如何だったかをもう一度調べることです いわゆる黒船は 日本全国 海岸から数kmまでは砲撃可能です それまで防御壁だと信じていた海が侵略者のハイウェイであることに気付かされたのです (これは現在でもおなじ、日本海側に国籍不明船が接岸しある程度の規模のテロリスト上陸させれば県単位で占領されてしまうでしょう、後続部隊を撃破できなければどのような結果になるか、二百年前には人道主義などありません) もう少し洞察力を養うことです、他人からの受け売りとあまりにも表面的過ぎる理解しか出来ていません

kobatetu01
質問者

お礼

ありがとうございました。

kobatetu01
質問者

補足

>せっかく調べながら、自分に都合の悪いことは故意に無視しています >もう一度調べることです >もう少し洞察力を養うことです、他人からの受け売りとあまりにも表面的過ぎる理解しか出来ていません 私はいろいろの方の考えを勉強して、進歩しようと思っているのに、ちょっと酷い言い方では無いでしょうか?何のことを言われているのか、わけがわかりません。 もう少し素直に回答してください。 馬関戦争で長州が四国艦隊に砲撃されたのは、長州が一方的に砲撃したことに対する報復に過ぎません。 それにも関わらず、四国連合は長州と講和を結んで済ませて、領土的野心は示しませんでした。 つまり四国艦隊は長州を植民地にするなどということは考えもしなかった証拠になります。 この例がどうして植民地化の意図の根拠になるのか、説明してください。

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