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コンデンサ 突入電流

「進相コンデンサと直列リアクトル」について勉強していると、参考書に「コンデンサ投入時の突入電流は大きい」という内容が出てきました。 これは、SWをONにすると電圧が0から既定値へ急激に変化するため、i = C・dv/dtより時間的変化が大きいということから電流値も大きくなるという解釈でよろしいのでしょうか?

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  • el156
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回答No.1

正しいです。 補足しますと、それは、Q=CV、i=dQ/dtに由来します。キャパシタンスという性質は、電圧と電荷が比例することを意味しますから、電圧をステップ状に変化させようとすると電荷もそうしなくてはなりません。電流は電荷の時間変化ですから、電荷をステップ状に変化させることは電流が無限大になることを意味します。キャパシタは電荷の入れ物で、溜めた電荷の量が電圧に比例し、比例係数が静電容量です。電流は電荷の時間変化ですから、キャパシタに電流を与えてから電荷が溜まって電圧が増えて行くまでには遅れがあります。だからキャパシタの電圧は電流に対して相対的に遅れ、逆に電流は相対的に電圧に対して進みます。

その他の回答 (1)

  • rnakamra
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回答No.2

正しいです。 ただし無制限にdV/dtに比例して大きくなるわけではありません。 現実の回路では途中の導線の抵抗がゼロではなく、回路全体のインダクタンスもゼロではありません。コンデンサ自身もインダクタンス成分を持っています。 インダクタンスはdi/dtに比例した抵抗となるためこの分の電圧降下が発生します。 そのため電源電圧の上昇速度(dV/dt)をいくら大きくしても突入電圧がいくらでも大きくなるというわけではありません。

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