- ベストアンサー
今更聞けない「PならばQ」の考え方
- PならばQの真偽を考える際、PとQに変数が入った場合の対応について疑問を持ちました。
- 具体的に、P:x=3、Q:x^2=9の場合とP:x=3、Q:x^2=10の場合について考えました。
- Pの真偽によってQの真偽が決まるのか、または任意の変数について成り立つのか、明確に理解したいです。
- みんなの回答 (26)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#24 MagicianKumaさん >それで良いですよね いいとおもいます。
その他の回答 (25)
- 中村 拓男(@tknakamuri)
- ベストアンサー率35% (674/1896)
>x=3 ⇒ x^2=10 の真偽を考えるとき、 >本当ならxの範囲をしっかりと決めた上で、 >その範囲内の全てのx について考えるのが本当だけど、 >x=3が成り立たない範囲では、 >x^2=10に関わらず真になるので、 >考える重要性があまりない。 >なので、x=3が成り立つところだけで考えれば十分(高校生としては)。 >言い換えると、p ⇒ q のpが真と仮定して考えたのと >同じ答えになるんやね。とのたまっていますが。 文句のつけようのない正確な理解ですね。 釈迦に説法という気がしますが、ひとつ補足すると 今回の例では x=3 という一点を調べるだけなので Pの真偽からP→Qが導けますが、P が真の範囲が一点では 無い場合はQの真偽はその範囲の中でくまなく調べる必要があります。 つまり、 >「xの範囲をしっかりと決めた上で、 >その範囲内の全てのx について考える」 というのが重要になってくるわけですよね。 このときおっしゃるとおりxの調査範囲は P(x)が真になる 範囲で十分で、これが くまなく例外がないか調べる = 全称命題の真偽を判断する ということになります。 数学の設問のかなりのものは全称命題の真偽を問うている 考えて問題ないと思います。
お礼
主参加のお二人の同意が得られたので、ログを閉めたいと思います。 お二人にベストアンサーつけたいのですが、単純に多く回答いただいた、eclipse2mavenさんに したいと思います。tknakamuriさんにもお礼を改めて申し上げます。
- eclipse2maven
- ベストアンサー率32% (33/101)
#23 Caperさん >。もし、まちがっていましたら、あやまります。知ったかぶりをして、ごめんなさい。 いえいえ、いろんな回答があったほうが、質問者さんの甥子さんにも勉強になるでしょう。 正しいか 正しくないかは 他の論理学の詳しい方にお任せするとして、(^^; 私が言いたいのは、実数に限定されてしまうということです。 今はたまたま高校生で、実数のコンテキストで読んでいるでしょうが、 先に述べた数でも成り立つ内容であり また Xをシンボルと扱って別の解釈も実はあります。だから限定してしまうのは、あまり賢い理解の仕方とは言えないし、やっぱり高校生が理解するあり方としては、理解を歪めてしまうというべきか。 これから、先に進んだときに、実用にたえないというか。。。 C言語で組むのと個々にプログラム書くのと オブジェクト指向のJavaやRubyで一回で済ませるちがいとでもいうか。。。(ちょっと、たとえが悪いかなあ) なるべく用語を増やさずにその中で処理する方が、解釈がはいらなくて。 いろんな解釈に対して、使った議論が適用できるわけです。このへんは一つの数学らしさになるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。甥にこのログを全て読ませてみました。 「ひょぇ~」が第一声です。 結論として甥の理解は、 x=3 ⇒ x^2=10 の真偽を考えるとき、本当ならxの範囲をしっかりと決めた上で、その範囲内の全てのx について考えるのが本当だけど、x=3が成り立たない範囲では、x^2=10に関わらず真になるので、 考える重要性があまりない。なので、x=3が成り立つところだけで考えれば十分(高校生としては)。 言い換えると、p ⇒ q のpが真と仮定して考えたのと同じ答えになるんやね。とのたまっていますが。 それで良いですよね。(だんだん逃げ腰になる叔父でした)
- Caper
- ベストアンサー率33% (81/242)
● eclipse2maven さん、はじめまして。よろしくお願いします。 ● eclipse2maven さん は「 真理集合はなぜ実数なのでしょうか … 」とご質問されました。 例 1 の私の答案は、まちがっていましたでしょうか … 。もし、まちがっていましたら、あやまります。知ったかぶりをして、ごめんなさい。 それと、恥ずかしながら、「 ハミルトンの 4 元数 」「 有限体 」「 p 進体 」について、私は知識を全然持っていません。 変域を複素数全体の集合としなかった理由をお尋ねでしたら、説明する上で、楽をしたかったからということです。 ● 私の回答の中で、ほかに怪しい個所は、ございますでしょうか。ご指摘いただければ、さいわいです。私は高校数学も満足に理解していないという程度です。ご指摘に対して、応答できない場合もございます。その場合は、ご容赦ください。
お礼
回答ありがとうございます。どんどん割り込んでください。
- eclipse2maven
- ベストアンサー率32% (33/101)
>#21 Caperさん はじめまして。 質問なのですが、 真理集合はなぜ実数なのでしょうか? 複素数 や ハミルトンの4元数 あるいは 有限体 p進体 では いけないのでしょうか?
- Caper
- ベストアンサー率33% (81/242)
● ごめんなさい。突然、おじゃまして … 。 みなさんは少しむずかしくお考えすぎになっているように、私は思います。MagicianKume さん が提示なさいました 例 1 と 例 2 は、いずれも「 ( 数直線上における ) 真理集合がどのようになっているか 」ということを問うているのではないかと、私は思います。 さしでがましい発言を、お許しください … 。 ● 例 1 ( x の変域は実数全体の集合であるとします。^c は補集合を意味する記号であるとします。 ) P(x): x = 3 Q(x): x^2 = 9 {x| P(x)} = {3} {x| Q(x)} = {-3, 3} {x| P(x) → Q(x)} = {x| ¬P(x) ∨ Q(x)} = {x| P(x)}^c ∪ {x| Q(x)} = {x| x は実数全体の集合} よって、P(x)→Q(x) の真理集合は、実数全体の集合です。( よって、この真理集合は変域と等しいので、「 すべての x について P(x) → Q(x) である 」という全称命題は真になります ) ● 例 2 ( x の変域は実数全体の集合であるとします。^c は補集合を意味する記号であるとします ) P(x): x = 3 Q(x): x^2 = 10 {x| P(x)} = {3} {x| Q(x)} = {-√10, √10} {x| P(x) → Q(x)} = {x| ¬P(x) ∨ Q(x)} = {x| P(x)}^c ∪ {x| Q(x)} = {3}^c よって、P(x) → Q(x) の真理集合は、{3}^c です。 ● 私はそこつ者です。以上の記述が的はずれである場合は、ひらにひらにごめんなさい。
- eclipse2maven
- ベストアンサー率32% (33/101)
P(X) ==> Q(X) を F(X) とおいてるのを 書くのをわすれました。 ただ、こういう定式化を 聞きたかったのかなあ、 作った例題が xを含んだことで、余計に問題をこじれさせて、 本当に聞きたいことを、ねじれさしてしまった気がしないでもないが。。。 私は素朴に Pが偽の場合も P==>Q の真偽で考えないといけないことに、おどろいて、なぜ普段は考えないのか? って、疑問で xを含んだ例を出してきて、それが別の問題をはらんでいて、状況が余計ややこしくなった気がするんだけどなあ。
お礼
全員に返事がだせなくてすいません。改めて回答者全員にお礼申し上げます。 ことの発端は、甥が妹から次のようにいわれたことから発展しました。 「お兄ちゃんがレギュラーになれるんだったら、私は大女優になれるわ。」といわれ、ひどくない? といったので、 私:「日常会話で使われる強調の論理やね。」甥:「どういう意味?」 私:「p⇒qの真理値表ってわかるか?その中で偽⇒偽は真やろ?」甥:参考書みながら「そうやね。」 私:「で、私は大女優になれるわ。はかなり無理そうやろ。妹もそう思ってるはずや。」 私:「で、全体の主張が正しくなるためには、前半の主張が嘘でないといけんやろ?」甥:「おれがレギュラーになれるという部分のとこ?」 私:「そうそう。前半よりもっと嘘っぽいことを後半に持ってきて、前半ならば後半と主張するんやね。その心は前半のを否定を強調したいためや。」 私:「クジラが空を飛ぶなら、俺は千年生きられる。はおかしくないやろ?」 甥:「強調って、そういうことか!」 というわけで、命題の真意が常識的にわかる場合はいいのですが、教科書に出てくる変数が入った場合はどうなるの?で表題の質問になったわけです。なので、必然的にxを含んだ例になったわけです。 変数を含まない命題の場合は、甥なりにちゃんと理解しているように思われます。
- eclipse2maven
- ベストアンサー率32% (33/101)
>#18 P:x=3 ばらば Q:x^2=10 は 命題関数として、とらえるのなら P(X) ==> Q(X) (X= Pが真, Pが偽) でしょう。 だから 命題関数であって、厳密には命題ではない、 すべてのXにおいてF(X)が真 であるとき 真ということで、真偽はとえますから、実際はこちらを問うている。 X=Pが偽 のときF(X)はいつでも真だから あえて問わなくてよい。ただし X=Pは真 がないケースもある って ところなんでしょう。 ただ、いっぱい ならば が 隠れてる感じでして、よけいに複雑してる気がしなくもないですが。。。 あえて命題関数という概念を使えばです。 まあ ほかの ならばの 真偽を問うてるわけではないので、問題はないですが。。。。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
- ベストアンサー率35% (674/1896)
そういえば No,6 のお礼に対して回答していなかったので 私なりに回答すると (1), (2) は本質的に同じものだと思います。 解釈としては (1), (2) を支持します。 (3) は解釈としてはありえますが、命題関数の 真偽を問うなら、具体的なパラメータを与えて 問うでしょうから、そうでないなら不支持です。 結局、(1), (2), (3)はどれも間違っているわけではありません。 言葉の解釈のぶれの問題です。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
- ベストアンサー率35% (674/1896)
私も eclipse2maven さんの論点は (3)なのかなと思ってました。 No.5 以降を読む限りでは・・・
- boiseweb
- ベストアンサー率52% (57/109)
> #14 > あのー わたしそんなこといってませんが。。。 失礼しました.eclipse2maven さんの回答 #11 の立場を正確に言い表すなら (3') x に値を代入するごとに真偽が決まる. x=3 のとき偽,その他のとき真. となるでしょうか. そのうえで,(3') の立場についても,私は不支持です.理由は #13 で尽きています. ところで,あらためて eclipse2maven さんの回答 #10 を読んで >それか、全てのx(かりに実数全体)で 成り立つかは 命題になりますが これは別の命題になります。 という記述に気づきましたが,私の意見は, -------- それを「別の命題」とみなすのではなく,そっちのほうを標準の解釈にすべし. つまり,x についての述語を「ならば」で結んだ文は「『すべての x について』を関した命題」と解釈すべし. ------ ということです.
お礼
了解しました。