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本を読んでいてわからないところがありました。
ある詩を読んでいてわからないところがありました。引用します。 「わが歌は石の刀ぞおの肝を抉り道岐(ちまた)の神に饗(あへ)せん」とあったのですが、「おの肝」の「おの」とは「己」のことでしょうか?でも、もしそうならば、「おのが」と「己」に「が」を伴うべきだと思うのですが、これは単なる作者の言葉遊びでしょうか? もう一つ質問があります。「息の緒はひそに竟(おわ)らむ蜜蜂ら水場に群がるるこの真昼にも」という詩があるのですが、「ひそに竟らむ」の「ひそ」とは「ひそかに」の意でしょうか?それとも、何か別の意味があるのでしょうか? 質問が下手で申し訳ありませんが、回答して頂けたら嬉しいです。
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> おの肝を 漢字で表記すれば 「己の肝を」 で、「己」 を 「お」 と読んで、それをかな書きで表記したものです。なぜわざわざそのような表記にしたかというと、想像ですが、「お」 は 「男」 を表す 「お」 でもあるという意識もあったのではないでしょうか (だから 「己」 という漢字を用いずにかな書きにしたという解釈です)。「言葉遊び」 というより、文語文ではそういう書き方も珍しくないのではないでしょうか。 > ひそに竟らむ これも似たようなものです。「密かに」 は 「密に」 とも書き表せますから (もちろん、戦後の文部省が定めた決まりごとは無視しての話です)、その 「密」 は 「ひそ」 と読みますから、それにいきなり助詞 「に」 を接続させたものです。
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- 0913
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詳しい物ではありませんが、、、、 日本の文章は 七、五調を好む傾向がありますよね。 声に出して読んでみると、そのリズムを感じられるようです。 言葉遊びの要素とリズムを重んじているのではないでしょうか。
お礼
早々の回答ありがとうございます。
お礼
回答して頂き本当にありがとうございます。