- ベストアンサー
鰻の稚魚について
激減しているようですが、原因は何ですか? 人工授精はできないのですか? 鰻の体内に卵は発生しないのですか? 精子は発生しないのですか? 何が人工授精の弊害になっているのですか? もしかして、マリアナ海底に住む塩素化合物を食う貝の中に鰻が受精卵を産み落としてはいませんか? タナゴがカラス貝の中に卵を産み落とすように・・・・・・・・・・・・・・・・・
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
先日、塚本勝己(東京大学教授)の「ウナギ、この不可思議なるもの」という講演を聞いてきました。 人工授精はできないのですか?> 現在研究段階でやっているようで、今のところコスト的に採算取れない状況です。 鰻の体内に卵は発生しないのですか?精子は発生しないのですか?> 人工的にホルモンを与えて、強制的に成熟させる方法で採取しています。 何が人工授精の弊害になっているのですか?> 人工授精自体には問題なかったと思いますが、餌や奇形等その後の生育に問題があるようです。ちなみに、受精卵→プレ・レプトセファルス→レプトセファルス→シラスウナギと変態を重ねます。 激減しているようですが、原因は何ですか?> エルニーニョ等による海流変化の可能性があるようです。スルガ海山辺りの産卵場所から北赤道海流で西へ行き、そこから黒潮に乗るはずがミンダナオ海流に流され死滅回遊になっているとの説があります。 http://mbe.aori.u-tokyo.ac.jp/research/419.html http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110310/218938/
その他の回答 (2)
- 86tarou
- ベストアンサー率40% (5093/12700)
鰻は南洋の深海の特殊貝の中に卵を産むのではありませんか?> 産卵から孵化までが1.5日と短いので、何かに産みつけるということはないかと思います。何かに産みつけて固定するのは、孵化までに時間が掛かる場合だと思いますので。 その貝は、マグマの硫化水素を食べる特殊な貝ではありませんか?> 熱水鉱床(チムニー)に生息するシロウリガイとかのことでしょうか?この辺りの深海生物はチューブワーム(ハオリムシ)とかと同様に、熱水鉱床から噴出する硫化水素から有機物を生成するバクテリア(硫黄酸化細菌)と共生しているようです。無酸素状態で硫化水素と二酸化炭素からでんぷんを生成し(これが貝とかのエネルギー源)、所謂光なしで光合成をしているようなものでしょうか(同時に行なわれた他の先生の講演の受け売り ^^;)。 熱水鉱床のある辺りの深海まで潜るかどうかは不明ですが、可能性は低いのではないでしょうか。上記した孵化までの日数が短いというのもあり、海中で雌が産卵したところに雄が放精しているというパターンではないかと推測されます。
- maccha_neko
- ベストアンサー率33% (465/1379)
どこで産卵して、どういう風に稚魚がきているのかも謎ということでしたね。鰻というのは結構デリケートで厄介なものらしくて、鶏に卵産ませるようなわけにはいかないようです。 卵から生まれるところまで(人工孵化)は40年位前にはできるようになりましたが、なかなか上手く育たなくて苦労されていたようです。孵化直後など、一体何を食っているかさえ分からないので、試行錯誤の連続だったそうで。 実験レベルでは完全養殖と言える所までこぎつけたのはつい最近ですね。 ただ、商業ベースっていうことになると、それなりに大きい施設を作っていかなくてはならないでしょうし、養殖にかかるコストと価格の問題になってきますね。 これから先漁獲高が先細りで高値安定ということになったら、近いうちに「完全養殖鰻」が市場に出回るかもしれません。
補足
もし、人工孵化技術が確立できればこれを特許にして1兆円位儲ける事はできませんか?・・・
補足
鰻は南洋の深海の特殊貝の中に卵を産むのではありませんか? その貝は、マグマの硫化水素を食べる特殊な貝ではありませんか?・・・・・・・・・