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組込みエンジニアについて
地方国立大学工学部に所属している2回生の学生です。 現在、自分に合いそうな職業を探しており、その中で組込みエンジニアという職業を見つけました。 ただ、調べてもいまいちわからないことがいくつかあるため、よければわかるものだけでも回答していただくと嬉しいです。 1. 組込みエンジニアと組込みプログラマの違い 調べていく中で、「組込みエンジニア」という名前と「組込みプログラマ」という名前が出てきました。 同じものを指しているのではないかと思うのですが、何か違いでもあるのでしょうか。 2. 仕事のしんどさ 組込みエンジニアの職業はしんどいようですが、それがどのぐらいなのかが気になります。 土日も自分の時間が持てないほど忙しいのでしょうか。 3. エンジニアとしての寿命 プログラマは、40歳ほどで寿命が来るといわれますが、組込みエンジニアも同じように寿命などがあるのでしょうか。 4. 大企業と中小企業の違い 私は回路とプログラムの両方に興味があるのですが、大企業の場合、両方をやることはできないのでしょうか? 中小企業の場合は幅広く担当できる(ただし、給料は安い)という風に聞いたのですが、大企業の場合はどうなのでしょうか。 5. この職業を目指すために今しておくべきこと とりあえず、今はPICマイコン(16F84Aや24FJ64GA002)を使ってC言語でサーボモータの制御などを行っています。ただ、実際に企業で使われているのは他のマイコンのようです。 そこで、やはり今やっておくべきこととして、もっと他のマイコンも使えるようにしておくべきでしょうか。 以上、長くなりましたが、よろしくお願いします。
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- ore100
- ベストアンサー率54% (34/62)
元中小企業組み込みエンジニアSEです。 1.組込みエンジニアと組込みプログラマの違い 組み込みプログラマは、主に組み込みプログラムを作るのが仕事であるのに対して組込みエンジニアは、組み込みプログラムを作るのが仕事とともに、システム設計ができることが要求されます。 2.仕事のしんどさ 忙しい時は、残業は当たり前、休日出勤、徹夜もあります。最大一か月徹夜がありました。 3.エンジニアとしての寿命 私の場合、40歳くらいになると、仕事がしんどくなりました。働けるのはいいところ40歳まででしょう。その理由は、中小企業の場合派遣で働くことが多いのです。この業界進歩が激しく次々と新しい技術が生まれます。若い内は会社の方も、そのような新しい技術を習得できるようにご指導してくれますが、35歳を超えると、理解できていて当たり前となります。まったく触れたことのない技術は、理解できなくて当たり前と思うのですが、この業界35歳を超えるとなんでも理解できているという扱いになります。そしてどんどん仕事が来るのですが、できるはずもなく、そのうちお払い箱行にされてしまいます。私は、50歳まで会社にへばり付きその後退職しました。 4.大企業と中小企業の違い 私は、中小企業しかわかりません。 5.この職業を目指すために今しておくべきこと コンピュータの基礎知識を身に着けることでしょう。 (1)コンピュータはプログラムの命令をどのような手順で実行するのか、など。
- itou2618
- ベストアンサー率26% (319/1208)
元SEです。 組込エンジニアの経験はないのですが、この業界共通と思うことを参考までに。 2. 仕事のしんどさ 常に忙しいわけではありません。 労働時間を定めた協定とかを守った範囲の忙しさです。 精神的なしんどさ(プレッシャー)は、責任を持たされたらどんな仕事でも同じでしょう。 3. エンジニアとしての寿命 日本ではプログラマはエンジニアの下とみられていますので、 プログラマの経験を積んでエンジニアになる人が多いです。 あとプログラム言語、開発環境、開発手法などが5年もすれば陳腐化する世界ですから、 それなりの経験を積んだ年配の人が、若い人と同じテーブルで新しい言語や開発環境で 仕事をしていくのは、プライドがじゃまをしたりして、なかなか大変ですよ。 私自身は60歳定年までプレイングマネジャとして、開発現場にいましたが、 それまでに蓄積した業務知識やノウハウを活かせる職場にいたからです。 4. 大企業と中小企業の違い 大企業は仕事が細分化、専門化されているのは確かです。 ただ、いきなりエンジニアではなく、プログラム経験を積ませるのが普通です。 プログラムが分からなかったら、設計できませんから。 仕事が細分化されているので、自分がやりたい仕事に就けないこともあります。 給与は若いうちは、大企業も安いですよ。 マネジャにならないと、業績貢献に応じた給与になりません。
お礼
回答ありがとうございます。 プログラマの寿命について、いろいろな話がある理由がわかりました。
以前、某携帯電話のSE/PGをやってたものです。 >1. 組込みエンジニアと組込みプログラマの違い Software業界でということで考えれば多分どちらも同じでしょうね。PGと言っても今時コーデイングだけやってるなんて人は少ないでしょうし、機能設計->構造設計->コーデイング->単体テスト->結合テストなんていう一連の流れをやるのが普通です。で経験を積んでランクがあがると、もう少し上流の設計をするようになり、コーデイングの実務に携わるのは少なくなるかもしれませんね。 >2. 仕事のしんどさ ものによりますね。私が携帯電話の組み込みをやってたころは残業100時間くらいでしたが、周りには200時間程度をこなす強者もいました。多分時期的なものもあると思いますが、製品リリース直前となるとどうしても忙しくはなると思いますね。 >3. エンジニアとしての寿命 これは色々な説があるとは思いますが、私が思うのはコーデイング能力というのは絶対的に若い人の方が速く、歳を追うごとに遅くなっていくのが現実だと思います。また、日本の場合、ソフトエンジニアという職業の地位がそれほど高くないという現状もあって、年齢が上がるとソフト屋としてだけでは難しくなる。エンジニアとしてだけではなくマネージャーとしての資質も必要となってくる。その辺りを理解せずにソフト屋(実務)に固執しようとするので「寿命」という話が出てくるのだと思います。年齢が上がれば、1段上の仕事を要求されるのは当然の事です。 >4. 大企業と中小企業の違い ハード/ソフトの両方のスキルをを習得するのは良い事だと思います。 やろうと思えばできますが、就職後はアマチュアでは無い事は自覚しないといけないと思います。両方を器用にこなせれば良いですが、自分の制作物の品質を保証しようとした場合、ハード/ソフトの2足のわらじだと圧倒的に時間が足りず、現実的にどちらか一方しか担当できないのが普通です。中小の場合は、雇う人数に限界がありますからやむにやまれず•••と言った感じでしょうね。 どっちが良いですか?といえば絶対に大企業でしょう。両方に興味があれば、始めの数年間はハード担当者として修行をし、ある程度習得したらソフト担当に職種転換をすれば良いと思います。 ハード->ソフトは割と用意に転換できますが逆はまず無理です。 >5. この職業を目指すために今しておくべきこと ポインタの概念を理解しておけば良いでしょうね。PICが制御できていればまず大丈夫だと思いますが。マイコンなんてハードによって変わりますから「これが」というのは無いと思います。まあRTOSの概念とコマンド類を勉強しておけばまずは良いと思いますよ。
補足
回答ありがとうございます。 4についてもう少しお聞きしたいのですが、最初はハード担当者として仕事をし、その後にソフト担当者として転換する、ということですが、これは同じ会社で担当を変えることができるのでしょうか? それとも、転職してソフト担当になる、ということでしょうか?
- co2ro
- ベストアンサー率30% (154/499)
1. プログラマはプログラム(ソフト)専門、エンジニアはハードウェア(場合によっては機構部)を含んだシステム全般で、設計、開発だけではなく、調査、解析、修理等を含む場合もあります。 2.~4. これは、雇い主(会社)に依るし、あなた自身の実力も相当影響します。 5. PIC程度では、個人の趣味の範囲です。(但し、基礎、基本は大切です。) 個人でも安易に入手できるので、H8マイコンやSHマイコンは最低でも扱えた方が良いでしょう、あと、FPGA/CPLDも現在では必須と言えるでしょう。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 H8は知っていましたが、恥ずかしながらSHなどは知りませんでした・・・。 ぜひ使ってみようかと思います!
お礼
回答ありがとうございます。 5のコンピュータの基礎知識とは、メモリとか割り込みとかの話でしょうか? もしそうなら、アセンブラを勉強するのが効果的ではないかと思うのですが、どうでしょう。