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タキシード以外で欧米の結婚式の服装(新郎)
タキシード・スーツ以外に欧米(西洋風)の結婚式で新郎が着る服装(衣装)はどんなものがあるのでしょうか? 西洋ファンタジーで結婚式イラストを描きたいのですが、タキシードやスーツ、ウィリアム王子が結婚式で着たような服装とは違う服装で描きたいのです。 なので、できれば絵画でもかまわないので、画像があるページなど教えて頂けると幸いです。 時代は問いませんが、タキシードがなかった時代の服装、またそのぐらいの時代のヨーロッパでの庶民の結婚式衣装について知ってる方がいらっしゃいましたら教えて頂きたいです。 回答よろしくお願いいたします。
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ファンタジーの時代というと、中世からルネサンス期頃にかけてということでしょうが、その頃の庶民つうのはチベットの農民みたいな生活をしていたわけです。 とはいえ、人生の晴れの舞台である結婚式くらいは晴着を着るというわけで、ある程度の豊かさを持った人であればそれなりに目立った色づかいの民族衣装ということになります。 黒沢映画のひとつに「生きる」という作品があります。主人公のおじいさんが亡くなった通夜の席に市役所の上司たちが来ているのですが、そのとき上司が着ているのがなんと結婚式の新郎新婦の父親みたいなモーニング姿なのです。それを見て「ええっ、葬式にモーニングなの!?」って驚いたら父親が「当時はそんなにみんな礼服なんて持っていなかったから、自分が持っている(かあるいは近所の誰かが持っている)洋服でいちばん立派なものを着ていくのが礼儀だった」といいました。当時は珍しくなかったそうです。 そしてその場に、近所のおばちゃんたちが訃報を聞いて駆けつけてきます。おばちゃんたちはみな、普段着姿で、赤ちゃんをおんぶしている人もいます。そしてめいめいに位牌に向かって手を合わせます。つまりそのおばちゃんたちはまだ日本全体が貧しい時代の庶民だったので、葬式に合わせた礼服なんか持っていなかったのです。 ほんの半世紀前でさえ、そのくらいに世界は貧しかったのです。サザエさんの原作を読むと、サザエさん一家が「デパートに行く」ときは「よそゆきの服」つまりおめかしをして行く描写があります。つまりそのくらいデパートに行くことそのものがイベントとして成立していたというわけですね。私はアラフォーですが、私が小学校に入るくらいまでは食事などのお出かけで「よそゆきの服」を着てゆく習慣がまだ残っていました。今は彼女とフランス料理のフルコースを食べに行くからよそゆきの服を着ていくなんてことさえ滅多になくなりましたね。 しかし古今東西どこの文化でも、民族衣装に晴着というのがあります。ヨーロッパ各地の民族衣装なんかを調べてみればそれっぽくなるとは思いますよ。ただし、読者の共感を呼ぶかはわかりません。
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- PENPENMAKKY
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タキシードで結婚式??? その日本風な結婚式は何ですか? ヨーロッパの結婚式ですが、普通はグレーのフロックコートですよ タキシードはブラックタイと呼ばれる略装夜会服です。 モーニング…昼間の正装 ディレクター…昼間の準礼装(夜会での代用可能) フロック…昼間の準礼装 テール…夜間の正装(ホワイトタイ) タキシード…夜間の準礼装(ブラックタイ) 正装はシングルカフス 準礼装はダブルカフス ちなみに日本の礼装服として有名な略礼装(ブラックスーツ)ですが、欧米ではマフィアスーツと揶揄されています。
お礼
フロックコートというのですね…タキシードと見分けがついてなくて申し訳ありませんでした。 質問内容としましては、フロックコートやモーニングなど、19世紀以降になって正装・礼装となったコートやスーツ(と言うとまた表現が悪いかもしれませんが)以外だと新郎はどんなものを着るのだろうという質問だったのです。 ですが、礼装・正装の種類について教えて頂きましてありがとうございます。 実際にタキシードとフロックコートを選び間違えるという恥を欠かずにすみそうです。勉強になりました。 回答ありがとうございました。
ふつーの服 結婚するのに正装しなければいけない、というのはありませんでした だから普段着で式を挙げるのもありでした
お礼
回答No4の方の回答内容にも含まれてましたが、なるほど、庶民だと普段着のままっていうのが普通だったのですね。 勉強になりました。 回答ありがとうございました!
- tanuki4u
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http://augarten.dx.shopserve.jp/SHOP/5900015625.html ナポレオンの結婚式 タキシードが19世紀末の成立なので19世紀のあたまであるナポレオンの結婚式は タキシード以前 http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marriage_of_Willem_van_Loon_and_Margaretha_Bas_1637_JM_Molenear.jpg 17世紀のオランダの豪商の結婚式
お礼
画像つきのご回答ありがとうございます。 ナポレオンの絵は有名ですが、結婚式の絵画だったのはすっかり忘れていました。 参考にさせて頂きます。
お礼
晴着ときくとどうしても日本人的な感覚で着物のイメージだったのですが、どこの文化・民族衣装にも晴着と呼べるものがあるのですね。 確かに祝い事には晴着を着ていきますし、新郎・新婦が着たりするのも納得がいきました。 「乙嫁語り」というシルクロードに生きる民族の生活を描いた漫画を持っているのですが、漫画内での花嫁・花婿衣装は確かに「晴着」という感じでした。(漫画内では晴着、とは説明されていなかったので、単純に花嫁・花婿衣装と思っていました) 庶民の貧しさ視点からの解説もありがとうございます。とても勉強になりました。 確かに私も、小さい頃、祖父母につれられてデパートのレストランに行く時に、おめかしさせられて言った記憶があります。 晴着は一着はあって損はない服なのだと、改めて認識することもできました。 ご回答の内容を参考にして、ヨーロッパ各地の民族衣装で晴着として使われていたものを参考にしてみようと思います。 ありがとうございました!