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ガラスと断熱
ガラスというのは固まった液体(?)だ。 一方気体の熱というのは分子の活動のことだ。 つまり、気体の分子がガラスにぶつかり、ガラスが液体なのでそのエネルギーを外の気体に伝えるので、ガラスは熱を伝えやすい。 と、なんかの本で読みました。 そこで、質問です。 ということは、分子を跳ね返すため、ガラスにサランラップを貼ったら断熱効果がたかまるでしょうか?
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熱というのは、ミクロ的に見れば分子の振動です。 (厳密には正しい表現ではありませんが、イメージとしては良いでしょう) かのアインシュタインも同じ事を考えて、ブラウン運動について有名な論文を書きました。 同じ問題に関心を持つなんてすごいですね! さて、気体分子は振動しながらガラスにぶつかり、跳ね返りますが、その時に振動(エネルギー)をガラスの分子に伝え、ガラスの分子も振動を始めます。 その振動が次々と周りの分子にも伝わって行きます。 これを「熱伝導」といいます。 ところで、分子によっては、振動が伝わりやすい物と、伝わりにくい物があります。 この振動つまり熱の伝わりやすさを「熱伝導率」といい、伝わりにくいほど小さな値になります。 ご質問のように、断熱効果を高めたいのなら、あいだに熱伝導率の低い物を置けば良いわけです。 分子の跳ね返りは直接関係ありません。 ただし、熱の伝わり方には伝導のほかに「対流」と「放射」があります。 気体の熱は、対流によって伝わることが知られています。 「放射」というのは、真空中のような何も伝える物がない所でも熱が伝わってしまう現象です。 外の熱が放射によってガラスを突き抜けて入ってきてしまいます。 これを防ぐには、ガラスに鏡のような物を貼って跳ね返せば良いわけです。 魔法瓶や車の窓用断熱シートフィルムなどが良い例です。
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よく分かりませんが、 http://homepage2.nifty.com/nakanoys/Daidokoro.html によるとガラスの熱伝導率は他の物質よりかなり低いので特に >ガラスは熱を伝えやすい。 ということはないと思うんですが。
断熱には真空または乾燥空気の2重サッシを使います。
補足
みなさん回答ありがとうございます。 どうも、関係ないみたいですね。