賃貸退去時の交渉の仕方について（震災による傷）

質問

こちらにはいつもお世話になっています。
お詳しい方、お知恵をお貸しください。

このたび１年１１カ月住んだマンション（東京）を退去するにあたって、心配なことがあります。

(1)昨年の大震災で、スタンドミラーが倒れ、部屋の壁に穴があいてしまいました。壁の石膏ボード？が５×５センチ角位で破損し、管理会社（当マンションを建てた工務店でもあります）の人が治しに来てくれました。修理してくれた人は、「今日治した分については、退去立会の時には何も言われませんので」と言い残していかれました。

工務店とはいえ、石膏ボードを治すのはお金がかかるとききます（壁紙にはその名残が若干ありますので、退去後に壁紙貼り替えもされるかもしれません）。これは、立ち会いの際には何も言われなくても、退去の際に敷金から差し引かれるのでしょうか？
そもそも、震災などによる傷は、借主の過失に当たるものなのでしょうか？
（管理している他の物件でも修理が相次いだそうなので、傷は震災によるものというのは信じて貰えていると思っていますが）

ちなみに、入居当初から壁にジュースのしみのようなものはあったり、それほどピカピカにする方針の不動産屋ではないのかもしれません。

(2)覚えのないところで敷金が差し引かれないように、立ち会いの際、管理会社の人に対して、効果的な予防線の張り方はありますか？
過去に、覚えのないところで敷金が差し引かれた経験があるため、そのようなことのないように自衛したいと思っています。
（修繕の箇所があった場合、修繕前に見積もりを出してもらえるよう依頼することなどは効果的でしょうか？）

ちなみに東京下町の地域密着型の不動産屋兼工務店で、契約時には「下町ですので、○○（←ざっくばらん？という意味のような言葉）にやりましょう」とさらっと言われました。これまで、不具合についてもすぐに対応してくれ、感じは悪くなく、しっかりとした、信頼できる雰囲気の不動産屋ではあるのですが・・。

自衛したいとはいえ、お世話になった不動産屋に対し、はじめから法律などを持ち出して予防線を張ったりするのは本意ではありません。
感じよく、かつ、上手な主張の仕方がありましたらご教示ください。
よろしくお願いします。

（稚拙な文章ですみません）

回答No.2

noname#154795 · ベストアンサー

うちの物件でも「地震で家具が倒れて建物に損傷」がいくつかありましたが、建物自体他に修繕すべきところが山ほど出たので、その程度の「部屋の中の小さい修理」は請求していません。厳密に言えば借主の過失を追及してもいいのかもわかりませんが、あれだけの地震でしたしうちは「おまけ」にしました。他の大家はわかりませんが、まあご参考まで。

さて本題ですが。
>はじめから法律などを持ち出して予防線を張ったりするのは本意ではありません。

はい。良好な関係でしたら、いきなり法律持ち出すのはやめておいた方が良いでしょう。相手が握手しようと手を出してきたのに反応して盾を構えたら相手は友好的心情を引っ込めます。

質問文を読んだ感じ、北風よりも「太陽作戦」の方が良い気がします。
そんなに値の張らないもので十分ですから菓子折り持って「長い間大変お世話になりました。何かとすぐ対応していただいて本当に助かりました。」とほめちぎっておく予防線でいかがでしょう。貸す方も人間ですから、「困った時は何とかしてあげたいな」と思う借主と、「困っても何もしてあげたくないな」と思う借主がいるもんですョ。

ただ「修繕の見積り」はもらいましょう。まぁまともなところなら出すと思いますが…。立ち会いがあるのであればその時にでも、ないのであればあいさつに行った時にでも「もし修繕が必要な時は修繕前に見積りっていただけますよね？」と言っておけばＯＫかと。小さいですが一応予防線にもなると思います。

お礼

ご回答ありがとございます。
本業の方のご意見がきけて大変助かります。

＞建物自体他に修繕すべきところが山ほど出たので、その程度の「部屋の中の小さい修理」は請求していません。

そうなのですね、参考になります。

＞厳密に言えば借主の過失を追及してもいいのかもわかりませんが

本業の方からこのようなご意見をきけて嬉しいです。
地震による傷が借主の過失に該当するなら、家具がおけません、というのが正直な感想です。家具を置いて日焼けしたら過失とみなされるのと同じように思います。転倒防止具なども売られていますが、限度があると思います（私が大家だったら、地震によるものと確実に判別できるケースなら、請求しないと思います）。

＞菓子折り持って「長い間大変お世話になりました。何かとすぐ対応していただいて本当に助かりました。」とほめちぎっておく予防線でいかがでしょしう。貸す方も人間ですから、「困った時は何とかしてあげたいな」と思う借主と、「困っても何もしてあげたくないな」と思う借主がいるもんですョ。

そのようなことで対応が変わる可能性があるのでしょうか？不動産屋の社長は、やや無愛想な方ですが、しっかりとした雰囲気の方です。情に流される感じではないような気もします。しかし、北風作戦よりも与える印象は確実にいいですし、検討してみます。

＞ただ「修繕の見積り」はもらいましょう。まぁまともなところなら出すと思いますが…。

数回の引越しを経験していますが、（敷金の半分以上が戻ってくるケースが殆どだったからか）、事前見積もりの連絡はありませんでした。私の感覚では、敷金から多少なりとも引く場合は、事前に一報頂きたいのが本音です。

＞「もし修繕が必要な時は修繕前に見積りっていただけますよね？」と言っておけばＯＫかと。小さいですが一応予防線にもなると思います。

立ち会いがあります。その時にやんわりと言ってみようと思います。
具体的にアドバイスを頂き、大変参考になりました、ありがとうございました。

回答No.1

detekoiya

地震のせいとはいっても
ミラーが倒れて壁に穴って自己責任ですよね・・・

建物そのものの損害は借主のせいじゃありませんけど
本来は自己責任な話です。

ただ、大きくなく補修もできたので
それでいいですよって話に思えます。

そのような好意的なところにあまり構えない方が
いいのではありませんか？

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞ミラーが倒れて壁に穴って自己責任

地震保険の手続きをした際に、普通、建物には家主が地震保険をかけているものときいたので、このような修繕には、それが適用になるものと思っていました。

ご回答ありがとうございました。

補足

＞そのような好意的なところにあまり構えない方が
いいのではありませんか？

自分でもそうは思うのですが・・、対応は好意的でも、公正な不動産屋かどうかは、敷金返金まではわからないと、経験上思います。
（借主でなく貸主に向いて仕事をしている場合が多いのだと感じていますが）