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賃貸退去時の負担について
賃貸契約の敷金精算で大家と折り合いが付きません。 築20年以上のマンションで入居時も畳の表替えはされていましたが、それ以外の壁紙や床は古いままの状態でした。 大家からは退去時に修繕費用がかかったため、敷金10万では足りずに追加請求されています。4万ほど。 ハウスクリーニング、畳表替え、クロス張替えなど 原状回復のガイドラインの話も出しましたが、法的強制力はないからと受け付けていただけませんでした。 退去立会いのときは特別指摘された部分はありません。 退去時に襖の破け以外は損傷箇所はありませんでした。 大家さんは請求分支払えといわれていますが、 こちらは支払う必要のあるものは支払うけど、 大家さんが負担するべきものは引いて欲しいです。 できるだけ大事にしたくないのですが、 一般的な考えで、こちらに非がない部分まで払わないといけないのでしょうか。普通に生活していて、退去時もきちんと清掃したとしても、クロス張替え、畳表替え、ハウスクリーニングなどはこちらの負担となりますか? さまざまな立場の方からご意見をいただければと思いますので、よろしくお願いします。
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- shion0851
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不動産会社の営業マンです。 #1さんへの補足を拝見したところ、ガイドラインや消費者センターの解釈はご理解いただいていると思います。 法的拘束力はありません(裁判例はありますが) これらに共通している事項の一つに、「契約書を無視して良い」とは明記していない事です。 ただし、借主(=消費者)に著しく負担が大きくなる条項については、無効またはガイドライン等の基準まで減額される事と解されています。 これは消費者保護法の範疇で、法的拘束力もあります。(大家さんは事業者ですし) 逆に、負担が大きいからといって、即座に無効または減額になるかといえばそうでもありません。 ならなかった場合は契約書の通りの内容になります。 本件では、14万円の請求がされているようですが、これが「著しく負担が大きい」に該当するかどうかが一つ。 あとは、当事者の一方である質問者さんの言い分が客観性を保っているかどうか、言いかえれば大家側の主張が妥当かどうかが一つ。 実際にはこの二つがどのような状態かによって判断が分かれると思います。 現地(室内)を見てみないと何とも言えません。 私自身の実務経験としては、現地を見に行ったら話と違っていた事の方が多いです。 「大事にしたくない」との事であれば、大家の請求通り支払うのがベターです。 14万円は実生活では少額ではありませんが、訴訟等を考えた場合は、手間と出費の方が高くつきます。 支払いを拒絶する場合、質問者さんはすでに大家との交渉を行っており、その折り合いがつかないのですから、次は弁護士や司法書士に依頼して内容証明でも送るか訴訟を起こすかでしょうか。 前述の通り、手間と出費の方が大きいです。 中間点として、ご自身で少額訴訟を起すことでしょうか。 手続きが比較的簡単で判決が一日で出るので、手間と費用面ではよろしいかと思います。 また、交渉の一つとして、少額訴訟を起す事を大家側へ伝えると、大家側は分が悪いと判断して折れるかも知れません。 まずは、自治体等で行っている無料法律相談を受けられる事をお勧めします。 弁護士等専門家が無料で相談に乗ってくれるので、契約書の内容を見せて部屋の状況を説明すれば、どれくらいの内容になるかが分かると思います。 あとは下策になるのでお勧めはしませんが、このまま放置することです。 手間や精神的負担や費用はかからないので、これを選択する人も少なくはありません。 この場合、預け入れた10万円は戻りませんが、追加請求の4万円は大家が回収を諦めて支払わずに済む場合もあります。 参考にして頂ければ幸いです。
- happeanuts
- ベストアンサー率23% (99/421)
>さまざまな立場の方からのご意見… いろいろな意見を聞いたところで、所詮は現状を見てない人の意見です…。 契約書を基準に交渉なさってはいかがでしょうか? ガイドラインに法的効力を求めるなら、同時に、契約書に判を押した自分自身にも責任持てばよろしいかと思います。 また、築年数よりもあなたの居住年数、部屋の間取りなども質問の情報としては必要ですね。
クロス張替え、畳表替え、ハウスクリーニングなどは「経年劣化財」ですので、大家さんの負担になります。 下記のような公的な発表がなされていますので、参考にしてください。 「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(国土交通省) http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/kaihukugaidokai.pdf 貸室契約の原状回復特約の解釈(国民生活センター) http://www.kokusen.go.jp/hanrei/data/200301.html
補足
ご提示いただきました資料は目を通していたのですが、 大家さんから法的強制力はないので認められないといわれています。 できれば訴訟など大事にしたくないですが、 歩み寄ってもらえない場合、法的手段も効果的なのでしょうか。
補足
契約書上、原状回復の修繕費の負担について明記がありません。 その場合、その費用は借りたこちらで支払うものということでしょうか。室内については退去のときに担当の方と確認しており、そのときは何も指摘は受けませんでした。 請求書に枚数や平米数は乗っているのですが、どこの部分なのかという提示がありません。具体的に教えてもらおうとしても、明らかにしてもらえませんでした。 家賃5万円で14万請求という金額からみると、許容範囲と捕らえる金額でしょうか。 まずは無料法律相談で第三者からの見解をいただいてこようと思います。 放置することも考えましたが、 同居人が気分的にいやだという事なのでそれ以外の方法でがんばってみます。 参考になるご意見ありがとうございました。