会社を辞める、のを止めなさい!
もともと会社で仕事をするそして賃金を得る事自体、楽でも無く苦しい事で、
理不尽な事の連続で、3日・30日・3ヶ月・3年・30年と3の付くタイミングで
会社を辞める話はゴマンとあり、働く人間の99%は1度や2度、3度や4度位は
止める!辞める!と嘆き苦しみもがき続けて・・・退職の日を迎えるのです。
15年180ヶ月のキャリアと知識・人脈を捨てて、天下の傘張り素浪人になろう
と言う程、貴方の人間性を侮辱され、満座の中で笑われ、刑事被告人にされ、
裁判所で無実の罪で懲役10年の判決を出され、収監される事が確実と・・・
場合によっては列車に飛び込もう、とでも考えたのでしょうか???!!!
現在の日本の経済状況は、失われた10年が20年になり、引き続き過酷な不況
の継続で、円高・タイ洪水・EU不況が重なり生活保護者が急増しているの
はご存知でしょう。安泰なのは公務員・役人・官僚だけです。
給与は上がり、退職金は民間の倍、共済年金は堅固、まさに天国でしょう。
さて、貴方の受けた侮辱・恥辱・刑罰が不明ですが、公開処刑される訳でも
無く、生きてまた挽回するチャンスもあるでしょうから、もしもう機会も
気力も無い、列車に飛び込む、というところまで追い詰められたら、その時
浪人に天下の素浪人になりましょう。
現下の日本の年金は役人・官僚以外は「国民年金」か「厚生年金」です。
しかも最低25年300ヶ月納付が資格条件ですから、貴方は足りません。
つまりこのままだと、1円も支給されません。
あと10年120ヶ月働き続け納付し続けないと、いけないのです。
また38歳で退職したら、正社員は無理で、アルバイトがせいぜいでしょうから
とても国民年金を払うのも大変で、結局漂流するのが予想出来ます。
転職出来て会社に務めて、初めて「厚生年金」の資格が生まれるので、貴方が
無職だと、その資格さえも無いのです、それで国民年金を払う事になるのです。
ところで貴方の質問で疑義があるのです。
(1)社会保険の任意継続・・・
これは健康保険の事だと思いますが、旧勤務先健保の2年間の任意継続だけで、
いずれ国民健康保険に切り替えるのですよ。確かに前年の年収からその方が、
お得ですが・・・地元管轄の区役所などでご確認下さい。試算してくれます。
(2)厚生年金の継続?・・・
退職したら、再度就職しない限り「厚生年金」とは縁が切れます。
厚生年金は会社が1/2負担して本人が1/2支払うので、退職したら終わりです。
(3)国民年金に付加・・・「基金」のことでしょう、これはお得です。お勧めです。
さてどこかのデータで、国民年金の平均受給額¥50,000、厚生年金¥150,000
共済年金¥300,000と聞いた記憶があります、勿論これは月額平均で1人当たり
の受給額らしいのですが・・・貴方はこれから無職で素浪人、体力アルバイトで
せいぜい50歳まで12年働いて、国民年金がギリギリ払えても、果たして68歳70
歳の改悪支給年齢時に、通算25年払って、¥120,000~¥130,000位の手取り
でしょうから、生活出来ません。勿論15年間で1億預金があれば問題無いのです
が、38歳の現在、退職する以上、預金は¥50,000,000あるでしょうね。
お母さんと2人、月の生活費¥250,000として年間¥3,000,000、この先年金が
想定される68歳まで30年間、合計¥90,000,000必要です。現在の預金額を引き
差額が貴方の必要収入額となります。
「忍びがたきを偲び」と敗戦後の日本は復興しましたが、これから先は不透明で
雨水を飲み、残飯を漁り、日雇い仕事をし、生きて行く事になるやも知れません
その悲惨さを考えると、会社で受けた理不尽さも胡散霧消しませんか?
我慢して我慢して、耐えて耐えて、こらえてこらえて、忍従の道であっても、
働くことは苦しむことの連続だからこそ、お金が支払われるのです。
どうか、会社を辞めるのを「お止めなさい!」耐えなさい。
お礼
お礼が遅くなり誠に申し訳ありません。 貴殿のおっしゃる通り今の怒り、悔しさをバネに何とかとは幾度となく考えました。今の代表も後長くても5年もすればいなくなります。 ただそういった事を考慮してもダメな位最悪です。年齢的に転職は本当に厳しく恐らく当面無職でしょうね。ただ逆に死ぬ気になって転職先を探すのも一手だとも思います。 ありがとうございました。