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巻き線からコイルに呼称変更された理由
昔,小学校理科の電磁石の単元で巻き線という言葉が出てきましたが,今はコイルと呼ばれているようです。なぜでしょうか。
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一番新しい学習指導要領(文部科学省)の理科の部分を確認しますと、下記の通り今まで通り「巻き線」という言葉を使っています。いわく、 「〔第6学年〕 B 物質とエネルギー 3) 電磁石の導線に電流を流し,電磁石の強さの変化を調べ,電流の働きについての考えをもつようにする。 ア 電流の流れている巻き線は,鉄心を磁化する働きがあり,電流の向きが変わると,電磁石の極が変わること。」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301b/990301f.htm したがってオフィシャルには「巻き線」という方が正しい、というかそういう単語が残っているということです。 ただ、だからといって同じものを「コイル」と称してはいけないと言うわけでもありませんから、ご質問者様が「コイル」と呼ばれている場面を見聞きされたとしても不思議ではありません。 また余談ですが、正確に言うと「巻き線」と「コイル」はまったく同一物ではなく、若干ニュアンスが違うようです。 最近のことかも知れませんが、「コイル」の中には「巻き線コイル」以外に「積層コイル」「薄膜コイル」というものがあるとのことです。(下記PDF) http://www.cqpub.co.jp/toragi/TRBN/trsample/2003/tr0310/0310sp7.pdf
お礼
ご回答ありがとうございました。