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古文書の書き下しについてなのですが、少々解らないところがあります。
- 古文書の書き下しについてなのですが、少々解らないところがあります。
- 具体的には、文中の()部分の書き下しと訳がうまく分かりません。
- どなたかご教示いただけないでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
「伴帯刀猶以令自専之」 「伴帯刀猶以て(なおもって)之を自専せしめ」でしょうか。 「自専」・・・自分勝手に事柄を処理すること 前後を含めて意訳すると、「度々御成敗があったが、伴帯刀はそれでも自分勝手にふるまい、狼藉をやめなかったので、」 「若及異議者、可被処別過怠之間」(「異議」は「異儀」か「異義」だったりしませんか?) 「もし異議に及ばば、別の過怠に処せらるべくの間」 前後を含めて意訳すると、「もし異議に及んだ場合は、別の罰を加えられますので、すぐに注進しなさいとのこと」
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- fujic-1990
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単なる読書好き・物好きに過ぎませんが、回答がついていないし、コーヒーブレイク中なので、挑戦してみます。 ただ、「判帯刀」と「伴帯刀」なのかどっちでしょう? 両方使われていますが、どっちかが間違いなのでしょうね。 ほかに誤字脱字脱文はないのでしょうか? 一つ見つけると、疑い深くなりまして・・・。どうも、書かれた文だけでは意味が通じないですし。 あと、質問者さんの読み下し文には、「自」と「至」にあたる言葉がないのですが、発音しないという解釈ですか? 「自東京至大阪」的な用法で、発音はあるような気がするんですけどねぇ。 自先々寺家進退之間、 じ さきざき じけ しんたいのあいだ 度々御成敗之処、 たびたび ごせいばいのところ 判帯刀猶以令自専之、 はんたてわき なおもって れい みずからこれをもっぱらとす or (伴なら、とものたてわき) なおれいをもって みずからこれをもっぱらとす <たてわきが、さらにその裁断・命令さえも自分だけでやり続けていた> 独断専行ってやつ? 狼藉未休之上者、 ろうぜき いまだやすまざるのうえは 所詮、 せんずるところ 至彼等並びに同意輩者、 し かれら ならびに どういのともがらは 速可被追払領中、 すみやかに りょうちゅうより おいはらわる(る)べし 若及異議者、 もし いぎにおよばば 可被処別過怠之間、 べつに しょさる(る)べきに かたいのあいだ <べつに処遇されべきであるのに、てぬかりがあったので> 不日可被注進之由、 ふじつ ちゅうしんさる(る)べきのよし 被仰出候也 おおせいだされそうろうなり
お礼
回答ありがとうございました。とても助かりました
補足
回答をくださり誠にありがとうございます。 「自」と「至」は、それぞれ「より」「いたり」と読んでみました。 判は変換ミスでした。正しくは「伴」となります。申し訳ありませんでした。
お礼
回答ありがとうございました。とても助かりました