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芸術家は1部を除いて貧乏なのはなぜですか
失礼な質問で申し訳ありません。 芸術家と言われる方は、ほんの1部の方を除いて貧乏なのはなぜですか。また、貧乏なのを愉しんで「芸術家気取り」の方が多いのはどうしてでしょうか。「売れない」のは世間が自分の芸術が「理解」できないからなのでしょうか。もともと「生産性」がないことは解っているつもりです。よろしくおねがいいたします。
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芸術家って表現者ってことですよね 表現する事ができれば誰でもなれるけど その表現を気に入って、食っていけるだけ出資者がつくのは稀だから 一部を除いて貧乏といわれるんじゃないかな 貧乏で表現できなくなってしまったら、芸術家ですら無くなってしまいます 世間はその表現が理解できなくても、個人的に好きではないと思っていても 金になる、と思えば買うだろうし ゴッホなんか、生前見向きもされなかったのに 死後、絵と手紙を合わせて展示したら評判良くて売れ出したわけで それを「理解」というのか「アピール上手さ」と取るのかわかりませんが 一部の芸術家になるには 「お金を出しても欲しい」と思わせる「何か」がないといけないし それを世間とつなげてくれるもの(運や人や出会い)も必要なんでしょうね ミケランジェロに教皇がいたように ニジンスキーにディアギレフがいたように
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- Postizos
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「芸術家気取り」の件にお答えしてみます。 故渡辺和博が「金魂巻」の中で「収入と主張の法則」ということを言っています。 「人は収入が多くなるほど主張が減り、収入が少なくなるほど主張が増える」というものです。 収入が多いということでそれだけ世間に認められていると思うことができるから主張がなくなって行くということなのでしょうね。 売れていない芸術家は収入が無いわけですから税金の申告書を見て自分が芸術家だと満足したり、所得税が高すぎると文句を言ってみたりすることはできません。 ですから勢い「自負心」や「矜持」だけが活動を続けて行く支えになるわけです。なので、芸術家を気負い過ぎていたとしてもできれば暖かい眼で見てやっていただけるとさいわいです。 制作や活動を続けている限り、どんなボロでお粗末でも芸術家は芸術家なのですが、あまりに悪い作品でしたら観客は文句を言っていいと思います。 芸術家が呈示するものの中にはご指摘どおり現時点での世の中には無い価値観も含まれていて、それも芸術家の仕事なのですから、売れないだとか「芸術家気取りだ」とかの非難は、時として甘んじて受けるほかないでしょうね。
- Postizos
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芸術家は元々お金持ちの人が多いんですよ。 だから貧乏が愉しいのです。 売れないのはお客さんが作者よりもっとお金が無いから。 学芸員なんかは資格があってももっと職がありません。ペーパー学芸員ばかりです。 お金持ちのお客さんは広いお屋敷の壁が余ってしょうがないので、そんな芸術よりもっと高そうでゴウジャスなしっかり名のある品を買うのです。だってあとで換金できなかったら損でしょ? 長い目で見たらお花をいけるより安上がりです。 そこまででない人はイルカのポスターを買います。シミのついた壁だか芸術だかわからないものを置いてたら、間違って大掃除の時に拭いてしまいますから、わかりやすい絵柄でないといけません。
お礼
早速の回答ありがとうございます。芸術家は元々おかねもちの人が多いのですね。若冲さんも光琳さんもお金持ちだったらしいですね。芸術にはお金がかかるということですか。参考にさせていただきます。
- ukoygwonim
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芸術家には免許がないからではないでしょうか。 建築士とか弁護士とか看護師とか、試験を受けて 免許を取る必要がある職業は多いですよね。 免許というお墨付きがあると、職があり食いはぐれにくい。 対して芸術家はまず知名度を上げないと作品が売れず、 たとえ作品が売れても無名では高額な収入は期待できない。 芸術家気取りの方は…まぁ、いるでしょうね。 上の理論からいくと、免許がないので“自称”でなれるし、 何らかの賞に自ら応募しない限り、実力は試されない。 「まだ本気出してないだけ~」「世間のレベルが低いし」 とか言って、のらりくらりと逃れられる訳です。 貧乏を楽しんでいるというか、貧乏を覚悟してなる人もいます。 そういう人は、表現すること=息をすること、みたいな感覚なので、 たとえ貧乏してでも自分の芸術を続けることを優先するのです。
お礼
早速の回答ありがとうございます。芸術家に「免許」ですか。良いかもしれません。表現すること=息をすること。参考になりました。
>貧乏なのを愉しんで「芸術家気取り」の方が多いのはどうしてでしょうか ↑ ↑ 多いんですか?。 (^^; 何を根拠に、多いと言い切れる?。 ★「貧乏を楽しんでる」人って、いるのですか?。 ★「芸術家気取り」では、芸術家では無いですね・・・。 あ・・・、「逆質問」、ごめんなさい。 >「売れない」のは世間が「理解」できないから? ↑ 概ね、「そうだ」と言い切れます。 歌手のCDが「売れる」、「売れない」のと同じ理屈ですよ。
お礼
早速の回答ありがとうございます。数字の根拠はありません。芸術家ってお金より大切にされるものがあるような気がしまして、そのような表現になってしまいました。
- 3711710
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こんにちわ~。あるレストランを企画するとします。 建築設計・監理が委託されます。花瓶などお飾りはオーナー 自ら手配できます。陶芸家に頼まないことも。絵はどうか? 印刷したものを買うことが多いですね。絵画をたのみません。 公共施設の記念銅像などは彫刻家に依頼します。 クライアント(依頼者)が少ないことが日本の実態ですね。 過去、お殿様は襖絵を書かせました。お寺では天井に絵も。
お礼
早速の回答ありがとうございます。そうですか依頼者が少ないのですね。逆に芸術家が多いともいえますか。
お礼
早速の回答ありがとうございます。「お金を出しても欲しい」と思わせる「何か」がないといけないし それを世間とつなげてくれるもの(運や人や出会い)も必要なんでしょうね。芸術家も「営業」の才覚が必要なのかもしれません。考えさせていただきました。