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「希臘の母」の意味について

至急返答をお願いします。 有島武郎の『小さき者へ』の中に、 「希臘の母の真似(まね)」という記述が出てくるのですが、 これは何を意味しているのでしょうか? 以下、該当部分の引用      ↓ 「(中略)その頃の母上は殊に美しかった。希臘(ギリシャ)の母の真似(まね)だといって、部屋の中にいい肖像を飾っていた。その中にはミネルバの像や、ゲーテや、クロムウェルや、ナイティンゲール女史やの肖像があった。その少女じみた野心をその時の私は軽い皮肉の心で観ていたが、今から思うとただ笑い捨ててしまうことはどうしても出来ない。(以下略)」 よろしくお願いします。

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noname#207589
noname#207589
回答No.1

 有島武郎『小さき者へ』の参考に成りますか、 次のURL御覧下さい、http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0650.html 御存知と思いますが、有島はキリスト教から多くの影響を受け、作品中にも色濃く反映された物が多いでしょうか。 文中「希臘の母の真似......その中にはミネルバの像や......」のミネルヴァ(英語由来の慣用名)はローマ神話12神に出て来ますが、元々はギリシャ神話のアテーナー、アテネ~日本語慣用名アテナ、アテネに相当しますが、歴史上はギリシャ神話の方が古く、人類の祖としての「ギリシャ神話の6女神」の中の一人に準えて「希臘の母」とゆう言葉を使った物と思われます。 「産は女の出陣だ....(小さき者へ文中)」、http://homepage.mac.com/iihatobu/work/Goddess.html 古来より、「母なる大地」、「母なる海」等、「母」に纏わる数々の信仰(本当の古代では最高神は女神♀の方だった様ですね)が在り、有島の生い立ち其の物の凝縮が此処等辺りの一文に繋がったのではないでしょうか?と思えますが........ ※後、Wikipedeia「オリュンポス十二神」を必ず参考にして下さい、URL長すぎてアウト!! ヨーロッパの大学(文学部・哲学科)では、ギリシア語(含む古代ギリシア語)が必須らしいですね。

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