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ギリシャについて。

ユーロがギリシャのユーロ離脱を引きとめようとするのは何故ですか?

みんなの回答

  • Broner
  • ベストアンサー率23% (129/554)
回答No.5

 .hekiyu さんの言うとおりです 付け加えるとしたら。  現状のEUは、    (1). 人、物、商品の入出国の自由。     (2). 通貨のユーロへ統一  だけです。 特に、(2) が、問題です。  EU連盟の各国は、各国通貨をユーロへ統一したため、   (1). EU内の関税の撤廃   (2). EU連盟の各国は、自国の通貨のマネーサプライ量を増やして、通貨安により貿易収支の赤字を減らす政策を封じられる。   (3). EU連盟の各国は、通貨をユーロへ統一した後も、それぞれに、政府を持ち、財政を持っている。  このように、EUが、連邦制まで、統合を完成していないため、EUの貿易は、競争優位のドイツの一人勝ちに近い状態で、EU連盟の各国昔のままですから、無駄が多いのです。 特に、EU連盟の各国は、関税、自国の通貨のマネーサプライの量的緩和政策も出来ないで、財政を運営している。 また、EU連盟の各国は、各国通貨をユーロへ統一したなら、土地利用も、連邦全体で、整合性のある計画に基づいて、なされなければ、無駄が多い。  この現状からの、解決策は、本来の連邦制に移行することです。 暫定の通貨の統一から、国を無くす、連邦制に移行するのに、時間がかかり過ぎたため、ギリシャ危機が生じたのです。 ああ疲れた、ようやっと、ギリシャ危機の説明ができた。 結論、最終形の連邦制になかなか慣れないのが、主原因です。 この原因であるのに、ギリシャ危機の経済危機で、EU離脱では、連邦制の将来がありません。 私は、完璧に説明できたとは、思っていません。 多分、不足の部分が多々あるでしょうから、参考にしてください。

  • asuki-7
  • ベストアンサー率15% (9/60)
回答No.4

大きな金融機関が破綻すると次々に破綻が連鎖し、企業、銀行、政府や地方自治体を巻き込み次々とドミノ倒しのように破綻が続くことで経済は恐慌へと向かうことになります。アメリカでリーマン・ブラザーズという大金融業者が破綻した時は、恐慌直前の状態でした。アメリカはそれまでことさら喧伝してきた自由主義経済としての道理をかなぐり捨て、政府介入により金融機関を公的資金で救済し、あらゆる方面から保護法が次々に作られて、投資家保護に動き、中国政府も失笑する中央の保護と救済政治を行いました。 その結果、アメリカの恐慌入り、しいては世界経済の恐慌入りは一歩手前で防がれました。 ギリシャの破綻は5年前ならリーマン・ショックと同じぐらい経済に大きなダメージを与えたかもしれませんが、現在はその後の世界経済の回復や金融機関保護に関わる法整備、金融関連の保険的金融商品の保護、欧州中央銀行との連携や根回しによるところで ”ギリシャが離脱し破綻しても大きな混乱にはいたらないのではないか” と言われています。 しかし「ギリシャが破綻しデフォルトによって一時的に混乱しても、ギリシャが借金から開放され経済復興へ動き出す」という問題があるのです。これがどのような問題かといえば、それはPIIGSと呼ばれるギリシャのような国がギリシャ以外に4カ国あるという問題です。ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインの5カ国の略称としてPIIGSと呼ばれ、仮にギリシャ1国が破綻をしたとして大きな問題とならなかったとしても、他の4カ国の中の1国でもギリシャのあとに続けば、100%EU経済は破綻し恐慌へと向かうことに成ってしまうのです。 ギリシャは現在、外国からの多額の借金から「金返せ、贅沢するな、国民生活より借金返済を優先しろ、緊縮財政をして借金を返せ」として借金返済に追われる立場です。そして他のPIIGS4カ国も同じような状況にあります。そんな中、ギリシャが破綻し借金から開放される状態になったらどうなるでしょうか?普通に考えたら4カ国もあとに続いて何の不思議もありません。5カ国にとって「金返せ、贅沢するな、国民生活より借金返済を優先しろ、緊縮財政をして借金を返せ」として困窮している状態から開放されるのがデフォルトです。デフォルトは困窮している立場の国々にとっては、デフォルト前でも後でも状況は変わりません。将来の復興の可能性を加味すればデフォルトした方がよい状態だと言えます。 ギリシャ一国に留まらないという大問題があるということです。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.3

ギリシャ経済は破綻しています。EUに加入することでかろうじて生き延びられています。仮にギリシャがEU離脱(ユーロ離脱)すれば、ギリシャにユーロを貸し込んでいたヨーロッパの銀行が巨大不良債権を抱えて破綻します。ヨーロッパ経済も破綻します。破綻は世界中に広がり、リーマンショック以上の世界的恐慌が起きます。日本経済も大損害を受けます。再びデフレ低成長の海に沈むでしょう。ヨーロッパならずとも引き留めないわけにはいきません。 そもそもギリシャのような怠け者の貧乏国をEUに加盟させたのが行けないのです。EUはもはや破綻しています。ドイツの一人勝ちで、後は疲弊しています。近いうちに大混乱が起きるでしょう。ドイツは一人勝ちの勢いをかって、ウクライナに手を伸ばし、経済植民地にしつつあります。裏庭で勝手なことをされたプーチンが怒って巻き返しを図っています。それが今のウクライナ問題です。こうなるとアメリカも手が出せません。ヘタレオバマが犬の遠吠えをしているだけです。やがて巨大化したドイツとロシアの間で対立が起きるでしょう。第3次世界大戦になるかもしれません。日本もとばっちりを食うでしょう。ギリシャ問題はギリシャだけの問題ではないのです。

回答No.2

債務を踏み倒す先例になるからでは? ギリシアのEU離脱の目的が国としての計画倒産ですから、債権を持ってるEU諸国は、許しにくいかと。 物乞いでしか生きられない国が隣に出来たらどうなるか、ってことです。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.1

そもそも論になりますが、EUは、鉄鋼と石炭を巡る 戦争を阻止しようとする組織が基になって出来た ものです。 その後、米国、ソ連、日本、中国などに対抗出来る ための組織へと発達しました。 ギリシアが抜けるのは、そもそもこの目的に逆行します。 ギリシアが抜けたら、英国の離脱にも拍車がかかります。 そうなったら、永年営々として築き上げてきたEUの 理念が崩壊する怖れが出て来ます。 経済的な問題もあります。 ギリシアが抜けたら、EUの落ちこぼれであるイタリア、 スペイン、ポルトガルの国債利回りが高騰するでしょう。 そうすれば、フランスやドイツの利回りも高騰せざるを えず、EU全体がオカシクなります。

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