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「毎年」の読み方
「毎年」は「まいとし」と読むのか、「まいねん」と読むのかどの場合にはどちらか適しているのでしょうか? 毎年毎年と繰り返す時はどちらがいいのか、毎年良く米が実りました、という場合にはどちらがいいのか、辞書にはどちらの読み方も載っていましたが使い分けるとしたらどのようにしたらよいのか教えてください。よろしくおねがいします。
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どちらでも良いのかも知れませんが、あえて使い分けたいなら、こんな風に考えてみるのはどうでしょうか? 辞書によっては、「とし」というのは元来 穀物を意味するとあります。 つまり、あるサイクルを暗に想定している語の場合に「とし」と読む。 逆に「ねん」というのは年数を表す助数詞、つまり時間の単位としての意味を想定する場合の読み。 例えば、生年を「せいねん」と読むのは、何時生まれたか?という時間の単位の話だから。 「なりどし」と読むと、果実がよくなる年。となります。 そこで、「毎年良く米が実りました」の場合には、 豊作の年(とし)も凶作の年もいろいろある筈だけど、言及してる期間に関しては、稲の耕作サイクルが毎回うまく行った。 という意味を暗に含んでいますので、「まいとし」。 「毎年毎年」に関しては、文脈によって、 each の場合は「まいとしまいとし」、 every の場合は「まいねんまいねん」かなぁ。 と、いろいろ書いてしまいましたが、「まいねん」という言葉は僕自身はあまり使わないかも。 でも、昔話の朗読をする時には、「まいねんまいねん」とゆっくり畳み掛ける方が、響きがいい感じがします。。。(^^;
お礼
ありがろうございました。 ねん:単位として とし:1年という時間を表す、といったところでしょうか? each,everyでの使い分けでよく理解できました。昔話などなら、響き方の良い方を使うと良い、と言うことなのでしょうね。でもこうして考えてみると日本語って繊細なんだなと思いますね。他の言葉では、同じ単語が2種類の読み方を持つなんて事はないのでしょうね。