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技術士と中小企業診断士のどちらが有利か?
56歳のサラリーマンです。 環境関係の仕事をしていたので、現在次のような資格を持っています。 1.エネルギー管理士 2.環境計量士(濃度、騒音・振動) 3.公害防止主任管理者 4.公害防止管理者(大気第1種、水質第1種、振動、騒音) 5.高圧ガス取扱主任者(化学、機械) 6.甲種危険物取扱責任者 7.有機化学物質取扱責任者、特定化学物質取扱責任者 8.技術士補(環境) 現在は、品質関係のISO9001の仕事をやっています。 定年後、ISO監査員あるいはCSRの監査員の仕事がやりたいですが、環境関係の技術士と中小企業診断士のどちらの資格を取ったら有利でしょうか?時間的に、どちらか一方の資格しか取る余裕がありません。
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- csman
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No.2です。 >ISO監査員あるいはCSRの監査員は技術系の知識は必要だと思うし、 今まで取得された資格から言えば、『技術士』の方が簡単に取れると思います。 といった意見のあることに気づき、驚いています。 ISOなどの監査員は、極端にいいますと、20~30万円の講習料金を 支払えば、普通に取得できるものです。 また、ISOそのものは、手順に関するものですので、特に技術的専門知識が なくとも対応できます。 私の経験からいいますと、一般企業内では、技術士、博士、一級建築士は ほぼ同等に扱われていますが、一級建築士は専門課程を修めた人は、いずれも 取得していますが、一級建築士保有者でも技術士には、なかなか受かっていません。 (博士号を持っている人であっても、技術士の資格試験に合格できない人が おります。) 一方、技術士補の取得試験、つまり技術士一次試験は、理科系大学の卒業生でしたら 容易に合格でき、二次試験の受験資格の一部をなすために受験する人がほとんどで、 技術士補の登録を行う人は大変少なく、企業内ではまったく評価対象になって いません。 これに対して、技術士二次試験(技術士資格取得試験)は、4年以上の専門的実務経験が 必要で、しかもさまざまな関連学会誌などを精読していないと対応できませんので、 一次試験とはまったく比較にならないほど高いレベルです。 あなたの専門分野の過去問題を確認すると、それがわかるでしょう。 建設コンサルタント業の部門登録を行うためには、当該部門の技術士を置かなくては なりませんし、先述のように、公共事業の調査設計業務に応募するためには、 管理技術者(業務責任者)は技術士でなければならなくなっています。 ある程度の規模の企業内でしたら、分野ごとに比較的多くの技術士がいますので、 実績のない定年後の人が再就職できるとは考えられません。 ただし、小規模な企業ですと、技術士数は限られていますので、以前ならあるいは再就職 できたかも知れません。 しかしながら、現在は、こういった社会経済情勢ですので、いわば嗜好品に相当する 環境関連の公共事業は相当縮減されており、小規模な企業でもなかなか再就職は難しい かも知れません。 なお、環境計量士や測量士などの資格については、前記技術士や博士よりは低い企業内評価 となっています。
資格には名称独占資格と業務独占資格が存在していますけど、その辺は理解されていますか。 中小企業診断士は名称独占資格なので、別に知識または経験さればあれば、業務をすることは 可能です。 > 監査法人等で何か企業監査関係の仕事ができたらいいなあ”とも思っています。 監査法人での企業監査は、『公認会計士』しか行うことができません。 公認会計士は既にマスコミ報道でご存じだと思いますが、合格しても就職難になっています。 それに、ISO監査員なら、民間機関で行われている研修を受ける必要がありますが、その辺はご存じでしょうか。 http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/eqa.html
お礼
ご回答どうもありがとうございました。
- csman
- ベストアンサー率22% (81/362)
あなたが取得している環境関連資格のうち、少なくとも3、4、8は、定年後の 就職に何の価値もありません。(すでにご存じだと思いますが…) また、環境関係の技術士というのは、具体的な受験部門は何を想定している のでしょうか? 技術士というのは、建設コンサルタント業務遂行のための会社を設立したり、 あるいはそのような会社で業務を遂行するために必要な国家資格です。 経験業務に関する論文提出がありますので、実務経験がなければ、合格は あり得ません。 合格率は10~15%で、あなたが保有している資格よりはなかり難しいと 思います。 建設コンサルタントへの発注先は、大半が官庁ですので、環境部門ですと、 環境省所管事業が主体となりますが、業務量は多くありません。 これに対し、建設部門の建設環境では、顧客は国交省ですので、業務量は かなり多くなりますが、近年の発注業務の多くはプロポーザル業務ですので、 類似業務実績のない方の応募は困難です。 したがって、たとえ技術士を取得できても、上述の理由から、業界での 経験年数のない方を雇う企業は皆無でしょう。 なお、中小企業診断士につきましては、環境とは関連のない文系資格 ですので、技術士との比較については、わかりません。
お礼
ご回答どうもありがとうございました。
中小企業診断士は経営コンサルタントとしての資格です。 つまり、労働関係の法律や商取引に関係する法律知識や財務・会計などが試験科目です。 ISO監査員あるいはCSRの監査員は技術系の知識は必要だと思うし、今まで取得された資格から言えば、『技術士』の方が簡単に取れると思います。
補足
ご回答どうもありがとうございました。 技術士は別名”記述士”と言われ、資格をもっていてもほとんど価値がないとも聞きます。 しかし、さらに技術士になれば、相当有利に職を得ることができるでしょうか? また、電検3種の資格を来年取る予定です。 そこで、電検3種をとったら、環境関係の資格を取るのはもうやめて、中小企業診断士のの資格を取り、”広い知識を持って、監査法人等で何か企業監査関係の仕事ができたらいいなあ”とも思っています。 私の持っている環境関係の資格と中小企業診断士のコラボレーションでいい仕事は見つからないでしょうか?
お礼
ご回答どうもありがとうございました。