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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SOG 零相変流器)
SOG零相変流器とは?地絡事故の電流判断方法とは?
このQ&Aのポイント
- SOG零相変流器は地絡事故に対して電流の向きで判断し動作する装置です。
- 地絡事故において、電流は負荷側から電源側に流れ込むか、電源側から負荷側へ戻る方向に流れます。
- 地絡電流は地絡した相以外の電線の対地静電容量を通して流れ、電流バランスが崩れるため、零相変流器の2次側に電流が流れるのです。
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まず、6kV系の話と仮定して 6kV系統は非接地系として書きます。 非接地系の地絡は参考URLを見てください。 非接地系の地絡の場合は 例えばA相地絡→大地に→同じ系統の全体の対地静電容量で配電線へ→配電線から変電所へ→合成されて事故配電線へ というループが主たる流れになります。 GPTを通っても帰還しますが、これは少ないと思ってください。 >地絡電流は地絡した相以外の相の電線の対地静電容量を通って流れ、これにより3相に流れる電流のバランスが崩れ零相変流器の2次側に電流が流れるらしいですが、なぜ元の相の対地静電容量を通ることはないのでしょうか? 例えば話を簡単にするためにA相の完全地絡を考えます。 完全地絡ですから大地とA相は同電位となります。 同電位では電流は流れません。 B,C相は対地電圧が√3倍になります。 いま、A相完全地絡と仮定しているので、接続されている配電線の全体のBC相の対地静電容量を通して、主回路に戻ります。 変電所のなかで変圧器で合成されて、地絡のA相に向けて流れることになります。 次にZCTの付いている位置ですが、A,B,C3相を一つにくくる形で設置されています。 事故の配電線で考えると 地絡相のA相に6kV系全体のBC相の帰還分が事故点に向かって流れ出し、 B,C相には1回線のB,Cの対地静電容量に見合った分だけが流入します。 (6kV全体のBC相の対地静電容量による)-(事故回線のBC相の対地静電容量による)この差分をZCTは配電線のIoとして検出するのです。